kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習の意味の把握

2018-09-06 | 陸上競技
ここ数日間、選手にひたすら言い続けているのは「なぜその練習をするのか?」という意味を考えるようにという部分。高校生がそこまでやる必要があるのか?と言われるかもしれない。しかし、私は必要だと感じるようになった。目の前の選手に足りないことを補うために。

今の時代、「与えられること」が当然のようになる。何か自分がやろうと思えばそれに対して多くの場合、誰かが準備をしてくれる。教育機関などはその傾向が強くなりつつあると思う。その時その時はそれでいいかも知れないがその先どうなるのか?いつか自分で何かをやらなければいけない時が来る。そこの意味が分かるかどうか。取り組みの姿勢に応じて与えるレベルは変えていけばいいと思う。なんとなくやるのであればそれに合わせた指導。画一的に全員を同じモチベーションになるように指導していくのが良い指導なのか。そこも含めて考えていきたいと思う。

あえて「与えない」というのも必要なのではないか。欲すれば与える。それでいいのかなと思う。メニューを与えてそこから自分達がどう工夫するか。工夫するというよりもきちんと意味を理解して取り組んでいけるのか。ここはやはり大きいと思う。順番が来たら走るという感覚のままでは何本練習をやっても変化はしないなと感じるようになった。もちろん指導はする。動きの修正などは声をかける。その後、どうするかは本人達が欲するかどうかなのでは?と。

練習としては体幹補強サーキットをおこなって足運びのための縄跳び。ワンステップハードルをやってミニハードルでのスイッチングとスイッチングラン。動きに関しては前日とほぼ同じ流れで行った。できる限り飽きないような練習をしたいと思っている。マンネリは何も生み出さない。しかし、今は意図的に同じ動きを繰り返しやる。身につけさせたい動きがあるのでそこを重点的にやる。

前日の後半にやった練習が比較的好評だったのでバリエーションを変えて「加速段階練習」と「中間疾走練習」として実施。道具を使って加速段階の動きを作る。そのまま走る。中間イメージの練習をする。その後に中間マークで走る。やりたい動きに対して準備運動を入れて次に本来狙いとする動きを入れる。これにより結果として動きに変化が出てくる。やっていることは特別なメニューではない。どこでもやる内容。組み合わせることによって感覚の変化を生み出してそれを身につけさせる。そこに意味が出てくると考えている。

ある程度短い距離で動きを作って120m。呼吸を整えたらマーク走。ここでは50m地点にマークを置いて中間での動きの確認を。前日は意図的に詰めていたのでここでは元に戻す形で実施。マークの距離はかなり重要。当たり前の話だが走力によっていくつも準備する必要がある。本来であれば一人一人に合ったものを選択する必要があるのだが道具と場所の関係もあるので全てに細かく対応するのは難しい。最大公約数的なものになる。それでも可能な限り分ける。

補強サーキットを軽くおこなってもう一度120m。120m-120m-60mを。段差スタートで。120mに関しては「行けるところまでまだ行く」というスタンス。前回80mまで維持できたのであれば今回は81m維持できるようになればいい。本数的にはかなり少ないと思っている。何セットも行うスタイルは今は取っていない。本数が多い中でしか分からないこともある。時として必要だと考えている。疲労感がある中でしか身につけられないものがあるから。疲れていると楽をする。それは必要悪だと考えている。その感覚をどうやって身につけさせるかだと。

最後に40m↑30m→を3本。走って終わるというよりは最後にもう一度動きを作って終わりたいと考えていたので。追い込むというよりはある程度の疲労感の中で「今できる一番の動きをする」という部分を作りたいなと。追い込んで倒れるくらいやれば「充実感」はある。しかし、それが実際の走りに繋がるのかは別問題。それよりは「疲れている中で楽に走る感覚」をもたせたい。長い距離を走って終わるのではなく短い距離で動きを作り直して終わる方が正直キツイのではないかと思っている。誤魔化せないから。

blogとして意味があるのか。そこは考えたい。本当にマニアックで一部の人にしか受け入れられない内容になりつつあるかなとは思う。それでも今は書いておきたい。もう少し気持ちの整理がついたら以前のような書き方になるのかもしれないなとは思う。分からないが。
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blogに書くこと

2018-09-06 | 陸上競技
blogに何かを記録する。自分自身の振り返りだけなら自分でノートにでも記録しておいた方が適切なのかもしれない。公に書くことで何か意味があるのか。これはずっと考え続けている。特にこの数日間は競技についてのみ、動きに関してを中心に書いている。どう考えても一般的なものではない。興味関心があるひとがどれだけいるだろうか。

取り組みに関して記しておく。どのような事をやっているのか。それにより何が変わるのか。私自身の書きながら頭を整理する。細かい事を全て書くのは難しい。それでもある一定の事を書いておくことで次の指導に繋がると思っている。この世にオリジナルの練習などは既に存在しないと思う。どこかで誰かがやっている事を導入しながらアレンジしながら進めていく。そうなると「強豪校がやっているから正しい」という考え方も出てくる。意味も考えずに取り入れる部分も出てくる。私個人としてはそうならないように細心の注意を払うようにしている。

動きに関して見ていてどうしたらよくなるかを考える。それを伝える。そして次にどうなるかを見る。その辺りのことはあくまで「感覚」でしかない。なぜその練習をするのか?と問われると「見ていて必要だと思うから」としか言えない。それを少しでも文字として残しておきたいと思いblogに書き記す。その中で自分でも考えることが出てくる。

普通の人はこのblogには興味関心を持たない気がする。特別な事を書いているわけでもないし、指導実績がある人間が書いているものでない。単純に無名の人間がその日にやった事を書いているだけ。私が書くのを辞めたところで誰も何も思わないだろう。大勢に影響はない。

実際にblogを通じて知り合った方々もいる。なぜここにたどり着いたのかは分からないが関心を持ってもらえたことはありがたい。このblogをどのような視点で見ておられるのかは聞いてみたい。各校の練習の参考になることがあるのか?何が興味を持つ部分なのか?

やっている事を記しておきたい。実際、応援してくださる方々がこのblogを通じて色々な事を感じてくれている、そこに意味がある。技術的なことだけに特化して書いている部分がある。分かりにくい。それでも目を通してもらえることは意味があると感じている。

思った事を記しておく。
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変化を生み出すために

2018-09-05 | 陸上競技
練習について。

火曜日。前日の流れの中でやりたい事をもう一度整理。これは私自身の問題。与えられる事で初めて練習ができるという部分がある。が、本来であればどのような部分に課題があってそれをどう克服したいのかを考える必要がある。それを考えさせる時間が必要なのではと改めて感じている。

常に勝負する事を目的にやることになる。力のある選手が多くなると当然そのような部分が生まれる。動きが悪くなってきたときにどのように修正していけば良いのかと考えたときにやはり「理解する」ことの必要性を強く感じた。そのための工夫が必要ではないかと。「強い選手が集まれば強い」というのは当然。10人のうち1人でも目立てば「強い」と言われる世の中。大多数がどうであるかではなく「目立つかどうか」は大きい。

今はやりたいなと思うことは「全体的にきちんと結果につなげる」という部分。そうであればこちらもかなりの工夫を要する。結局は本人たちが「どうしたいのか」という所は大きい。走ることに対してどれだけの欲求を持てているか。身体を動かしたいというレベルなのか少しでも速く走りたいというレベルか、上の大会で戦いたいというレベルか。そこによって自ずと行動自体が変わってくる。

この日はシャフトトレーニングを実施してから縄跳び。直線的な足運びを確認。そこからハードルドリル。時間を割きました。秋の大会があるのは当然です。しかし、そこだけに向けてやっていくよりは長い目で見て少しずつ積み重ねたい。ワンステップハードルで課題となる動きが複数人みられました。股関節な硬さも大きく影響すると思います。

スイッチングを。スイッチングランと組み合わせながら。本来やりたかった動きとは変わってきていました、速く進むための練習ではなかったはずがいつのまにかスピードを上げて行う練習になっている。難しい。こちらもスピード感がある方が良いという感覚になりつつあった。その部分だけは良いというのではなくもう一度組み立て直す。何のためのスイッチングランなのか。

複合走を。様々な道具を使いながら進むための動きをする。進みにくい状況を作り出してその中でもがく。どうすれば楽に進めるのか。ここをそれぞれが考える場面を作ることで変わってくる。メニューは同じでもやって行くなかで差を感じてもらいたい。そこの部分が必要な要素なのかなと。単純に走って速くなるというのもある。身体の動かし方などに細かく目を向けていけば道具はなくても速くなると思う。それはなかなか難しいと感じているので意図的に道具を使う。体感の変化を生み出すためにやっている。

そのままの流れで40↑30→を。前日よりも10m延長。中間マークの幅も意図的に狭くして。普段よりも少しだけ狭く。間延びしないように。この辺りから劇的に動きが変わる者も。これは以前から感じている部分。様々な練習を組み合わせることで飛躍的に動きが変わることがある。それに伴ってスピードもグンと上がる。シーズン中だからといってキレイな練習をする傾向があった。速く走るためには走る練習が必要だと感じて。いつのまにか必要な要素が導入されなくなっていた。もう一度ここを大切にしたい。

休まずにシャフト補強。

終わってすぐに加速段階の動きと中間のための練習をそれぞれやっていく。ほぼ思いつきの部分がある。しかし、やろうとしている動きを道具を使って繰り返すことで明らかに変化を生み出すと思っていた。ひたすら繰り返すことで自然に加速段階の動きができるようになる。その感覚を残したまま前半マーク。ある選手のマーク後半はこれまでと明らかに別人。makinoと一緒に練習をしたときに感じた感じと同じ。二次加速の部分で膝が出て身体の前側で動く。やりたいことがやっとできたと感じた。もちろん一過性のものである可能性があるので様子は見続けたい。

さらに今度は距離を伸ばして中間での動き。数本やって40↑30→をマークを使って走る。何もない状態で走らせるよりも何かを使って走る方が良い動きができやすい。どうすればそれを試合に持ってくることができるかが今後の課題となる。簡単ではないが。変化は見られた。

時間的には普段よりも早めに終わる。長く引っ張る必要性はないと感じたので。もう少しやることを精査しておきたい。走りにつながる部分をどうするか。少しずつやっていけたらと思う。
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やりたいことを

2018-09-04 | 陸上競技
記録しておきます。

月曜日、この日の練習でも前回と同様に考えさせたいと強く思っていた。前半部分は体幹強化サーキット、車系、全身系を行ってから走りにつなげていく。この辺りは本人たちに任せていた。少し仕事をしてからグランドへ。

ワンステップハードルをやって重心移動を生み出す。これが今の一番の課題。必ず胸の前まで持って来て落とすという部分だけは徹底したい。途中で落としてしまったらやりたい練習とは異なってしまう。膝の引き出して重心移動が生み出せない選手は距離を延ばすと届かなくなる。更にはリード足の開きが出てしまい膝の締めがなくなる。

この部分は当然のことながら「あり得る」部分。マーク走でもあるが「届かないから届かせるために膝から下を振り出す」という動きが生じる。重心移動さえしっかりとすれば問題なく届くがやっているうちに「間を届かせる」ことが目的となってしまう。本来やろとしていることとは異なる。リード足を前に出すことで1度目の重心移動が生まれる。接地するときに身体の真下について前に進む。ここで「乗り込む」というような感覚になるのかもしれない。さらには「抜き足を前まで持ってくる」ことで次の重心移動が生まれる。その足を落とすときにもう一度身体の真下でとらえるようにする。この連続的な動きで進む。

さらにそこからは「身体の前で動かす」という中間の動きを作る。ミニハードルを使ってのスイッチング。連続で脚を入れ替えていく。この時に直線的な足運びが出来ていなければ前まで来ない。円運動をする時間は限られていると思っている。後ろで回転する部分があれば前まで持ってくることは難しい。ワンステップハードルからスイッチングにつなげていく所が若干難しいのかもしれない。

スイッチングラン。見ていて「速くいって誤魔化す」というのがあった。これも難しいところ。やりたいことは「フォロースイングで身体を前に運ぶ」という部分。それが間を速く走ってしまうことで届かせている。一見すると「届いている」のだから問題はないという感じになる。しかし、やりたいのは「スイッチング」の部分。間を届かせることではない。スピードを上げて届かせるものは切り替えた足がすぐに落ちてしまう。高い位置まで引き出せない。そうなると尚更「前で回す」という感覚からは遠ざかる。練習を止めてもう一度「やりたいこと」について話した。そこからは本人たち次第。

チューブ走を少し。強めのチューブと軽めのチューブで数本。そこから40↑30→。距離が足りなかったので結局は25→くらいになってしまった。加速段階と中間の動きの感覚を作るための練習。途中もう一度投げかける。「加速段階と中間の足運びの違い」はどこにあるのか。マークを置いて自然とそのような動きになるよう心掛けている。しかし、それだけでは次のステップには進まないのではないか。40↑30→でやりたいことは何か。ここをもう一度念をししたかった。1年生に答えさせ正解を3年生から伝えさせる。言葉足らずの部分があったので私も補足。

終了後、トーイングを2本ずつ行う。普段よりも強めに引っ張ることに。すぐに120mT-120m-60mを。ここからはグループごとに練習。120mTは人数制限があるので先に終わったグループは休まずに体幹トレーニングをやってB走DM走を1本ずつ。さらにもう一度120mT-120m。終了後、60mの替わりに40m↑30m↑を。

最後の走りはかなり良かった。動きの変化が目に見えて分かる感じ。選手も感じていた。では、何が変わったのか。そこが分かるか。なぜ、動きが変わったのか。どういう感覚なのか。もっと変える方法はないか。そこを考えたい。考えてもらいたい。一時的な変化で元に戻るので会えば意味がなくなってしまう。必要な動きをこれから続けていくためにどこにポイントがあるのか。

工夫することの楽しさを分かるようになるか。それだけ伝えて終了。雰囲気的にはかなり良かった。これが継続できれば。
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理解

2018-09-04 | 陸上競技
とりあえず記録として。練習でやったことを記録しておきます。

土曜日。天気予報通りの雨。屋外での練習は不可能かなという感じ。そのため室内練習を計画。前日に屋外でかなり負荷をかけているので問題はないかなと。合宿中に師匠から選手が言われたこと。「kanekoが指導している内容、きちんと分かっているのか?」という言葉。ずっと思ていたことだった。こちらが目標としている動きが身につかない。膝締めをしたい。それなのにどれだけやっても膝が開く。

以前に比べると基礎ドリルの量は大幅に減った。ドリルだけを抜き出して足運びをひたすらやるという練習はほとんどない。動きの中でそれができるようにしたい。が、できない。こちらの持って行き方が良くないのだろうと考えていた。もう少し工夫をすればそれを補えるのではないか。強制的に膝が締まって動けるようにする練習はないのか。そう考えてやっていた。

が、結局「狙いとする動き」はできていない。そうであれば今のやり方は改めるべき。どこをどのように修正すればよいか。答えはない。何が正解で何が間違っているのか。それを示すのは難しい。この部分に関しては本当に難しい。トップ選手の動きが良いものだとすればそれを真似るのが一番手っ取り早いのかもしれない。しかし、その選手に合った動きなのかどうかは本人にしかわからない。膝から下の振り出しを意識するドリルも存在するがその動きが効率的だとは思えない。反面、その動きが合う選手も稀にいる。だから正解は分からない。

やっている練習。なぜその動きをやろうとしているのか。そこに対して理解ができているか。「乗り込む」という表現がある。それはどのような動きでどのような感覚なのか。こちら側がどれだけ説明しても「体感」したことがなければ分からない。走る中で「乗り込む」という感覚をどれだけの選手が意識できるのだろうか。

話が逸れる。ハードルの指導で「刻む」という表現がされることがある。ハードルインターバルを速く動くための表現。トップ選手の動きの中では定められたインターバルを速く刻まなければ詰まってしまって踏み切れなくなる。しかし、その表現はあくまで「一部の選手」のため者だと考えている。実際、高校生レベルでは「刻む」という感覚では走れない選手も多い。中学時代の8mから高校一般の8.5mにインターバルが伸びた時、ほとんどの選手が走れなくなる。それはもっと前段階の基礎ができていないからではないか。一般的に使われる「表現」をすべてのカテゴリーの選手に適用するのは実際問題ふさわしくない。これも正解かどうかは分からないが。

そう考えていた。練習メニューの中にある「動きの基礎」という部分。それをやっていたら自然に動きが身につくのかどうか。合宿などで指導すると「分かっていないがとりあえずやる」という選手が目立つ。その場で初めていわれたことだというのもある。しかし、それがどのような意味を持つのかを考えられるようにならなければいけないのではないか。全員が全員、ハイレベルな競技をするわけではない。より良い動きを身につけるためには何らかのきっかけが必要なのは間違いない。

そう考えた。全てを与えるような練習計画では結局、動き自体が大きく変わることはない。やっている者はそれぞれに「一生懸命にやっている」のだから。その一生懸命の動きが正確なのか、本当に必要な動きなのかは別問題になっている。だからこそこちらが「与えすぎている」という感覚がある。選手自身の「工夫」や「内面と向き合う」という機会をこちらが奪っているのではないか。

土曜日の練習。そう考えて「重心移動感覚」「足運び」に時間を割いた。アドバイスはする。が、少し遠くから見ている感じがあった。私自身の集中が切れているわけではないと思う。それでも少しスタンスがいつもとは違う。結局は「何をやろうとしているのか」「何のためにやっているのか」が不明であれば10本やってもそれは「作業」でしかない。ベルトコンベヤーに本体が乗っていてそれに作業員が部品を取り付けていくようなイメージ。気が付いたら製品ができている。そういう形にはしたくないなと改めて感じた。

どのように考えてやっていたのかは不明。詳しくは聞かなかった。それも必要なことではないか。速く走れるようになりたいと思えばやはりやるべきことは見えてくる。そうでなければやはり何も変わらない。

シャフト補強をやってスピードスキップをやって終了。かなりの時間を「感覚作り」に使った。自分たちがやっていることの対して「理解」ができるかどうか。そこに時間を割きたい。私が同行ではなくやろうとしている本人たちがどうするのか。そこがだいじではないか、と。

とりあえず記録しておきます。
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数日間のまとめ

2018-09-03 | 陸上競技
火曜日を休みにして水曜日は練習。かなり足に痛みがあるようでした。

ふくらはぎの張りがかなりのようで走ったりする練習は難しいだろうと判断。体幹トレーニングを中心に実施。体幹強化サーキットを行ってから手押し車とワニウォークなど。軽く走っておく方がよかったのかもしれませんが補強のみ。2時間程度でしょうか。

木曜日。この日もトレーニング中心。シャフト系の練習を行う。前半のトレーニングが終わってから反発系の動き。そのままハードルドリル。合宿中に足運びの練習をしました。が、実際には身についていない部分が多い。本当はそこにも時間をかけるべき。時間の関係ですべてはできない。そうなると縄跳びで代用するしかない。直線的に運ぶ。ミニハードルを使ってのスイッチングを行ってスパイクを履いてスイッチングラン。「前で動かす」という感覚を作り出すために。チューブ走では久しぶりに強めに引っ張る。重心移動が作れない中で進もうとする感覚。軽くして進むようになった時にどうするか。感覚の変化を身体で体感してもらいたいという意図がありました。

40↑20→を数本やってから120mの折り返し走。足の痛みもあるとは思いますが長期的に考えた時にどうしても実施したかったので。シャフト補強を30m実施して複合走。タイヤとバーを使って色々な動きを。どうすれば重心移動が生み出せるかを中心に。同じ負荷を何本もやるのではなく常に負荷を変えながら実施。最後に40↑20→1を3本やって終わり。

負荷をかけて終わるだけではなく「違う」と感じてもらいたい。どのようにすれば進むのかを自分自身で考えてもらいたい。与えられたメニューはあくまできっかけでしかない。そのきっかけをどのように生かすのか。変化を感じることができる選手は動きも変わってくる。疲労度がある中でどのようにするか。疲れているときは「意図」が明確でなければ走れない。練習量を増やすというよりはバリエーションを増やすことで「感覚の変化」を生み出していければと。

金曜日。流れとしては体幹強化を行ってから走りを作る。反発系→ハードルドリル→スキップ走→加速ドリルver2で。スタブロを使わずにスタンディングからの加速段階を意識する。ここができておけばスタブロからの出も安定してくる。前半マークまでを組み合わせて2サイクル。股関節強化サーキットを実施してB走とDM走を。疲労度がかなりあるようなので本数は最小限にして。最後に40↑20→を2本程度実施。負荷的にはきつかったと思います。

本当に書くだけの内容になっています。すみません。
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強化合宿2

2018-09-03 | 陸上競技
滞っています。練習で実施した内容のみ記録しておきたいと思います。

強化合宿2日目。この日の午前中は短距離系とハードル系で分かれて練習を実施。ハードルに関しては別途専門練習をすること。各校で実施するというのが難しい部分があるドリルを中心にやっていくことに。リード足の運び方、抜き足の運び方、これらの基礎的ない部分を中心に実施。股関節が上手く使えない選手もいるのでその部分は意識してもらうことに。

これまで合宿等でドリル系を一緒にやった選手がいるのでその選手に手本を示してもらいながら。ワンステップハードルをやる。これは短距離系にも有効な練習だと思っています。少しずつ距離を伸ばしていく。その中膝の引き出しと腰の移動を生み出すというもの。抜き足が前まで来なければ届かなくなります。ここをしっかりと考えながらやっていきました。その後、タンブリングのような動きを入れて一歩ハードルへ。練習の流れとして「抜き足」が大きなポイントになります。

一歩ハードルを行って最後に3歩で。それほど難しい練習ではありませんでした。動きの変化はあります。短時間でも必要な要素を取り入れていけばある程度の変化は生まれる。継続的に実施できればいいのですが。

午後はエンドレスリレー。グランドが300mトラックなので1本は150mを走る形に。カーブがきついので1・2レーンは使わずに。今回は休みなしの25本でした。このような経験はほぼできません。暑さもあるので熱中症対策をしながら。氷水を頭からかけながら実施しました。







昨年は20本。今年度は25本。暑さもあります。精神的にもかなりきつかったのではないかと思いますが本校の選手はやりきりました。ふくらはぎなどに張りが出ていましたが最後までやり切りました。この経験は大きなことだと思います。

1泊2日でしたがかなりハードでした。しっかりと取り組んでくれたと思います

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