合宿が終わり通常の学校生活が始まりました。この週から「検定週間」に入ります。商業系の生徒は毎日「17時」までは検定課外に参加することになります。これにより練習開始は「17時10分」を過ぎることになる。これまでと同じような流れでは練習が出来なくなります。
それが2週間続くことになる。やりたいことはたくさんあります。しかし、それをすべてやっていくわけにはいかない。日替わりで「優先事項」を決め取り組んでいく必要性があります。トレーニングの部分は最低限入れたい。とはいえ、「体幹強化サーキット」や「サーキット」を2サイクル実施するとそれだけで20分が経過してしまいます。全てはできない。1サイクルだけでもやっておくようにしました。
また、うちの今の流れの中で「走るための準備」の時間を作っています。「走練習」をする前までにどれだけ「無意識化」ができるか。それが出来なければ「走練習」の質が下がってしまいます。「使う部分の意識の徹底」をしていく中で「走練習」では必要な動きに集中できると思っています。
そのため「準備」も最小限にとどめ、「空き時間に各自で意識するように」とだけ伝えて進めていくことにしました。ここ最近は徹底して「準備」をやってきています。それなりに「固定」や「縦の動き」は身についているのではないかなと感じています。そうであれば「意識の差」や「感覚の差」は出るかもしれませんが「走りに落とし込む」部分にもっと時間を割くほうが良いかなと。
水曜日は「台&BOXジャンプ」を入れました。これは合宿ではできなかったからです。毎日練習から外せない種目と外せる種目があるかなと思っています。「バランス系」と「台ドロップ」に関しては毎日やりたい。ハードルドリルも同様。「走るために必要な準備」として外せない者があるかなと思っています。
その流れの中で「加速段階T走」も。合宿ではT走ができません。その代わりに坂道などを使うのですが。スパイクの履き替えなども含めて学校であればスムーズにできます。ここも重要かなと。重心移動や膝の引きだしを重視して数本ずつ。
水曜日の朝はミーティングをさせていました。その中で「バトンの精度を上げる」と書いていたので「10バトン」と「25並走」を実施。この部分は生命線です。11月以降ほぼバトンがきちんとわたりません。この状況でシーズンに入ったら「終わり」だと思っています。徹底したい部分をどれだけ徹底できるか。「足が速いだけ」ではリレーは戦えません。走力が上がったとしてもリレーはできない。この部分をもっと突き詰めてもらいたいなという気はしています。この日も渡りませんでしたが・・・。
女子の1組を男子と一緒に走らせることにしました。スピードを出すためにです。男子は負けられない、女子は追いつきたい。その中で「最大スピードを出す」ということができると思っています。できるだけ「質」を上げようと思えばやはり重要な要素なのかなと。
バトン走をやってからシャフト補強のAメニュー。時間が極端になくなってきたので「40m↑ー30m→」を。これは前半マークと中間マークをそれぞれ置いて実施。前の記事はこの「マーク走」の中での話です。本人たちが何を考えて何を感じながらやるのかで大きく効果が異なるという良い例だと思います。
なんとか2時間でここまでやり遂げました。電車組は後片付けを他の者に任せて急いで帰らせました。開始時間が遅くなるから終了時間が長くなるというのでは意味がなくなります2時間という限られた中でどこまでできるのか。ここが大切なのかなと。逆に2時間である程度できるようになれば組み立てさえ工夫すればもっときちんとできるという感じがあります。
基本の確認に時間が割けませんが出来る限りのことをやっていきたいと思います。動き自体はかなり改善されてきている感じはあります。これからです。