kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ダメージが残っているらしい

2015-01-25 | 陸上競技
土曜日、この日は通常練習としました。先日、「土曜日に合同練習するのだが」と誘っていただいたのですが検定の直前のため行けず。この時期、とにかく土日が完全につぶれます。生徒も大変だと思いますが我々も(笑)。勉強させないといけませんから時間の確保が必要です。県外に練習に行きたいという気持ちも強くあるのですがそこまで到達しません。商業系の生徒の一番しんどい時期ですから・・・。

そのため一日練習にはできませんでした。勉強時間の確保。更には前日のロードレースの疲労が多少なりと残っているでしょうから。普段とは異なることをやるとどうしても疲れが残ります。ロードを走るというのはやはり普段とは違います。ジョグレベルの走りなら問題はないのかもしれませんがハイスピード(そんなに速くないですが(笑))で走るというのはやはり違うのだと思います。疲労感も異なる。普段よりも力を使って体力が低下していたのもあるでしょう、前日インフルエンザ疑惑(土曜日にインフルエンザであることが判明)の選手以外にも「発熱のため病院に行く」という者が。うーん、どうなんでしょうか。前日にインフルエンザになった者と同じ空間にいたのは間違いありません。観戦している可能性は高いのか??

話をしているとほとんどの男子は心配になって熱を測ったということでした。まー当然でしょうね。一人だけ「熱を測る必要あるのか?」という感じで話していました。これは感覚の違いだと思います。「ひょっとしたら感染しているかもしれない」と感じる者は普段から自分の体調に気を配っているのかもしれません。だから熱を測って確認をしてみる。逆に「測る必要ある?」と感じる者は何も意識をしていないのでしょう。だから「万が一に備える」者とは差が出てしまう。ここをどれだけ「感覚を合わせよう」と思っても難しいと思いますね。そういう部分を指導の中でどうやって伝えていくか。真剣に考えています。

練習はこのような状態だったので「短い距離」を中心にやっていこうかなと。アップはダイナマックスで。その後その場での脚運びを中心にやっていきました。その時に少し思い出して「感覚作り」をやることに。これはあまり良くなかった気がしますね。簡単な動きの感覚なのですが選手には伝わりませんでした。かなり時間を要しました。そのあとの動きもいまいちだったので今の選手にはその動きはあまりあっていないのだと思います。この練習はしばらくやめようと思います。感覚で「良いな」と思ったものは継続的にやりたいと思いますが、「ん?」というものをやっても効果はないと思います。これも分かりませんが(笑)。やっていることが万人にあうというのはないと思います。そこを見極めていかないといけないなーと。実はこの感覚が大事なのではないかと最近思っています。論理的に云々ではなく「合うか合わないか」というのはあると思いますね。

疲れもあって感覚的に鈍っているのも影響していると思います。鋭い時にはそれなりにすぐにできますが鈍ってしまっているときには何をやっても上手くいきません。考え物です。そんな状態だったのでハードルを使ったドリルをやってからフレキでの切り替えにしました。前での動きの切り替えを意識させるためです。こういう動きがどれだけきちんとできるかというのも大きいと思っています。感覚を作るために切り替えですね。そのままもも上げに。これも何故入れたのかと言われると微妙なのですが感覚的に入れたほうが良いかなと感じただけです(笑)。

そのまま並走へ。男子は数人いませんから練習になりません。女子は一応そろっているのでバトンができます。本来であればもっともやっておきたいのですが・・・。なかなか計画通りに行きませんね。問題山積みでしょうか。走力云々ではなくこういう基本的なことを積み重ねていかなければいけません。もうちょっと考えないといけないですね。この日もグランド状態が少し緩いので乾いて走りやすい所でやることにしました。頻繁にやっているマーク走をやることにしました。上述のように少しダメージがあるので動きが鈍い感じがしました。これは私がそう感じただけなのかもしれませんが。そのためある程度やってから意図的にマークの距離を狭くしました。これは先日書いた内容はとちょっと違う意味です。重心移動をさせることも大切ですがある程度「速く動く」ことも必要です。マークの距離が狭いと大きく動いていたら間に合わなくなります。速く動かして処理する。そのためピッチが上がります。意図的に速く動かしてもう一度距離を伸ばして走ることに。少しピッチを意識した後に通常の走りに戻す。

この練習の時にある選手の動きがあまり良くありませんでした。距離を短くしたときに「落とす」意識が強くなりすぎて動きに力みが入ります。これは分かってもらいにくい部分かもしれませんが元々「落とす」意識が強すぎて後半でその場足踏みになるような走りをします。先日は「距離を伸ばす」ことで落とすだけでは走れない状況を作って上手くいきました。他の選手は「速く動かす」意識をさせることで走り自体が改善されますがこの手の走りをする選手に「速く落とす」ことをさせると動きが元に戻ってしまい狙いの動きになりません。1本走ってひどかったので伸ばした状態でやらせました。ここは判断が難しいと思います。見ている中での判断。

終了後にグランドが比較的大きく使えたので走ることに。タイヤを使っての150mT-120mT-60m×2。「T」はタイヤ引きを表しています(笑)。先日は150mだけでしたがこの日は120mもタイヤを引くことに。3年生はかなり動きが鈍くて「走れていない」と感じていたようです。前の日のロードレースでマネージャーに負けたくないので最後全力で力を使い切った様子でした。まーこれも仕方ないかなと感じていました。それでも3年生がこの時期にしっかりと練習をするというのは大事なことだと思っています。進学して競技をやろうというのであれば冬期練習でもやらないといけません。男子、1年生が良く走れていました。男子のエース候補ですね。上手くいけば早い段階で11秒前半に到達するのではないかという感じがあります。2年生は後半ほとんど勝てない状況でした。短長なんですが・・・。男子はまだ全体的に底上げをしないといけないですね。

女子は久々に選手が全員走っていました。エース候補の1年生は足の痛みと相談しながら練習したいと申し出てきました。休んでいて治るわけではないですし。前日、この選手の保護者に偶然会ったのであれこれ話をしておきました。非常に協力的なのでなんとか痛みが引く方法を探っていきたいと思います。この子がきちんと走れるようになると12秒中盤くらいまではいくのではないかと思っています。過大評価かもしれませんが、それくらいの力はあると思っています。13秒切りは確実だと思っています。まだまだやるべき練習ができていない中でこれだけ力を発揮しますからもう一押しできれば本当に面白い。その選手に負けてもらったら困るのが他の者。それなりについて走れるようにはなってきました。最低レベルを「12秒8で4人」に置いています。十分達成可能な水準だと思っています。以前に比べてこちらも手ごたえを感じながらできるようになってきた気がしますね。

結局13時前に練習終了。その後私は個人的に勉強したいと申し出てきた生徒のためにクラスで補習。17時過ぎまではやったでしょうか。私自身もかなり疲労しています(笑)。

来週はきっちり追い込んで練習をしていきたいと思います。もう少しの辛抱でしょうか・・・。
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ロードレース大会

2015-01-25 | 陸上競技
金曜日、この日はロードレース大会でした。荒天中止となっていましたが残念ながら好天(笑)。中止になっても走ることになるのですからやってしまった方がいいと思いますね。関係なし。

ロードレースで走るので朝練は軽く。バランスディスクにしました。が、ふと見てみるとシャフトに重りがついていません。いつの間にか負荷が軽くなっています。ここ最近はずっと会議などで練習をきちんと見れていませんでした。ある時期から指示を出して重さを増やしていたはずなのですがバタバタしている間に以前の重さに戻っていました。よくあるパターンですが、いい事ではありません。次からはプレートを付けて行うように念押しをしておきました。

ロードレース、なかなか厳しい条件の中で男子は約8キロ、女子は約5.5キロを走ります。アップダウンがかなりあるので足にくるダメージは大きいと思っています。うちの短距離は長い距離への対応がなかなかできません。そういう練習をしていませんから。それでもそれなりには走ると思っています。まー当然といえば当然なのですが。毎日きちんと運動をしていればそれなりに走れるようになります。短距離だから走れないというのはないでしょう。

男子は長距離が1・3位。できればワンツーに入ってもらいたいところです。女子は長距離が5・6位。バスケ部に上位を独占されました。この日は2名バスケ部が走っていませんから完敗というところでしょうか。私自身は長距離の練習を見ていません。ここは批判を受けるべきところかもしれませんね。同じ部員であれば平等に指導をする必要があるのではないかと。顧問体制としてうちは短距離と投擲しかできないという話を最初からしています。長距離がロードに行くのについていくことはありません。選手もその事をよく思っていないでしょう。私のスタンスが良くないのかもしれません。しかし、最初からそこを宣言しています。私は「短距離系の指導者」ですからロングを見るとメインが見れなくなります。学校によっては最初から「短距離は入れない」「長距離は入れない」という所もあります。最初の段階から「選択」しているからです。

今は外部コーチにお願いして練習メニューを立ててもらっています。ここは感謝しかありません。私がみれないのでせめてメニューだけでもと思ってお願いしています。現場で練習をなかなか見れないのでそこは厳しいですが。今回の結果を踏まえて色々と考えないといけないかなと思っています。県総体への出場権を確保するためには厳しい部分があるからです。なんとかしないといけないのですが。根本的な部分をもう一度組み立てないといけないかもしれません。

バスケ部の顧問の先生の話を聞くとやはり試合中にかなり走るようです。当然ですが。ずっと動き続けなければいけないのでかなり持久力が必要となる。ダッシュしてストップを繰り返すのですからかなりしんどいも思います。それが結果的にかなりトレーニングとなっているのでしょう。元々走るのが速いというのもあったと思いますがそれをバスケで磨いているのは確かです。長距離はペース走とインターバル、ロングジョグが中心になるのでしょうか。バスケ部が毎日長い距離を走らなくても持久力が高いというに大きなヒントがあると思っています。長距離だから短い距離を走らないという指導は当然ながらあります。が、視野を広げてショートインターバルのような練習を繰り返すというのも実は必要なのではないかと思います。かなりきついメニューになりますが、全力で動かして短時間でまた走るという練習が必要なのではないかと。まー違うのかもしれませんが。

短距離は女子が3年生が11位に入ったのが最高のようです。何故か選手を辞めてマネージャーになった者が12番目で下級生最高順位になる。意味が全く分かりません。「気楽に走ったら走れた」とのこと。うーん、絶対にまだ走れると思うのですが本人に競技をやる意思がないのであれば無理強いはできません。本当に勿体無いと思いますが仕方ありません。

ロードレースがあったので足のダメージが大きいと判断。ずっとロードレースの練習でアスファルトの上を走り続けています。この日が一応最後となるはずですが全力で走っていますからそれなりに疲れはあると思います。午前中で放課だったので1時間程度の補強を指示しました。体幹だけやって終わりにする感じてすね。私は午後から2時間強の補習。さすがに疲労してきました。練習が終わった選手から報告があり熱か出たので翌日の練習を休みたいとのこと。うーん、疲れはあるでしょうがそれだけではなさそうです。

この選手たけではなくクラスの生徒からも連絡が。発熱したので病院に行ったらインフルエンザだったとのこと。いや、この時期ですから細心の注意を払わなければいけません。感染症ですから予防をしても移る可能性はあります。日曜日が検定ですか怪しい雲行きでした。疲れて体力が低下した時には本当に気をつけないといけないと思います。結局体調を崩して試験を受けられないというのでは意味がありませんから。また、発熱をすると体力が落ちてしまいます。練習に復帰するときにも問題があります。きちんと気をつけないといけない。

補習後、2人だけ一緒に練習をしました。この週は明らかにトレーニングが足りないので強制的に2時間程度の補強としました。それでも少し足りないと思っています。家でも補強をやっておくように指示はしましたが、もっと具体的に細かく指示を出す方が良かったのかなと思っています。ここ最近の傾向ですか「考えてやりなさい」という漠然とした指示が浸透しません。補強をやるようにと伝えると「腹筋100回」でやったつもりになって終わっている可能性が高い。ここは私の甘さかもしれないですね。考えさせられます。

私も病気にならないように注意しなければいけません。補習等で明らかに生徒の近くにいます。万が一感染している生徒がいたら移る危険性はかなり高いと思います。なかなか難しい部分ですが(笑)。

またも取り留めもなく書いてしまいました。お許しを。
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