kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

「やりたいこと」と「やらなければいけないこと」

2022-12-01 | 陸上競技

思うことを。

 

先日から色々な人と話をすることがあります。「おかしい」と思うことに対して憤りも感じたり。狭い世界で生きていると間違いなく「流れが滞る」部分が出てきます。そこを打破するために何をするか。ここは重要だと思っています。クラブチームを作りたいという話は何度もしていますが、「まだ時期が早い」と言われることも(笑)。ここに関してはいつが適切なのかは分かりません。あまり遅くなると便乗商法みたいになるのですが。まー「お金」をもらうつもりはないので。ここに関しては「好きでやりたい」と思っています。

 

で、話がそれているのですが、「やりたいこと」があります。ここに関してはずっと書いていますが。「強化」をしたい。中学校から高校へのリンクが上手くいかない状況がずっと続いています。そこを改善するだけでも全く違う結果になってくると思っています。初任のころ「練習会を実施したい」というのを近隣の中学校に投げかけましたが「日程が合わない」「必要ない」ということでできませんでした。まー特に何の実績もない私が「練習会をやりたい」といったところで「何を言っているんだ」という感じになるでしょうから。特に20代だった私が「やりたい」といったところで周囲は「面白くない」という評価を下したでしょう。

 

この当時からすごく思っていましたが、「出る杭は打たれる」という感覚。別に自分自身の評価を上げるために何かをやろうというのではなく「これをやらないと将来困る」というのがあるから言い続けてきました。本当はそのころに「仲間を増やす」という行動をすればよかったのでしょうが。「練習会をやろう」という人が増えていたらもっともっと「今」は違ったかなと思っています。都市部と違って人数が多くない山口県で「強化」を考えたときには「中学校から長いスパンで育てる」というのが必要だと思っていました。果たせませんでしたが(笑)。

 

「やりたいこと」を考えていくとやはり「強化」です。「自分の学校だけ」という人もいると思います。それぞれの学校の特色がある。前も書きましたが「進学校」ではなかなか「部活動」ができない。でも、「強くなりたい」と望む部分はある。その「ニーズ」に応えることは必要なのではないかなと思っています。「自分のところだけ」というスタンスは今の私には考えられなくなっています。心が広くなりました(笑)。小さな話をしていても「勝負する」というところには届かないのです。それだけは間違いない事実。

 

今の学校にいる限りはなんとかそういう部分も考えたいと思っています。学校としてスプリントとハードルに関しては「負けない」という感じにならないと「体育コース」がある学校としては面白くない。学校に入ったことで満足する選手もいるのかもしれません。しかし、「名前だけ」ではなく「実績」を伴うようにしないといけない。最低限、来年度の県総体はハードル種目に関しては「表彰台独占」くらいまではできないといけないと思っています。特に女子に関しては人数的にもいるので「100mH」と「400mH」のハードル種目で「表彰台独占」というのが必要かなと。きちんとやればそれくらいは難しくないと思っています。県のレベル自体がそれほど高くないので「最低条件」という感じでしょうか。結局はそういう「目で見て分かる部分」がない限り、「強化できている」とは言えないのかなと。ここは「やりたいこと」として位置づけられるのか「やらなければいけないこと」として位置づけられるのか分かりませんが。どちらにしても「達成しないといけない」というのだけは確かです。

 

それに加えて「山口県はハードルが強いね」と言ってもらえる県にしたいなと思っています。これは親しい指導者がブツブツ言っていたのですが。他県では「香川県は棒高跳びが強い」という印象がある。群馬もだと思います。山口県も棒高跳びは強いですが(笑)。これまでの流れを見てみると「強い選手がいたときは強い」という感じがあります。毎年特定の種目で活躍できているかというと違うかなと。

 

そうであれば「山口県はハードルが強いね」と言ってもらえるように何かアクションを起こしたいなと思っています。それがハードル練習会なのかもしれない。幸い今はkrk君が活躍してくれています。今年は高校生でもIH、国体、U18で入賞している。これまでも国体の400mHで何人も決勝に残ってくれていますし。今も現役で走っているymd選手は何年も連続で日本選手権の決勝に残っています。今は色々なところに活躍の場を広げているsgm君も110mHでインカレ入賞などの華々しい成績を納めています。ここを考えると「ハードルが強い」と言われるくらいまで持っていけるのではないかなと思っています。それぞれが「独自」にやりたいところでしょうが、ある程度の方向性を定めでやっていくことで「武器」になるのではないかなと思っています。

 

それを上手く融合させるというかリンクさせたい。コーディネートしたいという感じでしょうか。それがスムーズにいけば「ハードル強いよね」という感じになってくるかなと思っています。そのスタートとして「ハードル練習会」を定期的にやってきました。1年間やってある程度軌道に乗ったと思うのでこれに「中学生」を交えて「組織作り」をしていく。その中から安定的に「全中出場」「IH出場」選手が出てくるようになると「全国で戦う」という水準まで届くのかなと。

 

10年も15年もかけてそこにたどり着くともう手遅れになってしまいます。その前にある程度の流れを作って数年間で「戦える」という状況を作れたらと思っています。技術的な要素が入ってくるハードルですから「元々上手い」というだけではなく、「磨かれて強くなる」という部分も大きいと思っています。時間もかかりますし、指導する頻度もある程度は必要になってくると思っています。だからこそ色々な人を巻き込んで「一人でやらない」ことが重要なのかなと。

 

話は戻りますが私が20代の時にはそれができませんでした。仲間を増やすという部分もできませんでしたし、ある程度の年齢層の方が「何かをやろう」という部分も少なかったので。「投擲練習会」が頻繁に行われていた時の投擲のスタッフはエネルギッシュでした。それが色々な形に現れていたのだと思います。当時、他の部分でも何かできていたら「今」は違ったかもしれません。kd先生に様々なことを教わって「育ててもらった」というのは大きなことです。それを伝承していくというか。もっと活かしていかないともったいない気がしています。

 

そう考えると「やらなければいけないこと」はここにあるのかなと思っています。求めれていないかもしれません(笑)。自分が今何をするべきか。ここの部分も含めて考えておきたいと思っています。必要とされるのであればやはりやっておきたい。誰かに期待されているわけでもありませんし、自分自身が「評価」されるためにやるつもりは全くありません(笑)。「今」の気持ちとしてはそれくらいのことをやっておきたいと思っています。この気持ちが明日も続くかは分かりませんが(笑)。

 

またもまとまらない(笑)。好きに書いておきます。

コメント
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