kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

記録会

2009-04-12 | 陸上競技
今日は県の記録会が実施されましたす。今シーズン初めての公認の大会です。特別準備をしたつもりはありません。今週は日程の関係で前半タータンでかなり負荷をかけました。中日に落としましたが、調整というレベルの話ではありませんが少し回復させました。昨日は刺激。まずまずの男女共に動きをしていました。

記録会自体は400mHが終わった時点からホームで風が向かい始めたのでなかなか記録が出ませんでした。気持ち的にはタイムが出たほうが良いですが、まー仕方ないですね。試合の感じをつかむだけで十分。

男子、過剰に緊張して力が全く出せません…。練習の動きと比べて力が出せません。数年前のうちの女子を見ているようです。周りを意識しすぎて自分の動きに目を向けることができません。慣れなければいけません。タイム的にもいまいちですね。まーかなり話をしたのである程度は分かっているはずです。男子はこれからですね。

女子は仕上がり状態はまずまず。mikiが400mHで昨年昨年のベストをいきなり更新する68秒2。特別速いタイムではありませんが、これからの仕上がりによっては非常に面白いですね。200mではrinaとakaneが向かい風の中かなり走れました。akaneは160mまでは昨年26秒2を出した選手を少しリードしていました。後半rinaに並ばれて硬くなりましたが非常に面白い。向かいの2mで27秒42と27秒47ですから26秒台が現実のモノになってきました。

女子は400mの選考もかかっていました。rinaは大学生と競り合い60秒70の大幅ベスト。同じ組で走ったmikiは前半400mHの感覚で入ってしまい完全に遅れてしまいました。63秒4でベストを更新しましたが、本人としては不本意だと思います。rinaとの差が3秒あるとは思いません。完全に展開のミスです。次の組に走ったyukaは前半から積極的に走る事ができ、さらにラスト50mから伸びた感じでした。63秒3の大ベストです。同じ組で走ったhathu(新入生)とshimaはベストの走りが出来ませんでした。この結果400mはrinaとyukaで決まり。選手選考に関してはまた別に書きます。

今回の記録会で女子に関してはかなりの手応えを感じました。全く油断はしませんし、気負う事もしません。現時点で3人60秒を切れそうな選手がいます。これから総体までに他のメンバーの頑張りがあれば3分台を出す可能性は非常に高いと思います。それだけでは戦えないのは分かっていますが…。

力があっても出せなければ無いのと同じ。きついようですがレースが終ってからnikiに言いました。これを本人が理解し出来るか?結局は「勝負」。強くなるためには……ですね。

疲れて書けません……。早起きして書きます(笑)。限界……。
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信頼される&覚悟を示す

2009-04-11 | 陸上競技
明日は記録会です。今回の記録会ではある程度の記録が出せれば良いと思っています。冬期トレーニングがきちんと積めた者はかなり強くなっていると思います。今日の練習は少し軽目にしましたが、動いている者はかなり走れています。単純にどれくらいで走れるかはわかりませんが(笑)。

先日から故障していて思うように走れないmisato、痛みがありますがスピードを上げてのウインドスプリントが出来るようになってきました。タイミングが合っているときの走りはひょっとしたら故障前の走りよりも良いかもしれません。走れない時にはその時にしか出来ない練習があります。他の選手がスピードが上がっていくのを一歩引いた所から見ながら、走れない自分の気持ちを保つというのはかなり辛いと思います。それでもあえてそういう場面で練習を見せましたし、チームからわざと離して一人で練習をさせることもありました。

木曜日にはmisatoと少し話をしました。今の置かれている立場と責任、気持ちの方向について本人の気持ちと目指す場所についての話でした。ここで更に気持ちが強くなったと感じました。手応えを感じていました。全ての練習が終わった後ににshimaから「先生は何を話したのですか?」というメールをもらいました。最後の練習は本人に任せたのですが、その姿勢が何かを感じさせたのだと思います。必死さが出ていたのでしょう。

その姿を女子全員に見せようと思いました。もちろん、misatoには何も言わずに。県総体には各種目3人ずつしか出場できません。明日の記録会である程度の出場種目を決めようと考えています。misatoがいないときに他のメンバーには話をしました。うちが中国で戦うためにはmisatoが個人で戦えなければ勝負はできません。明日の記録会には出場させません。それでも総体は走らせます。完全にシードを与えました。周りが納得するかどうかはわかりませんから先日からこの件に関してはかなり話をしています。

明日の記録会を前に他の選手にmisatoの取り組む姿勢と気持ちを確認させようと考えました。リレーを組むためにもエースとしての存在がチームの支えになります。「misatoがアンカー」はかなり前から話しています。「この人に任せたら何とかしてくれる」という信頼をえることが出来なければアンカーとして全てを賭けた勝負には参加できません。

「アンカーを任せる」ということ。つまり残りのメンバーの枠が3つしかないという事です。それを理解して、「この人なら全てを任せられる」と全員が思えるか?400mの3つの枠の1つをシードにしてでも総体でmisatoに走って欲しいか。みんなの判断に任せました。

先程も書きましたがmisatoには一切そのことを話していません。話せば誰でも頑張りますから。話をせずに取り組ませて、その状態で仲間が信頼して任せても良いと判断するか?何も伝えずに取り組む中で他の者に「覚悟」を示せるか。本当に強くなろうという気持ちがあるか。誰かのためではなく自分自身のために努力できるか。ここを選手達に判断させました。

結果は見せる前から分かっていました。今のmisatoの姿を見て「心」が動かない者はいないと思います。2、3年生は冬期の間に全員が故障などで練習が出来なかった時期があります。その時、「絶対に強くなってやる」と思いながら練習をしている選手を見ていたはずです。もう一度その時の「想い」を思い出させたかった。これから先に向けて「誰のために強くなるのか」という原点を見つめ直す必要があると思いました。

全員の一致でシードとアンカーは決まりました。misatoは特別ではない。数ヶ月で成長しました。個人してからの1ヶ月、人には言えない位の辛さを抱えていたと思います。「故障する前よりも絶対に強くなってやる」と思ってやっています。不安になると思いますが、他の選手が「misatoが慌てず安心して練習できるように私が強くなる」と言っています。チーム自体が強くなると思います。「misatoは前よりも強くなって戻ってくるので自分も強くなって負けないようにする」と互いを意識しています。

チーム自体が更に結束した感じがあります。同じ練習が出来なくても目指す場所は同じ。目指す場所は1つだけ。その「想い」があるからこそ強くなろうと思える。

明日はシーズンインとなる記録会です。総体、中国を見据えて多くのモノを得て欲しいですね。
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離任式

2009-04-11 | 陸上競技
離任式があり転出された先生方が久々に学校に来られました。非常にお世話になった事務室の方になかなかお礼を言う機会がありませんでしたが最後にきちんと話をすることができました。

今回の人事異動でうちのクラスの娘達が1年次に授業を担当してもらった女性の先生が転出されました。授業でお世話になりましたが、他のクラスの担任をされていた事もありものすごく深い付き合いだったとは言えませんが娘達の心の中には何かを残してくれていました。

新学期が始まる数日前にクラスの子から「N先生が転勤されるのでクラスで何かをしたい」と連絡がありました。お世話になった先生に「感謝の気持ち」を伝えたいというのが担任として非常に嬉しかったですね。何かを送るという形ではなくて、それをしようという心が嬉しい。新学期初日には花束用にお金を集め一人ずつメッセージカードを書いていました。ほんの少しの事かもしれませんが、非常に大切な事だと心から嬉しく思いました。

勉強ができるというのも大切な事だと思います。しかし、「心」がきちんと育たなければそこに意味はありません。大人しいクラスだとよく言われますが、こういう非常に大切な部分をきちんと評価していきたいですね。女子ばかりのクラスです。近い将来、母親となり子供を育てるようになります。「心」が育てばきっと自分の子供に何かを伝える事ができるようになります。学校で学ぶ事は「教科内容の暗記の仕方」ではない。もっと大切な事があります。

このクラスの娘達と一緒に過ごせるのもあと1年。毎日を大切にし、1つでも多くの事を伝えていき、多くの事を共有していきたいですね。

心が穏やかになる出来事でした。
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疲労…

2009-04-09 | 陸上競技
すみません…。今日はダメです…。何だかすごく疲れました…。疲労困憊です。

まともに書けそうにないので…。お許しを…。
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新学期開始

2009-04-08 | 陸上競技
今日から新学期が始まりました。今年度は3年の担任ということもありいつもとは違う感じで新学期を迎えました。気持ち的に違うだけでやっている事はほとんど変わっていませんが(笑)。

今日から新入生も正式に本校の生徒になります。まだまだ中学生気分が抜けないでしょうが、少しずつ自分で何をしていくべきかを考えていくようにして欲しいですね。すぐに出来るとは思いません。まだまだ時間はかかるでしょう。

今の新入生はチームが出来てから入学して来ているのでかなり恵まれています。最初の段階から「こんなふうに取り組めば強くなるんだ」というのが見えていますから。今日は入学式でしたから、通常なら新入生は練習に参加しません。が、昨日の時点で本人達に聞いたら「練習がしたい」という事だったので新入生が来るまで上級生を待たせました。「休んでも全く問題なし」と言ったのですが(笑)。

上級生は待つ間、1時間半位ミーティングをしていました。何を話したかは不明。時間があまりなかったので内容に関しては聞きませんでした。自分達で考えて話すというのもやはり大切な事ですからね。お任せです。

練習は現時点で必要と思われる練習。あまり意識はしていませんが、記録会もありますから実践に向けての練習にしました。まー特別な事はやっていませんが。

400mHは200mまでの流れの確認。月曜日やった時はかなり暖かく少し追い風が吹いていましたから条件としては最高でした。今日は少し向かい風で気温が下がり気味になっている時間帯に専門練習になりましたから、条件としては悪いかな~という感じです。あまり気にはしていませんが(笑)。mikiはまずまず。shimaはまだまだ。そんな感じです(笑)。

専門練習で短長は250m+150mをしました。前回はかなり条件が良かったので単純比較はできないですが、心肺負荷もかけたかったので組み合わせました。女子の250mはakaneも参加したいという事だったので一緒に走らせました。この位の距離ではrinaやmikiは太刀打ちできません。スピードが違います。やはりスピードを磨くというのは基本的で最も大切な部分ですね。新しい刺激が入ると全体が引き締まります。SDからの250mでしたが、akaneがラスト150mを25秒で走ったとしても十分戦えます。まースタブロから出るようなレースに参加する予定は全くありませんが(笑)。

全体的に流れというか感覚はつかめて来ていると感じています。まずまずです。いきなり記録会で記録が出るとは思っていませんが、ある程度の水準の記録は最低限の目標にしておかなければいけないでしょうね。

うーん、まだ書きたい事があるのですが記憶が飛ぶのでまた書きます…。眠い…。
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依存するな

2009-04-07 | 陸上競技
さっきの内容の補足(どれだけ書くのかって話ですね(笑))。

人はは基本的に「誰かがやってくれるだろう」という部分があります。差別とかではなくて、ここ数年間選手を見ていて感じた事です。自分が動かなくても誰かがきっとやってくれるという姿勢がみられます。個人で動く事が少なくて数人で連れ立って動くのもそういう部分が影響していると思っています。

これまでの指導の中で何かを指摘すると「自分だけではない」「あの人もやっている」と、自分の非を認めずに他者と比較する部分が強くありました。これも結局は自分だけでは無いという逃げ道を作って自分を正当化しているだけです。自分以外の「誰か」がいるから自分の存在が保てる(難しい?)。自分自身をきちんと持てないから外部からの評価を気にし過ぎる。そして甘える事が出来る存在があればそこに依存する。

こうなると競技者として成功する確率は非常に低くなります。陸上なんて派手さもないし、練習はきついですから楽に流れようと思えば簡単に流れる事ができます。自分の不足を指摘されて直そうとするのはかなりのエネルギーを使いますから、何でも言うことを聞いてくれる恋人や友人と一緒にいるほうが断然楽ですからね。逃げ道になります。

私はやるなら全力でやるほうが意味があると思っています。中途半端にやって適当な所で満足するのは嫌いです。私自身の価値観を押し付けるつもりはありませんが、誰かに頼って友達ごっこをして「それなりに頑張った」というのでは得るものは少ないと思います。以前合宿のミーティングでkida先生がある選手の話をされました。「陸上部でこれだけきついことを乗り越えて来たのだから、これから先何があってもやっていく自信がある」と言って卒業していった選手がいたそうです。一つの事と真剣に向き合い、全力で取り組んできたからこそ言える言葉だと思います。

自分のやっている事に自信が持てるか?強い弱いではない。そこが全てです。逃げ道を作らず、人に依存せずに自信を持って「自分は全力で競技と向き合っている」と言えるか?こんな事は一生に何度もできません。今だから出来るのです。苦しさから逃げて、ハイハイと話を聞いてくれる人に依存するのは簡単です。しかし、それでは何も生み出しません。「良薬口に苦し」と言いますが、自分のためになる事というのは最初かなりしんどいのです。そこを受け入れて向き合えるかどうかだと思います。依存するのは簡単です。しかし、自立するのは非常に難しい。

全ては自分のため。寂しいようですが、親以外で甘えさせてくれる人は利害関係が無くなれば簡単に去っていきます。甘えさせてくれるのは何か見返りがあるからです。対等の人付き合いが出来るようになるというのが大切です。互いに高め合う人間関係を築いていきたいものです。

私は特に見返りを求めません。当たり前です。そういう仕事ですから。将来のための「何か」を与えていくだけです。唯一見返りを求めるなら、「輝いて欲しい」という事くらいでしょうか。何となく生活するのではなく、自分のために「輝き」を持って生きるようにして欲しいと思います。

何だか話がズレている気もします(笑)。まーそんな事も感じた日でした。適当な終わり方ですね(-.-;)。お許しを(笑)。
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1番大切な時のために

2009-04-07 | 陸上競技
今日は朝から会議の連続。仕方ないので事前に指示を出して練習は任せました。

先日から、それほどひどい痛みではないもののシンスプリントの痛みが少し残る者と1日走ったら数日走れない者がいるので練習前にテーピングを貼る事にしています。予防をしておけば大きな故障にはつながりませんから。前日に8時過ぎには学校にいるからと伝えていました。朝の時点で誰もテーピングを購入していない事が判明。「誰かが買ってくるだろう」という人任せな部分があったのか、「少しだからもういいや」という油断があったのかはわかりませんが…。7時位に「予防が出来ないなら全員走らなければいいだけのこと」と冷たくメールを返しておいたら、8時半になっても連絡がありません。更に頭に来ました。無いなら無いで学校にいる私に何も言いにこないのか?世の中には礼儀というものがあります。お願いしますと言われているから待っていたのです。重ね重ねですね。1つに「甘さ」が出ると芋づる式に「甘さ」や「判断ミス」が出てきます。

「少しだから大丈夫だろう」と油断して大きな怪我につながったらどうするつもりなのか?細心の注意を払えと言っているのに「大丈夫だろう」という考え方を持っていたら必ず大きなミスにつながります。取り返しのつかないミスに…。

加えて30分間何をしていたのか?先生が怒っていると思って「どうしたらいいのだろう…」と悩んでいたのでしょうか。そうやって時間を無駄にするなら自ら何をするべきかを考えて行動に移すべきだと思います。最終的に勝負の舞台に立つのは誰なのか?考えるべきです。

まー私は無いと聞いた時点で同僚にお願いしてテーピングを譲ってもらって準備をしていました。もちろん自腹で。ここで言いたいのはお金の問題ではないのです(分かると思いますが…)。何をすることがその時のベストになるのかを考えなければいけないのです。

ミスを犯した事、甘さがあったことは「1番大切な時」よりも前であれば問題はない。きちんとした意識を持っていれば同じ事は繰り返さないからです。人は失敗から学ぶ。高校生ですから全てが完璧に出来るはずはありません。ミスを責めるつもりは全くありません「油断」や「甘さ」に対しては諭しますが、激怒するものではありません。大事に至る前に気付けば次には注意をするようになりますから。

競技に対しての姿勢はかなりなものだと思いますが、こういう判断についてはまだまだです。自分の非を認めて、次に何をするべきかを考えなければ負の感情を長く引きずってしまうことになります。

大切なのはミスをしたときにどういう風に対応するかだと思います。何かあったら「どうしよう…」と慌ててしまって冷静さを失う。そしてその場でやらなければいけないことを見失ってしまう。ここが1番怖いですね。何かが起きた時に自分達がどう動くのがベストなのかを考えて動かなければいけないと思います。競技者としてだけでなく「社会人」としての姿勢も身につけていく必要があると考えています。

練習後(練習は会議で全く行けず…)全体に向けて話をしました。どれだけの「覚悟」があるのかを問いました。新入生には分からないと思いますが分からないなら上級生がきちんと伝えていくべきです。自分にとって「大切なもの」は何かわからないようでは「力」があってもインターハイを口にする資格は無いと思います。

中国大会寸前に私が倒れたらどうするのか?準決勝が終わったあとshimaが病院に運ばれたらどうするのか?極端な例ですがきちんと考えていくべきです。「1番大切な時」に「心」を乱されるような出来事があったらどうするのか?という話です。冷静さを失い「大丈夫だろうか?」と無駄に心配する必要は全くないと考えています。全ては「1番大切な時」のためにやっているはずです。そこで乱されて「やるべき事」を見失うのが1番怖い。最後に「自分の力を出す」という気持ちになれるか?周りから「冷たい」と思われようと関係なく最後の勝負に気持ちを向けれるか?ここが「覚悟」だと思います。大切な場面で崩れてはこれまでの積み重ねが全て無駄になりますから…。

そういえ場面で1番冷静な判断をしなければいけないのは3年生です。今回の「甘さ」「油断」「先を見越した行動ができない」という部分、新入生には求めていません。理解できないでしょうから。最終的に勝負の舞台に立つのは選手です。先週末にその話をしたにも関わらず、きちんと理解して行動が出来なかったというのが問題です。次につなげていかなければいけません。

厳しい事を言っていると思います。選手にとっては息苦しいかもしれません。しかし、今日直接話した者は分かっているはずです。自分達が何をするべきかを。遊んでいるわけではありません。やるならとことんやるべきです。その中にしかない「楽しさ」がありますから。ワイワイ仲良く楽しいのは「競技」ではない。サークルの延長です。強くなくても構いません。今までの自分を越える事は必ずできます。だから自分と向き合わせたい。そこが全て。

長くなりましたが、選手達には話をしました。新学期が始まる直前に各自が自分と向き合うべきです。出来る事を全て全力でやる。意味を理解して欲しいですね。

硬い内容になりました。お許しを。
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暖かい中でスピード練習

2009-04-07 | 陸上競技
今日は土曜日と比べものにならないくらい暖かかったですね。風もそれほど強くなく良い気候でした。絶好の練習日和(笑)。

土曜日は雨の中で身体が動かない中で走りました。今日は同じくタータンで「動く」というのを確認させたかったので、連続で競技場で走りました。今日はスピードを意識した練習にしました。トゥトレを入れて神経系の刺激を入れてそれから短い距離の走りを繰り返しました。同じ距離を走るのではなくバトン練習とカーブSDで速く動く練習。4継のバトン練習は渡す方ももらう方も全力で走りますから良い練習になります。

同時展開で400mH組はトゥトレ後ショートを何本か行ってからハードル練習。mikiがかなり良いですね。合宿で65秒台の選手と良い勝負をしていただけはあります。前半3台目までしかやっていませんが、昨年ギリギリだったハードルインターバル18歩で詰まります。スピード的に余裕があるので5台目までは18歩で行かせたいと思います。まだ練習していませんがこの調子だと問題なく行けそうな感じがあります。なんとかインターハイ路線で勝負をさせたいですね。どうしても私自身この種目にこだわりがあります。中国で戦える可能性がありますからきちんと取り組んでいきたいですね。

全体はバトン終了後に200mのスタートからのSD練習。特別な事だとは思いませんが、200mに出場する選手もいますからある程度の事はしっかりとやっておきたかったので。200mのスタート練習をすると普段やらないので選手は雷管を撃つまでに何度も繰り返し感じを確認します。ダッシュを繰り返すのと同じ。50~60mを10本程度は走っているはずです。

その後珍しく(笑)スタブロからの150mを実施。たまには追い込みではなく集中して高いスピードを維持させたかったので。確認したらshimaなんて初めてだと言ってましたね(笑)。短長だからではないと思いますが、確かにやっていません。短短はシーズンに入るとセット走の形で良くやるのですが、短長は250m位の距離でやります。まーたまには良いでしょう(笑)。

男子はotaniが久々に後半の伸びを見せました。先日やったギアチェンジの感覚が上手くかみ合ったようです。疲れると全く動かなくなるタイプなので様子を見ながら練習量を調節しなければいけません。油断すると勝手に走ってしまいますから(笑)。地区大会の話もしましたが、以前と比べかなり目標意識が高まっているのが伝わってきます。何とか結果に結び付けてやりたいですね。

女子は昨年のmiato並の走りを4人がしていました。細かい事はあまり気にはしていませんが、新2年生は4人とも力が付いている感じを受けます。短長は250mも1本だけ実施しましたが、こちらもかなり走れていました。rinaは少し別格でしたが、他の者もそれほど離される事なくついて走れていました。調子を崩していたshimaも回復の兆しを見せてくれたので一安心です。

基本的に「心配性」なので練習で良く走れても安心しません。人間不信です(笑)。今回の走りが実際のレースで出来たら…とかなり思いますが、ひょっとしたら「チーム自体があまり変わっていないだけなのでは…」という疑いの気持ちがあるので単純には喜べません。特に女子に関しては目指す所が高いので簡単には安心できません。力が付いているのは間違いないと思いますが、まだまだ油断せずしっかりと気持ちを引き締めていきたいですね。

良いスピード刺激を入れる事ができました。ダメージが大きいと思うのでしっかりと身体のケアに目を向けて欲しいですね。
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期待と継ぐモノ

2009-04-05 | 陸上競技
先ほどの記事のメイン内容。kuboi先生からメールを頂きました。

元同僚と私の話になったようでそれでメールをもらったのです。最初の内容はシンプルなものでした。「順調ですか?」というもので、うちの冬期の取り組みや選手の様子を少し聞かれたようでした。そこで私のほうからこれまでの冬期の様子や先日の県合宿での選手の様子、日ごろの練習での力関係などをメールで伝えました。「ここまで聞いていない(笑)」と言われるかもしれませんが、ここは礼儀としてお世話になっている方にはきちんと伝えるべきだと思っています。別に過大評価はしませんでした。このblogに書いているような内容ですね。

プラスアルファで今のチーム作りの原点となる部分をもう一度メールしました。3年前ube高が山口中国大会で県内すべての学校の応援を背に受けてマイルでインターハイ出場を決めました。あの姿を見て本気でマイルに挑戦したいと強く思いました。そして翌年、4分00秒22という前年を上回る記録を出して決勝に進めない中でube高の選手から「あとは任せた」と選手が告げられました。当時本校よりも力のあるチームはいくつもありました。しかし、ほかのチームではなくうちのチームに「任せた」と告げた選手の気持ちをしっかりと受け継いでいかないといけないと強く思いました。このことをshimaに話すと「言われた時は何の事だか分らなかったが今ならわかる!!」と言ってくれました。「本気で取り組む」からわかってくることだと思います。表面上の「理解」ではなく、自分たちが一生懸命に取り組んで上を目指すからこそ意味がわかるのだと思います。

メールのやり取りの中で「本当に期待しています」という部分がありました。嬉しいことですね。誰かから期待されるようなチーム作り・・・。誰からも応援されるようなチーム作りが私の目標でした。先週の月曜日に一緒に練習したfujiwara先生から「当時のube高と同じ匂いがする」と言ってもらったその日にメールが来ていたのです。単なる偶然だとは思いません。絶対に「何か」があるのだと思いますね。ほかの誰かから期待されるというのはそれなりの責任があります。中途半端なことはできません。選手もそのことを理解していると思います。月曜日にfujiwara先生から「ube高と同じ」と言われても新3年生の女子以外は全く分からなかったと思います。水曜日の追い込み練習の中で短長の選手には少し時間をとってこのことについて話しました。誰からも応援されていたチームの「意志」を今継いできているからことチームとして成長してきていること、多くの人から「期待」される存在であること。もう一度確認するべきだと思いました。

「調子にのるな」といわれるかもしれませんが、今の選手たちの競技に向かいあう姿勢はかなりのレベルだと自負しています。取り組む姿勢は過去のチームと比べて段違いです。例年は春先に「なかなか難しい・・・」と思う部分があるのですが、今年は全くありません。もちろん選手の細かい部分を見ればまだまだ不足している部分もありますが、全体のレベルとしてはかなりのものだと思います。そういう状況だからこそ、「あとは任せた」という言葉をしっかりと受け止める資格がある思います。同じ言葉を聞いても「心」に響かず、全く動かない者もいます。しかし、今の選手ならばその時の「想い」を継ぐ資格があります。多くの人に「心」から「頑張って!!」と言ってもらえる気がします。

もちろん誰かのためにやっているわけではない。すべては自分たちのためにやっているのです。多くのモノを犠牲にして取り組んでいます。自分自身の成長がなければこの取り組みの意味はない。自己満足で終わってしまいます。しかし、勝負の場面に立った時に自分以外の誰かが「心」から「頑張ってほしい」と願ってくれれば自分の持っている力にプラスアルファの力が生まれると思います。見えない力ですがそれがあると信じています。プラスアルファの力・・・。それは仲間を信じる「信頼関係」から生まれると私は思っています。表面上のつながりだったり、その場だけで「頑張ろうね」なんて言っている関係では絶対に崩れます。過去のうちがいい例ですね。その前の段階で必ず「失敗する」という予兆がありますから。

選手たちが冬期前に設定したマイルの目標タイムは「3分57秒77」でした。簡単ではないと分っていて立てた目標です。冬期の途中でesaki先生から「目標として掲げている部分には届くかもしれないが、それではインターハイにはいけない」と指摘を受けています。私もそう思っています。どこまで届くか?周りから「無理に決まっている」といわれても目指すのはそこだけです。私は心から信じています。そして、それを応援して「期待している」と言ってくださる方々がいます。やるからには全力でやります。まずは4分00秒22という記録を更新することから始まります。目指すべきは「蛍光イエロー」の雄姿です。

挑戦します。応援お願いします。多くの人の「想い」を継いで、「力」に変えていきます!!期待してください!!
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期待?!→改め「原点」について考える

2009-04-05 | 陸上競技
先日kuboi先生方からPCにメールを頂きました。以前からお世話になっている方でkida先生と並んで私が最大目標とする指導者です。この冬期も何度かメールをしていたのですがメールアドレスが変わっていて戻ってきていました。Yahoo!メールとの相性が悪いのかと思っていたのですが、そういえばシーズン終盤にアドレスが変わったと口頭で聞いていた気がします。いつものパターンですね(笑)。

今のtabe高校は県内トップの指導者が2人そろっていて反則ですが(笑)、kida&kuboiの二大巨頭が同じube高陸上部の指導をしていた時期があるそうです(私が野球部部長だった時(笑))。ものすごい事ですね。今考えてもその場に居て第三顧問として勉強させてもらいたいくらいです。まー進学校なので私は絶対に行けませんが(笑)。

私が指導者になって2年目以降、お二人にはかなりご迷惑をおかけしています。分からない事や気になった事はすぐに質問していましたから、「面倒臭い奴だ」と思われていると思います。これまで指導について学ぶ機会がなかったのでお二人から学んだ部分はかなり大きいと思いますね。指導力もそれほどない私が初期段階から県選抜の合宿や国体関係で指導をさせてもらうというのはかなり大きな抵抗がありました。当時は自分がやってきた事が全てだと思う部分が強くありました。学生時代の私の練習スタイルを高校生レベルでやってもなかなか上手くいくはずもなく…。指導して2年目からそれなりに結果が出始めましたが今考えるともっと力を伸ばせたのではないかと思いますね。指導の原点はここの時期にお二人に様々な質問をしまくった事にあります(kida先生には今でもしつこく聞いてますが…)。

指導者として「勘違い」してはいけないと強く思ったのもこの時期からです。強い選手がいたらいつの間にかそれなりに評価を受けます。自然と「強いチーム」になっていきますから。当時うちは素人から始めた選手が県新人で2人決勝に残りました。それで結構指導が出来ると思い込んでいた部分がありました。大きな勘違いです。恥ずかしいですね。県新人の1週間前の県選手権では選手が部屋で麻雀していましたからね…。何のために競技に取り組むのかを理解させる事が出来ていませんでした。「人間的な成長」を掲げながら「本質」的な部分がきちんとできていなかったですね。茶髪や挨拶が出来なくても足が速ければ良いという指導者もいるかもしれません。が、教育の一環である部活動では決して許される事ではない。その事を最初の2年間で痛いほど感じました。私はかなり厳しくやっているつもりでしたが、その後数年もうまくチーム作りが出来ませんでした。20代だからだったといえば単なる言い訳になります。私が甘かった。それだけです。「速く走る」事以上に大切なモノがあります。ワイワイ楽しくやっていても絶対に見えないモノです。今になって考えると非常に恥ず
かしいですね。

正しい道を示してもらいながらここ数年間進んで来ました。やっとチームとしてある程度のレベルまで来たと思います。もちろんまだまだですが…。メールを頂いた事でもう一度原点について考える事が出来ました。全ては自分の力だけでやっているわけではない。選手をどう育てていき「社会人」としての「力」を身につけさせるか?ここができてくれば自然と競技力は上がっていきます。取り組む姿勢が全てだと思います。選手の将来を見据えた指導ができるようになって初めて「指導者」といえる気がします。

長くなりました。最初に書こうと思っていた部分については全く触れていません(笑)。ついつい自分の指導スタイルの原点について邂逅してしまいました…。書きたかった事また別に書きます(笑)。最初はタイトルを「期待?!」にしていましたが変えておきます(笑)。よくも恥ずかしくなくこういう内容が書けると思われるかもしれませんが、やはり原点ですから。2人の指導者に対しての「憧れ」から色々なモノが生まれていると思っています。

目指すべきはまだ先です!!という事でメールについてはまた書きます。
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