kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

やりたいことと意識の持ち方

2020-01-19 | 陸上競技

更新するほどの余力がなく。色々とあって。バタバタしながらやっています。疲れているのはいつものことですがもう少しエネルギーが欲しいですね。

 

木曜日。この日も検定課外があるので5時過ぎに練習開始になります。もうメニュー表を見ないと何をしたのかさえ思い出せないような状況。これでいいのかどうか・・・。補強に時間を割くことができません。最低限の量にして走る練習自体を増やしておきたいなと思っています。

 

バランス系は「片足支持」と「T字バランス」のみ。本当は身体が温まるまで色々とやるべきだと思うのですが。その後DM∞を。うちの練習自体はかなり走る量が少ない方だと思っています。全く走らないというのはやはりあり得ない。走り込みで走りを作るタイプではないので。

 

動きの確認に時間を割きたいのですがこれもやり過ぎると走ることができません。とはいえ、合宿などでは道具を使ってやっていなかったので感覚的に「ずれ」が生じています。そこを修正するには「必要最低限」のことはやっておきたい。難しいところです。

 

「道具」を使うことで「感覚作り」がしやすいと思っています。合宿ではそれができない部分があったので多少の「ずれ」があると。この部分は修正しておきたい。とはいえ時間がない。ここで重要になるのが「理解」と「意識」です。やるべきことを明確にして「意識」して練習ができれば短時間でも効果は違うと思います。繰り返し書いていますが「やるだけ」では効果は生まれません。何度言っても動きが変わらないのは「身体能力」という側面だけではなく「やろうとしているかどうか」が大きい。

 

最近改めて感じているのは「動きができていない」選手はそのことに気づかない。自分では「できている」と思っているからです。更には「動きを変える必要性」を感じていない場合が多い。そうなるとどのような練習をしても効果は出ないと思っています。逆に「速くなりたい」という気持ちがあれば最善の練習と思われない内容をやっていてもそれなりに走れるようになる。

 

台ドロップとハードルドリル、台片足ジャンプと片足交互ジャンプを。これもわかりにくいと思いますが「縦の動き」を意識した後に「水平方向への動き」を。簡単に走りの基本をやってから「加速段階練習」を。壁引き出しをやってからタイヤ押しを。ここ最近やっていないのでやはり確認だけはしておきたい。この動きも「やるだけ」では効果は出ません。改善されない理由は「練習メニュー」ではなく「意識」だと強く感じています。「責任放棄」と言われるのかもしれませんが。

 

これも練習では何度も言っています。「与える」ことと「自分でやること」に違いです。メニューを作成して提供することはできます。しかし、それをやる本人達がどのような意識で取り組むかによってその「成果」は全く違うのです。そこに対して「指導者の責任」という意見もあると思います。それぞれの学校で違うのかなという気はしますが。実際目の前で見てもらうと分かる部分はあると思います。同じ練習をしていても「差」がある。それが積み重なるとどうなるのか。

足運びの確認をしてからスティック5歩→チューブ5歩→前半マーク→スイッチングラン(タタタ)をやる。これは意図があります。前の記事にも書きましたが「落とす」意識で走ってしまう選手が出るので「足を前に送る」意識を生み出したいなと思っていたからです。蹴って進むのではなく「前に送ることで進む」という感覚を持ってやる。段階を追って持っていきました。

 

スイッチングラン(タタタ)で速く動くイメージを持つ。単純に速くではなく決められた距離の中で「速く」なので重心移動も生まれます。こういう練習を続けていくことで変化が生まれてくると思っています。

 

この意識をそのまま「40↑30→」に持っていく。これにより「切り替える」という言葉の意味が「前に送る」という動きにつながっていきます。中間などにマークを置くのは定番のメニューなのだと思います。意識づけです。しかし、そのまま「意識」をどうするのか。単純にマークを越えるだけではなく素早く前にという意識を持つ。これにより身体の後ろで回ることが少なくなります。やりたいことを徹底する。ポイントをそこに絞っての練習としました。まずまずかなと。


時間がないのでとにかく慌ててシャフト補強Aメニューをやってから終わった者から50mT走を3本と60mスプリントを1本。何人かは本当に良い動きをしていました。少しずつやっていることが形になってきているのかなと感じています。この時の走りがレースで出せるようにしていきたい。まだまだ練習の中でしかできないことなのかもしれないですが。

 

とりあえず記録しておきます。練習には波がある。それだけは確かです。見極めたいと思いますね。

コメント
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