kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

岸辺露伴は動かない

2022-12-31 | 陸上競技
ここ数年、年末に見ていた番組があります。「岸辺露伴」を主人公としたドラマです。元々JOJO好きでした。スピンオフのような漫画も何冊か発刊されていたのでそれは読んでいました。






2年前に実写化されるというのがあって調べてみるとノベライズされていました。先にドラマを見たのですが、最高に面白いなと感じたので翌日に近くの本屋まで歩いて買いに行った記憶があります。2年前にそれを2冊読んでいました。

昨年も何かと重なっていて三夜連続のドラマのうち2話分は録画で視聴。これも面白かった。

で、今年は完全に忘れていました。ふと思い出して検索してみると27日、28日のニ夜連続で放送していました。慌てて見逃し配信で2話を視聴。本当に面白いので連続ドラマにして欲しいくらいです。元々ダークファンタジーが好きなのでこういう物語は最高に面白い。これは好みが分かれると思いますが。


で、本屋に寄った時に見てみるとまたも新しい小説が発売されていました。「岸辺露伴は叫ばない」「岸辺露伴は戯れない」の2冊に続いて「岸辺露伴は倒れない」です。ここ数ヶ月本を読んでいませんでした。半年近く読めていなかったのかもしれません。久しぶりに本を読むことができました。






頭の中で映像をイメージしながら読んでいく。この辺りが小説の面白い所です。最近語彙力がなくなってきているのも本を読まなくなったからなのかもしれません。

本を読みたいなと思いますね。その中から得るものは多い。現実に起きていることを認識しながら、本の中から様々なことを感じ取る。これは至福の時間なのかもしれません。

たった1冊の小説と50分強のドラマを2つ見ただけですが。心が動きます。忘れかけていた感覚なのかもしれません。

良い時間を過ごせました。
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saino合宿2

2022-12-31 | 陸上競技
思うことを。

どこかで限界を超える練習というのは必要かだと思います。毎日そんな練習をしていたら身体が持ちません。しかし、時として「滅茶苦茶な練習」というのが必要だと思っています。綺麗な練習をすると見た目は良いですが、やはり小さくまとまってしまう気がします。限界値を上げるというのが今回の合宿では大きかったかなと。

完全にお任せの形でやりました。私自身はその場に居なくても大丈夫な感じもありました。こう考えると普段の指導にも必要なのかどうかという気持ちもあります。前の記事にも書きましたがかなりの量をやりました。途中少しだけ声かけをしましたが、それさえもしない方が良いのかなという感覚になっていました。客観的に見てどうかを感じる。これはどこの場面でも同じなのだと思います。

今回は千葉でクラブチームの運営をされているonsさんも参加されていました。関東の方の状況を聞く機会もありました。東京では公立高校に進学する生徒の方が少ない。大半は私学へ。そうなるとクラブチームで中学時代からやっていって休む間も作らずに高校に進むことができる。私学の中学からそのまま高校へという流れもあると思います。この差は大きいなと感じました。地方は遅れている。実際に部活動の地域移行が難しくなっています。これは都市部も同じようです。真剣に考えさせられます。

走り込みの様子を見ている。かなりダメージが蓄積して足が痛くなっていた選手も多くいました。普段はスパイクでスピードを上げて走る練習をします。今回は走る量も多いのでシューズでの走練習でした。かなり前にも書きましたが、高校生も高いスパイクを履いています。アンツーカーで使うスパイクでさえオールウェザー用を使ったり。こうなるとダメージが大きくなる。もっと安くて使いやすいスパイクでいいと思っています。何かしらのプライドがあるのかもしれないですね。それにより故障するリスクが高くなります。そのここをどのように受け止めるかだと思います。

限界を超えるための練習だったので補強はほとんどやりませんでした。この辺りのことを聞いてみれば良かったなと今更ながら反省しています。本当に見るだけになっていて詳しい話を聞く機会を失っていました。今回のような特別な練習だけではなく普段の練習スタイルがどうなっているのか。多くの情報を直接聞くというのは大きな話だと思っています。そこまでアクティブに動けなかったのは自分の中で理由を考えないといけないですね。私自身がダメだなと思います。

前から色々と感じることがあります。指導するって何かなと。この1年間、なんとなく見過ごしてきたこともあります。私がメインで指導している訳ではないので、余計なことを言うというのは良くないなと。立場をわきまえるというのも必要だと思っていますから。合宿などをやってみると足りない部分が見えてきます。もちろん良い部分も。細かいことを言う方が改善はされるでしょうが、それでは自主性が育たない。「自主性を育てる」というテーマの中で活動をするためには、細かいことを言い過ぎるのはマイナスになるのかなと感じています。ここも難しい。

他県の選手は能動的です。自分達に必要だと感じたら質問しに行ったりと言われなくても動いています。県民性もあるのかもしれません。そこの部分が変われるかどうかというのもこういう合宿の刺激の一つだと考えています。他県の選手の様子を見て変わることができるか。

本当に私は居ても居なくても変わらないなと改めて感じました(笑)。陸上競技と自分の関わり方について考えたいなと思います。誰かの役に立てるのか。それは必要とされるのか。指導ができるから指導をするというのではなくて。クラブチームのような形でも良いのかもしれないし、どこかで指導を必要としている所でジプシー的な指導をするというのもアリなのかなと。もっというと本当に陸上競技の指導をする必要があるのかという根本的な問題さえ出てくるのだと思います。

本当にこのままあと20年過ごすのか。時代が変わってきていて、求められることも違ってくる。そうなると今のままの生き方では適合しなくなるのかなというのもあります。指導するのが当たり前だと感じながら生きてきたこれまでの生き方の見直しをしないといけないのかなと言う気もしています。「ハードル練習会」に関しても本当は自分が「やらないといけない」と思っているだけで「やらなくても良い」ことなのかなという気もしています。次回はやる予定ですが、それ以後計画的しないといけないのかなという気持ちになっています。

陸上競技と自分の関わり方について考えていきたいと思います。改めてそう考えることができた合宿でした。自分がやること、やらないといけないことって別にあるのか。一度きりの人生ですから「陸上競技」とは違うモノもあるのかもしれない。私のレベルで「指導者」というのも違うのかもしれないですし。指導者として相応しい人は県内にもたくさんいるんだろうなと思いますし。

感じたことを記録しておきます。
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