合宿最終日、この日は夜の段階から雨が降っていて朝練を行う時にも雨でした。この合宿で朝から雨が降った記憶がありません。ないだけだと思いますが。とりあえず軒下で身体を動かす。小雨なら屋外でできるのですが結構な雨だったのでそれも叶わず。県内の長距離女子が一緒に宿泊をしていたのですが、雨がっぱを持ってきていましたしシューズの替えも準備していました。今回の合宿にどれだけの選手が傘を持ってきていたでしょうか?「準備」というのは大事です。試合の時に雨が降る。この情報をきちんと入手できているかどうかで行動が変わっていきます。少しだけですが朝練の時にそのような話をしました。どこまで伝わるかは分かりませんが(笑)。
雨予報だったの練習場所に困りました。更に前日まで指導されていた方が「会議」のため午前中不在とのこと。午前中の練習は任せられました。「補強をやる」という話になっていたのでひたすらやることに。9時スタートで11時45分終了を目標に取り組むことにしました。脚にダメージが大きいと思っていたので体幹補強を中心にしようと思っていたのですが地面が濡れているので横になるのが厳しい状況。仕方ないので下半身補強へ・・・。自分の体重を使った補強に加えペアでおんぶをしたりしながら負荷をかけていきました。きついメニューを課しているので仕方ない部分があるのですがきちんとした負荷をかけられません。更に声も出なくなります。ここが難しい所ですね。
何人かは途中で止めて「やり直し」にしました。これって本当に良いことなのでしょうか?「強くなりたい」と思って部活に所属していると思います。しかし、それがきつい練習の前になるとどうしても「きつい」というのが先にたってしまいます。この状況では良くない。「必死にやりきる」という経験をさせないといけません。他校の選手ですが合宿に参加しているという部分があるので関係なく指導。顧問の先生が不在だった場合、多少なりと遠慮してしまうのですが本人のため&全体のためには必要不可欠だと思っています。どれくらいの補強をやったか記憶があいまいですがかなりの量をやったと思います。私が「かなり」というくらいですから「かなり」です(笑)。他の指導者から「いきなり下半身やったら終わってしまうやろ~」と言われましたが今回は仕方なくということでお許しいただきました。
股関節系の補強、しっかりと深くできない選手が多い。これは股関節の柔軟性の問題もあると思いますし、「筋力不足」もあると思います。深くできないのです。集団の後ろの方に行けばいくほど動きができません。最初の説明がきちんと聞けていない部分もあるでしょうし、自信がないというのもあると思います。もっともっと普段からやっていかなければいけないと思います。ひたすらやるだけではなく「何故やるのか」という部分も含めて話していきました。これもどれだけ伝わったかは分かりませんが。手押し車系は手首が痛くなってくる選手も出てきたのである程度の量で終了。練習道具が全くない状況での練習ですからバリエーションがありません。それでも飽きないようにひたすら異なる種目を心がけました。
さすがに限界が来たので雨が降らない所で体幹補強へ。他の指導者が良い場所を見つけてくれたのでそこへ移動して。地面に引くマットがなかったので背中が痛くなっていたかもしれないですが・・・。腹筋中心に行いました。「なぜ腹筋を鍛えるのか」という話をしました。普段の練習で腹筋はかなりやると思います。しかし、「走りのどの場面に活かされるのか」というのはあまり考えていないと思います。同じきついことをやるのであれば「目的意識」があるほうが良い。腸腰筋のトレーニングも同様。どうすればより効果的に鍛えることができるかを説明しながらやっていきました。結局本当に11時45分まで実施。4時間弱という時間ひたすら負荷をかけたので大変だったと思います。
この補強を見ていて色々なことを感じました。補強をするための基礎筋力が不足していると「狙いとする補強」ができないのです。腸腰筋を鍛えようと思っても「大腿四頭筋」(太ももの前)が弱ければできません。膝を伸ばして上げることができないからです。鍛えるためにその前の段階の筋力が必要。つまり、トレーニングのためのトレーニングが必要になるのです。股関節補強にしても内転筋を鍛えるにしてもその前段階が必要。これも今後の指導の中で考えなければいけない部分だと思いますね。もっともっと工夫と配慮が必要。単純に「手を抜いている」のではなく本当に「できない」という選手もいるのだと思います。他校の選手と関わる中で感じ取ることができました。
午後は少し早めに。午前中は難しいと言われていた指導者が会議が終わらないので午後も厳しいということになり急遽、私が走らせることに。練習の流れというものがあります。ここを無視して走るのはこの数日間の練習が無駄になってしまう。そこである程度考えて「流れ」を作っていくことにしました。フォローレッグを上手く使いながら走るという部分と接地の部分が課題でした。膝を前に出すことで腰も動く。この感覚を作る。地面を蹴って走るのではなくきちんと反発をもらいながら走っていくのです。その感覚作りはどうやってやるか?バトンを使ったりしながら説明していきました。説明に時間は取れませんが「最低限の情報」は与えないといけないと思います。意識づけですね。
スキップ等を中心にやって残りの時間はひたすら走る。「走り込み合宿」とまではいっていなかったのである程度走ることに。短短は動きの中でスピードを重視したいと思っていたので120m-100m-60mで。間はwalk(約60秒)でセット間は8分。ひたすら競争をさせました。6セットは走れたのではないかと思います。もう少し距離も本数もあったほうが良かったかもしれません。それでも疲労の中でスピードを出すことができていたのではないかと思います。ここ最近は私も「短短」が中心になっているので「きれいな練習」が増えてきています。あまりいいことではないなと感じています。時にはもっとがむしゃらに走れるようにならないといけません。
短長は150m×6本。間は60秒でセット間は8分。時間が許す限りということで3セットしかできませんでしたがかなりの負荷だったと思いいます。男子で一人段違いの強さを見せていました。かなり面白い選手だと思います。上手くいけば本当に全国で勝負できるのではないかと感じるくらいの動きをします。うちの選手もなんとかあがいていましたが圧倒的な差がありました。もう少し何とかしなければいけません。女子はうちの選手がかなり良い走りをしていました。順調に練習がつめれば61秒は切れるかもしれません。それなりにスピードはありますからそれをどう持続させるか。こちらも面白いと思います。最後に短短と一緒に120m-100m-60mを走って終了。かなりぐったりしていました。
うちの選手は学ぶことが多かったのではないかと思います。まだまだ「力不足」です。この状況では足りません。それをどうやって上のレベルに引き上げていくのかが重要だと思っています。まだまだ足りません。このことに関してはまた別に書いていきたいと思いますがひとまず合宿はここまで。私自身学ぶこと、感じることが多い合宿となりました。
雨予報だったの練習場所に困りました。更に前日まで指導されていた方が「会議」のため午前中不在とのこと。午前中の練習は任せられました。「補強をやる」という話になっていたのでひたすらやることに。9時スタートで11時45分終了を目標に取り組むことにしました。脚にダメージが大きいと思っていたので体幹補強を中心にしようと思っていたのですが地面が濡れているので横になるのが厳しい状況。仕方ないので下半身補強へ・・・。自分の体重を使った補強に加えペアでおんぶをしたりしながら負荷をかけていきました。きついメニューを課しているので仕方ない部分があるのですがきちんとした負荷をかけられません。更に声も出なくなります。ここが難しい所ですね。
何人かは途中で止めて「やり直し」にしました。これって本当に良いことなのでしょうか?「強くなりたい」と思って部活に所属していると思います。しかし、それがきつい練習の前になるとどうしても「きつい」というのが先にたってしまいます。この状況では良くない。「必死にやりきる」という経験をさせないといけません。他校の選手ですが合宿に参加しているという部分があるので関係なく指導。顧問の先生が不在だった場合、多少なりと遠慮してしまうのですが本人のため&全体のためには必要不可欠だと思っています。どれくらいの補強をやったか記憶があいまいですがかなりの量をやったと思います。私が「かなり」というくらいですから「かなり」です(笑)。他の指導者から「いきなり下半身やったら終わってしまうやろ~」と言われましたが今回は仕方なくということでお許しいただきました。
股関節系の補強、しっかりと深くできない選手が多い。これは股関節の柔軟性の問題もあると思いますし、「筋力不足」もあると思います。深くできないのです。集団の後ろの方に行けばいくほど動きができません。最初の説明がきちんと聞けていない部分もあるでしょうし、自信がないというのもあると思います。もっともっと普段からやっていかなければいけないと思います。ひたすらやるだけではなく「何故やるのか」という部分も含めて話していきました。これもどれだけ伝わったかは分かりませんが。手押し車系は手首が痛くなってくる選手も出てきたのである程度の量で終了。練習道具が全くない状況での練習ですからバリエーションがありません。それでも飽きないようにひたすら異なる種目を心がけました。
さすがに限界が来たので雨が降らない所で体幹補強へ。他の指導者が良い場所を見つけてくれたのでそこへ移動して。地面に引くマットがなかったので背中が痛くなっていたかもしれないですが・・・。腹筋中心に行いました。「なぜ腹筋を鍛えるのか」という話をしました。普段の練習で腹筋はかなりやると思います。しかし、「走りのどの場面に活かされるのか」というのはあまり考えていないと思います。同じきついことをやるのであれば「目的意識」があるほうが良い。腸腰筋のトレーニングも同様。どうすればより効果的に鍛えることができるかを説明しながらやっていきました。結局本当に11時45分まで実施。4時間弱という時間ひたすら負荷をかけたので大変だったと思います。
この補強を見ていて色々なことを感じました。補強をするための基礎筋力が不足していると「狙いとする補強」ができないのです。腸腰筋を鍛えようと思っても「大腿四頭筋」(太ももの前)が弱ければできません。膝を伸ばして上げることができないからです。鍛えるためにその前の段階の筋力が必要。つまり、トレーニングのためのトレーニングが必要になるのです。股関節補強にしても内転筋を鍛えるにしてもその前段階が必要。これも今後の指導の中で考えなければいけない部分だと思いますね。もっともっと工夫と配慮が必要。単純に「手を抜いている」のではなく本当に「できない」という選手もいるのだと思います。他校の選手と関わる中で感じ取ることができました。
午後は少し早めに。午前中は難しいと言われていた指導者が会議が終わらないので午後も厳しいということになり急遽、私が走らせることに。練習の流れというものがあります。ここを無視して走るのはこの数日間の練習が無駄になってしまう。そこである程度考えて「流れ」を作っていくことにしました。フォローレッグを上手く使いながら走るという部分と接地の部分が課題でした。膝を前に出すことで腰も動く。この感覚を作る。地面を蹴って走るのではなくきちんと反発をもらいながら走っていくのです。その感覚作りはどうやってやるか?バトンを使ったりしながら説明していきました。説明に時間は取れませんが「最低限の情報」は与えないといけないと思います。意識づけですね。
スキップ等を中心にやって残りの時間はひたすら走る。「走り込み合宿」とまではいっていなかったのである程度走ることに。短短は動きの中でスピードを重視したいと思っていたので120m-100m-60mで。間はwalk(約60秒)でセット間は8分。ひたすら競争をさせました。6セットは走れたのではないかと思います。もう少し距離も本数もあったほうが良かったかもしれません。それでも疲労の中でスピードを出すことができていたのではないかと思います。ここ最近は私も「短短」が中心になっているので「きれいな練習」が増えてきています。あまりいいことではないなと感じています。時にはもっとがむしゃらに走れるようにならないといけません。
短長は150m×6本。間は60秒でセット間は8分。時間が許す限りということで3セットしかできませんでしたがかなりの負荷だったと思いいます。男子で一人段違いの強さを見せていました。かなり面白い選手だと思います。上手くいけば本当に全国で勝負できるのではないかと感じるくらいの動きをします。うちの選手もなんとかあがいていましたが圧倒的な差がありました。もう少し何とかしなければいけません。女子はうちの選手がかなり良い走りをしていました。順調に練習がつめれば61秒は切れるかもしれません。それなりにスピードはありますからそれをどう持続させるか。こちらも面白いと思います。最後に短短と一緒に120m-100m-60mを走って終了。かなりぐったりしていました。
うちの選手は学ぶことが多かったのではないかと思います。まだまだ「力不足」です。この状況では足りません。それをどうやって上のレベルに引き上げていくのかが重要だと思っています。まだまだ足りません。このことに関してはまた別に書いていきたいと思いますがひとまず合宿はここまで。私自身学ぶこと、感じることが多い合宿となりました。