kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

短距離練習会

2022-12-20 | 陸上競技

日曜日。この日は短距離練習会でした。ハードル練習会だけではなく県内では跳躍練習会、投擲練習会も実施されています。基本的には「専門的な指導が受けられない選手のために」という考え方の下実施されています。コロナ前は県合宿などを行っていましたが、今は「練習会」の形で実施しされています。頻度の問題というのもあるかなと。1度にまとめてやるというよりも何度かに分けて状況に応じて練習をするほうが効率的。選手が飽和状態になると結局は「指導者の自己満足」みたいな形になってしまいます。多くのことを詰め込みすぎないようにしたいなと。

 

日曜日は天気が悪くなる予報でした。雪が積もるかもしれないということで練習開始時間を9時から10時へと変更。午前中は私が一人でやるということになったので「練習の準備」をする時間に充てました。たいていノープランで行うのですが、さすがに人数も多いので効率よくできるようにしないといけないなと。

 

今回は「動きについて」の部分を少し真面目に話をしました。この辺りは「理解力」が大きく関係してくるので難しい選手にとっては「何を言っているのか分からない」という感じだったかもしれません。走るためには地面に力を加える必要があります。大きな力を発揮する。その力を逃がさない。そしてその方向を変える。単純な話です。以前、hoshoの時に合同合宿で使った資料を利用させてもらって「なぜ練習をするのか」「練習の狙いは何か」を理解してもらうことに。「考えない」でもできる部分はあります。感覚が鋭ければ理解しなくてもそれができるのかもしれません。しかし、大半はできません。そこの部分を理解しながらこちらも与えていく必要があると思います。

 

実際はそこまで難しく話をしていません。補足的に書いている部分もありますが、「何故練習をするのか」というのを書いておきます。

 

「補強をする」理由。やはり、補強は面白くない。走りに直結するイメージがないからです。補強ができなくても走れる選手はいる。その現状が「別に補強なんてやらなくていい」という考え方に繋がっていきます。が、地面に力を加えようと思えばある程度の「筋力」は必要です。足を置いていくだけの走りでは地面に大きな力を加えることができないので「反発」を得ることができません。「筋量」を過剰に増やす必要はないですが「筋力」がなければ力は伝えられません。地面に接地した瞬間に筋力がなければその衝撃に耐えられずに「足首」「膝」「股関節」が曲がってしまいます。これにより「緩衝」が起きて地面からの反発を逃がしてしまう。よく使いますが「体操競技」の着地をイメージしてもらえばいいかなと。その場に「止まる」ために関節を曲げて力を逃がすからその場から動かない。「走る」というのは「前に進む」のですから、力を逃がしていたらもったいない。すべてを前に進むための力に変えていく必要があります。だから「筋力」を上げてその衝撃に耐える必要がある。

 

また、スピードが高くなると「体幹部」にブレが生まれます。腕振りや接地などで「体幹部」が上下や前後してしまう。これも地面からの反発を逃がしてしまうことになります。地面からもらった力を水平方向に変えていくためにはやはり「体幹」が安定していることが重要だと思います。力を逃がさずに受け止められる。推進力に替えていくための「体幹部」が必要です。「腹筋」「背筋」「股関節」というのは走るために重要な要素だと思っています。これにより「大きな力を与える」「力を逃がさない」という要素の必要性が分かるかなと。補強は大事。

 

「鉛直方向(縦の動き)」についても少し。高跳びの踏切局面を考えてもらうと分かりやすいかなと。助走で前方向に進んでくる。踏切局面は自分の身体の前側に接地をします。それによりブレーキがかかって反発がもろに身体に返ってくる。それを反対足と腕で上への方向付けをしていきます。これは「進む方向が変わる」からです。自分の身体の前側に足が付くとそれに対しての反作用が生まれます。間違いなく前に進むための動きにマイナスになる。

 

そうであればやはり「接地」に関しては「上から下」という部分が必要になrます。上から下の力の伝え方にしないと進む動きに対してマイナスの力が生じてしまいます。走るという動作は誰でもできます。が、水平方向に進む力がどうなるかは別問題です。できるだけ効率よく力を伝えるために「上から下」の動きを意識して「身体の真下」で接地するようにする。「どこでも意識していること」だとは思いますが、「なぜその動きが必要か」という部分を理解してもらいたい。「力の伝え方」ですね。

 

「力を伝える」ことだけでは進みません。最後は「力の方向を変える」というところが重要になります。「縦の動き」だけでは「上に浮く」ことになります。「前に進む」ためには「縦の動き」を「横の動き」に変えないといけなくなります。地面から跳ね返ってきた力を水平方向に変える。その役割を果たすのが「遊離脚」「フォローレッグ」です。今回は「バットで打つ」という話をしました。地面に投げたボールをバットで打つことで前方向に飛んでいく。「フォローレッグ」のタイミングが合うことで無駄な力を使わずに水平方向に進んでいけます。「スイッチング」や「切り替え」といわれる部分です。

 

方向を変える時に「慣性モーメント」の話が出てきます。「フォローレッグ」が大きく動くかコンパクトに動くか。「膝締め」ができていると自然に股関節から足先までの距離が短くなります。「膝が開く」状況になると足が大きく動くことになってエネルギーが必要になるし、速く動くことができません。できるだけ鋭く動きたい。コンパクトに動くために「膝締め」をする。

 

また、「直線的に足を運ぶ」という感覚が欲しい。円運動を意識すると前まで足が来るのに時間がかかります。直線的に動くほうが効率よく動けます。くるぶしが直線的に軸足の膝を通るようにする。踵がお尻に当たるような意識で走ると間違いなく回転が後ろになります。ここは説明してもなかなか分かりにくいのですが、結局「足の動き」というのは股関節を中心とした「円運動」になります。支点が決まっているのでどのような動きをしても「円運動」になります。が、走る意識の中で「円運動をしよう」とすると動きが大きくなったり、足が流れる結果につながります。「直線的」に動く意識でやっても「円運動」になる。「意識」と「現象」。

 

これだけ書いてもよくわからないと思います。指導する側はある程度理解しておく必要があると思います。その中で選手に提供する「情報」は最低限にする。多くの情報を与えることで混乱してしまう。「知っているから伝える」のではなく「優先事項」を決めて伝える。理解できなくても「結果的にその動きになる」ように練習を組む。ここが重要ではないかなと思っています。

 

短距離練習会。どれだけのニーズがあるのか分かりません。こちら側も様子を見ながらやっていく必要があるかなと思っています。15分程度の話をしました。ここに書いたような内容をすべて話したわけではありません。もっとシンプルに必要なことを伝えたつもりです。ここがどれだけ伝わったか。理解してもらうのは難しいかなと思う部分もありますが。

 

やった内容に関してはまた別に書けたらと思います。余力があれば。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長距離選手の練習のサポート

2022-12-19 | 陸上競技

記憶が前後してしまうので、忘れないうちに最近の出来事から記録しておきます。


土曜日の午後、親しい指導者に頼まれて練習を見に行くことに。先日のハードル練習会ではードリルをやっていたのを見て長距離選手にもっとやらせておきたいとのこと。長距離ではそこまで「細かい」ことをやる雰囲気がない気がします。大学の時から思っていましたが、「長い距離」はある程度やれば記録が伸びると思います。社会人が「マラソン」や「ロードレース」にチャレンジする理由の一つに「記録が伸びやすい」というのがあります。


当然です。距離が長くなればなるほど時間がかかるので短縮できる記録は大きくなります。100mで0.01秒速くなったというのと10キロで10秒速く走れるようになったというほうが目に見えて「成果」がある気がします。ある程度の練習をしておけば「間違いなく記録は伸びる」と思います。女子の長距離に関しては中学校時代の取り組みや体型の変化などにより伸びにくくなる&記録が低下してしまうというのもありますが。



今回の指導に関しては以前からあれこれやっている中での追加の部分でした。色々と興味関心を持ってやっているので「どうしたらいいか」と聞かれることが多々あります。これまでの長距離の指導とは異なるスタンスでのアプローチなので私自身も面白いなと思っています。ハードルなどはずっとやっているようです。アップに関する補強も先日メニューを作ってからそれをやってくれています。もう負荷を増やしてもいいかなという感じはありますが。


ジャンプ系なども入れたいという話だったので「現況把握」をするようにしました。股関節周辺の強化や体幹部の強さも見たいなと思っていたので、簡単な補強をさせてみました。ある程度はやっているのでしょうが、まだまだ弱い。短距離のように筋肉の量はそれほど必要ないと思っています。走りの中で身体を維持できるようになっておけばいい。が、その筋力も不足しています。「長い距離を走る」ということなのでそこまでの筋肉は必要ないと考える部分もあります。補強もかなりやっている感じはありますが、それが長距離だからという感じで終わっていないかどうかという疑問もあります。「〇〇メソッド」のように「当たり前」のことが「この練習は良い」として取り上げられる感じですから。


5分程度でできる腹筋と股関節の補強を組み合わせたものを教える。これは毎日の練習に取り入れてもらうようにします。そこからは「ジャンプ」をしたいという話だったので状況判断。話を聞くと「ミニハードルジャンプ」をやっていると。長距離でジャンプ系をやるというのは少ないと思います。中国地区の強豪大学はハードルジャンプを中距離、長距離の選手にもやらせているということでした。これをダウングレードしてミニハードルジャンプになっているのだと思います。


ということで、前段階として縄跳びをやってもらうことに。これは短距離でもやりますが。二重跳びと片足跳び。二重跳びがなかなか連続でできないので時間がかかります。普通跳びでもいいのかもしれません。接地した瞬間につぶれないということを考えればどちらでも影響はないのかも。より瞬発的な力を出そうと思えば二重跳びなのかなと。時間効率を考えると潰れない普通跳びのほうが無駄がない。片足跳びは普通跳びで十分かなと。あくまで「接地した瞬間につぶれない」という狙いの中でやっています。高く跳ぶというのではなく「地面からの力をもらう」というのがメイン。主旨が異なるかもしれませんが。そのあとにミニハードルジャンプをやってもらったらかなり浮きます。こういう「段階を追う」練習は効果は高いと思います。


ハードルドリルをやるというのでそれも。ハードルドリルは「股関節の強化」という意味もありますし、「接地場所」の確認という意味もあります。「方法論」でしかありません。補強をひたすらやってドリルで接地場所を身に付けさせるというの重要です。が、「時間がない」という場合に「ゆっくり」「丁寧に」というのができない状況が生まれてきています。進学校であれば尚更かもしれません。「限られた時間」のなかで優先順位をつけて「必要なことをやる」という形になるのであれば「一挙両得」のような形がいいのかなと思っています。複合的な練習をやることでプラスになるところもあります。もちろん、「正確性」が落ちてしまう部分はあります。これをどのようにして補うかだと。


基本、一人で長距離の練習をしている選手です。立派。こういう選手の力になれればとは思っています。元々「強いから指導する」という気はありません。どのような選手であっても「本気」になれて「強くなりたい」と願う選手であればサポートしたいなと。短距離だけではなく、他の種目や他の競技であっても役立つ部分はあると思います。これも「必要とされるのであれば」という前提がありますが。陸上競技の選手に対してはある程度はこちらから「成長を促す」ことはしますが、結局やるのは選手自身です。選手が「本気」になれないのにこちらだけが「本気」になるというのは間違っていると思います。


働き方改革がどうこう言われる世の中です。部活動のクラブチーム移行が進んでいます。その中で「教員の仕事」だけが何も変わらないというのは間違っていると思っています。「部活に入ったのに強くならない」と言われることもあるでしょう。が、実際問題「取り組み」の部分も大きく影響します。もちろん練習内容や雰囲気作りも関係してきますが。「どこでやるか」も重要ですが、「何をやるか」が重要だと思っています。「もっと伸ばせる」という部分もあると思います。が、結局は「選手が本気になるかどうか」だけです。


前任校の話ですが、私が異動してからもハードル選手は毎朝ひたすらハードルドリルをやっていたようです。時間が足りなくなるからと早い時間に登校して他の選手よりも多くの時間をかけてやっていく。それを異動後も1年半続けていました。結果、14秒5まで記録を伸ばす。1年生の時の100mよりも速くなっているのですからすごいことだと思います。100mも12秒7くらいまで行ったのではないかなと。そういう「本気」の選手を見てきていますから、学校という枠を越えて「力になる」というのは必須だと思っています。「雇用先」は「学校」単位ではなく、「県」ですから。


この辺りのことは賛否両論あると思います。それでも「生き方」「考え方」を自分の中でしっかりと持っておきたいと思います。「誰のために」やる職業なのかという部分ですね。


まとまりませんが。記録しておきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

必要な動きだけにする

2022-12-16 | 陸上競技

前の記事の続きに関わる部分です。

 

本当は多くのことを時間をかけてやりたい。でも、それは不可能。そうなると「何を捨てるか」という選択になります。同時に「何を残すか」も重要になってきます。

 

私自身、走るのに必要な要素はたくさんあると思っています。しかし、それを全部やるのは難しい。ある程度の競技レベルになったらそういうものもできるのかもしれません。中学生や高校生が「すべてのことをやる」という感じになると情報過多となり飽和状態が生まれます。そうなると「良いこと」をやっていても吸収されなくなる。それどころか処理できなくてマイナスになってしまいます。そうであれば「何を残すのか」というのが重要になってくるのかなと。

 

技術的に必要なことはたくさんある。が、絞るとしたら「力を逃がさない」「力の方向を変える」かなと思っています。地面に力を加える。それが跳ね返ってくる。上方向の力を前方向に変える。シンプルに考えるとそこが重要になってくるかなと。繰り返しになりますが本当はもっともっとたくさんあります。「知っている」ことと「練習に取り入れる」ことは別問題だと思っています。「知識量の勝負」ではないので。どうしても「最新の理論」のようなものがあるとそれを取り入れたくなります。本当の効果があるかどうかは別にして「強豪校がやっているから」というのも出てきます。そこにどのような「意図」があるのか分からずに「真似をする」というのは良くないなと。

 

で、限られた時間の中でやることは「力を逃がさない」「力の方向を変える」というシンプルなものになります。もちろん、この前提には「膝締め」が必要。ここができているというところから「シンプル」にやっていければいいなと思っています。膝が開くと「運動エネルギー」が大きくなってしまいます。足の付け根から足先までの距離が長くなれば長くなるほど「動かすのにエネルギーが必要」になります。そうであればできるだけコンパクトにするほうが良い。同時に「円運動」よりも「直線運動」のほうが無駄な動きが少なくて前側に速く持ってこれる。この二つのことをやるために「膝締め」をします。これができると自然に接地の位置もよくなる感じがあります。

 

ここもかなりの時間を要します。ハードルドリルなどを利用しながら徹底的にやってく部分があります。そして「力を逃がさない」というところ。地面に接地した瞬間に関節が弛んでしまって緩衝してしまうことがあります。よく話をしますが「体操競技」の着地ですね。様々な動きをしてから「着地」をします。この時に「止まる」必要が出てくるので「足首」「膝」「股関節」を曲げて力を最大限に逃がします。逃がさないと地面からの反発があって動いてしまうからです。

 

走るという競技は「止まる」ためにやっているのではありません。地面に力を加えてからその力を緩衝せずに前に進んでいかないといけません。地面に力を加えない限り跳ね返ってくるものもないので、つぶれながら走ってしまうと「筋力」に頼った走りになると思います。それはかなり効率が悪い。だから無駄な力を使わずに地面に伝えた衝撃を上手くもらうようにするのです。

 

理論的な話になって面白くないかもしれませんが。何度か「体幹を締める」と書いていると思います。この感覚は「身体を締めて力を受け取れるようにする」というものです。身体がこんにゃくのようにフニャフニャしていたら地面からの力をもらうことができません。100%の力をもらえるように「体幹を締める」ことで力を逃がさない。体幹強化をするという理由の一つにはここがあります。意図的に「接地した時に固める」という動きを何度もやっていきます。ダメージはあると思いますが、この感覚を身に付けられるかどうかで「力がもらえる」かどうかは決まってくると思っています。

 

その前提のもとに「力の方向を変える」という動きを入れるといいと思っています。地面に大きな力を加えて跳ね返ってくる。が、そのままでは上方向に力が逃げてしまいます。進みたいのは前方向なのに上方向に力が逃げてしまったら意味がありません。だから「力の方向を変える」ことが必要になります。その役目を果たすのが地面に接地している「支持脚」の反対側の足、「遊離脚」です。「支持脚」は地面に力を伝えてその跳ね返りをもらうための「道具」としての位置づけになります。その方向を変えるのが「遊離脚」です。フォローレッグという言い方をしていますが。

 

地面にたたきつけたボールをバットで打つことをイメージしたら分かりやすいと思います。叩きつけたボールは何もしないと真上に跳ねて終わってしまいます。それを前方向に飛ばそうと思ったら跳ね返ってきたボールをバットで水平方向に打ってやる必要があります。このタイミングが遅ければ上方向に飛んで行ってしまう。バットで打つ役割を果たすのが「フォローレッグ」です。

 

表現的に「前に前に」という言い方をしています。これは「反対脚を早く前に持ってくる」という意味合いです。地面からの力を推進力に変えていくために「前に前に」足を運んでいく感覚ですね。常に自分の身体の前側で足を動かし続けたい。「足が流れる」という表現を使うことがありますが、足が身体の後ろで動いたら当然前には進みません。「フォローレッグ」が地面を離れて接地するまでの時間というのはほとんど同じだと思っています。その動きが身体の前側まで持ってきているのか身体の後ろ側になっているのかだけの話。太ももの質量は当然ながら大きい。重たいものが後ろ側にあって前に進むはずがありません。できるだけ身体の前にないといけないのです。

 

そのためには「高い位置で膝が入れ替わる」という感覚が必要。低い位置で入れ替わると「タイミング」が遅くなるので後ろ側になってしまいます。だから「力の方向を変える」ために「高い位置で膝を入れ替える」という練習をします。支持脚は力を逃がさないようにする。そのタイミングで膝の位置が一番高い位置に引き上げられている。これだけ。

 

細かいことをたくさん書いていますが、こんなことを高校生にすべて理解させて練習をさせるのは不可能だと思っています。「分習法」というのがありますが、「局面」を抜き出してその部分だけを強化する。「意識付け」だと思っています。本来「ドリル」というのはそういうものかなと。そこだけやっても上手く走れるようにならないのでどのようにして組み合わせていくのかが重要になる。時間を変えて「動き」をやるなら「膝締め」が出てきているという前提の中で「力を逃がさない」「力の方向を変える」という部分かなと考えています。練習ではこの動きをするために「必要なこと」だけをやる。

 

元々、このblog自体は「私が思うこと」を勝手に書いているだけです。それが「面白い」か「面白くない」のかはよくわかりません。更新していなくても訪問してくださる人もいます。何を期待されているのかは分かりませんが。一人の人間として「思うこと」を書く。それが誰かに対するメッセージになるのかもしれない。ある人にとっては「意味がない」内容であってもある人にとっては「意味のある」内容になっているのかもしれない。そんな難しいことは考えずに自分の思うことを書き続けていけたらとは思っています。

 

できれば「エビ日記」にしたいくらいですが(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身体の使い方を覚える

2022-12-16 | 陸上競技

これもこの冬にちょっとやっておきたいなと思っている内容です。ここに関しては前任校ではかなりやっていました。陸上競技に関しては主たる道具が「自分の身体」です。スパイクなども必要ですが、身体をどのように動かすかというのは大きなポイントになります。

 

筋力的に上げていかないといけないというのはこの部分があるからです。出力を高めることで地面に伝える力が大きくなります。また、体幹といわれる「身体の中心部分」が強くならないと走るときにブレてしまって前への推進力が得られません。一歩一歩エネルギーを無駄にしてしまうのでロスが生じてしまいます。だから「身体づくり」が最優先事項だと考えています。ある程度の「走る才能」があれば「身体作り」をするだけで勝手に走れるようになります。身体能力の部分は否定できない「差」になります。

 

週3回の練習をするにあたって「火曜日」「金曜日」は「身体作り」がメインだと思っています。時間をかけて体幹部の筋力を上げていく。動きながら鍛えるというのがプラスになるかなと思っています。思い出したように補強をするのではなく「練習の主要部分」としてとらえて必ず入れることが重要だと思います。高校生レベルでは「技術的な部分」よりも「身体作り」の成果のほうが明らかに出やすいと思っています。個人的な感覚ですが。

 

それに関わる部分ですが、「体幹を鍛える」というだけではなくそれを「使える」ようにしないといけないと思っています。「火曜日」「金曜日」が「鍛える」のであれば、「木曜日」は「使える」ようにする日に設定するといいのかなと。前任校ではこの日に「ダンス教室」としてマネージャーにダンスを教えてもらっていました。自分の身体がどのように動いているかを知るためです。走るばかりではなく「使う」ことが重要かなと。

 

木曜日はバランス系の練習をしてから「シャフトトレーニング」。これは「上半身」と「下半身」の連動を意識したものです。「上半身」でシャフトを動かしてそのタイミングに合わせて「股関節」を曲げる。スクワットのような感じですが、その動きと「上半身」の動きを組み合わせます。シャフト自体の重さはあまり関係ない。狙いは「上半身」と「下半身」の動きが連動すること。タイミングが合わない選手が多くいます。これを繰り返していくことで「使い方」を覚える。

 

それに「DM∞」を組み合わせます。東京高校で実施していた「その場で受ける」というのがありますが、これに関してはどこで見ても「正確な動き」になっていません。実際に東京高校で教わったときに「正確にやらないと意味がない」といわれていました。本当に必要な動きができていない。意識づけが難しいのだと思います。そうであれば単純に「強く投げる」ほうが分かりやすい。DMをもらったときに体幹を締めるというのが必要なのですが、八の字に動いてやっていく中で「強く投げる」というのが求められます。「締める」感覚は別の練習でやって「分かりやすい」形でDMを投げるほうがいいかなと。筋力が上がっても「強く」投げられないのであれば意味がありません。自分の身体を上手くコントロールして「DMに力を伝える」のです。これだけでも「使い方」が身に着くと思っています。難しいことをしない。

 

で、手押し車と足押し車をやります。使った体幹を少しずつ動かしていく。手押し車などは効果は高いと思います。体幹部を締めた状態で手足を動かす。走る時と同じ動きです。ここが正確にできるかどうか。速い動きになるとそれができなくなります。体幹がブレてしまう中で手足が動いてもロスするだけ。それがなくなるように「締めた状態で動かす」というのが重要。倒立歩行もどきも入れています。まだまだですが。

 

更にセラチューブを使っての「股関節補強」を。これもなかなか難しい。選手によっては「適当」になってしまいます。何度か指摘しますが「自分はできている」と思っている部分もあるでしょうから「修正しよう」という感じにならない。ここは難しいですね。まー結局は「結果につながらない」というだけですから、私は「情報の提供」をするだけかなと。全ては自分自身に返ってきます。身体の使い方が上手くなったとしても結局は「速く走れるかどうか」なのですから。

 

で、ハードル股関節を入れる。「体幹を締める」動きに「股関節を動かす」というのを加えているのでそれを少しずつ前に進めていく。動きの中で「体幹を締める」部分と「手足を動かす」というのをやっていきます。その場でやっていたものを前に進めていくという流れです。見ていると「股関節の硬さ」が顕著に出てきます。ハードルを使うと明確になります。超えていくときに腰が抜けてしまう。股関節の柔軟性を高めるのも各自の取り組み次第だと考えています。練習中にやることではない。自分自身で柔軟性を高めるための努力をしてもらうだけです。やるもやらないも自分次第。

 

「できない」を「できる」に変えていく必要があります。この辺りは難しい部分があります。ある程度運動能力があって「なんとなくできる」という選手ほど「動きが雑になる」傾向があります。細かく意識しなくても「できる」ので。本当に細かくやろうと思えばこういう時に時間をかけてやっていくことが重要です。でも「できてしまう」選手はここの部分がなかなか伝わりません。しつこく言っていくのが良いのでしょうが。

 

もう少し書いておきたいなと思いますが、いったん記事を変えておきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エビ水槽の話

2022-12-15 | 陸上競技

エビ水槽のことを。

 

前回更新した時には「稚エビが生まれた」というのを書いていました。かなりいい感じだったのですが、また水槽が半滅してしまいました。これまで何度も何度も繰り返されてきたことです。原因が分からない部分があってそれを研究していました。今の自分自身の最大課題は「水槽のエビ」です(笑)。色々なことを勉強してきていますが、これは難しい。水槽に興味がある人がどれだけいるのか分かりませんが。

 

結論としては「硝酸塩」です。何度か書いていますが。水槽で生き物を育てると間違いなく「排泄物」が出ます。生きているのですから当然です。水槽内における「アンモニア」はかなり毒性が強く、ここが蓄積してしまうとあっという間に全滅してしまいます。そのため、生物を買い始める前に「水づくり」が必要になります。

 

「アンモニア」は毒性が強いですが水槽内では自然に「アンモニア」を分解する「バクテリア」が発生します。その「バクテリア」が毒性の高い「アンモニア」を分解してくれます。「アンモニア」が分解されると「亜硝酸塩」という物質になります。この「亜硝酸塩」は「アンモニア」に比べると毒性が低くなります。ここで重要になるのが水槽の中に「亜硝酸塩」が発生しないといけないという部分です。世の中の不思議な部分ですが、水槽の中に「亜硝酸塩」が発生すると今度はそれを分解する「バクテリア」が出てきます。「亜硝酸塩」がない状態ではその「バクテリア」は出てこない。「アンモニア」を分解する「バクテリア」と「亜硝酸塩」を分解する「バクテリア」は別の種類の「バクテリア」なのです。段階を追わないと水槽で生物が飼えない理由はここにあります。

 

で、今度は「亜硝酸塩」を「バクテリア」が「硝酸塩」に分解します。こうなると毒性はかなり低くなり水生生物にとって過ごしやすい環境になります。ここまでは理解していました。ここまでくるとある程度自然に循環が生まれます。実際、我が水槽はそこまでの状況でした。自然に「生物ろ過」がされて、循環が生まれていた。それなのになぜかまたエビたちが☆になる。

 

で、さらに勉強を重ねる。結局、「硝酸塩」も毒性は低いものの蓄積していくとエビにとっては「有害」になる。そのことは知っていました。水質のチェックはしてきました。「硝酸塩」の値が高くなってきたら一定量の水を換える。が、実際はこの「水替え」のタイミングが遅かったのではないかなと感じています。「硝酸塩」の値が高くなったら換えるのではなく、定期的に「水替え」をしておかないといけない。30センチ水槽で飼育しています。本来であれば60センチ水槽で育てるほうが「水質が安定する」と言われます。60センチ水槽であればそこまで頻繁にやらなくてもいのかもしれません。水の量が多いので。しかし、30センチ水槽であれば「硝酸塩」の値が短期間で上がってしまうのではないか。当然の話ですが。

 

一応勉強はしてきていたので「硝酸塩」を消費するために水槽内に「水草」を育てていました。ソイルにびっしりになるくらいまで育っていました。水草は水槽内の水が「栄養過多」にならないように調整してくれます。水草が育つためにその「栄養」使って大きく育っていくからです。それで十分だと思っていました。水草が育つということは「硝酸塩」を栄養にしてくれているから多少「硝酸塩」が増えてきても大丈夫だろうと。これが間違いでした。水草が「硝酸塩」を吸収するよりも「蓄積」するほうが多かったのだと思います。それによりエビたちの体調が悪くなって☆になっていく。

 

そこからは3日に1回程度、5分の1くらいの水量を水替えすることにしました。強制的に「硝酸塩」の値を下げるためです。これを2週間程度やるとやはりエビ自体が☆にならなくなりました。半滅状態から水替えをしてすぐにエビが抱卵。水槽内に2匹抱卵個体がいます。

 

 

今は水槽内の循環を良くするために「ヒーター」の大きさを小さくしています。水槽内の温度は25度くらいに保たれています。孵化までは時間がかかるかもしれませんが。

 

水替えだけでは不十分なのではないかと考えて、これまたネットでひたすら検索。やはり水草が育つために「硝酸塩」を使うので新しい水草を追加することにしました。流木に活着させた「ウイローモス」だけでは不十分なので新しい水草を購入することに。調べてみると「マツモ」という水草がいいということ。かなり増えるみたいです。「増える」ということは「栄養を吸収している」ということなので「硝酸塩」が減るのではないか。そう考えて購入することに。

 

が、ここで最大の問題があります。市販の「水草」に関しては「農薬」が使われています。海外から輸入するにあたって「不純物」がついていたらダメなので「農薬」を使っています。普通の魚であればある程度の農薬でも大丈夫みたいです。メダカなどはかなり強いので大丈夫だと。が、エビは恐ろしいほど弱い。近くで殺虫剤を使っただけで☆になってしまいます。この部分を踏まえてペットショップへ。

 

やはり販売している「マツモ」は農薬が使用されていました。水草の農薬を除去する薬も販売しています。それを使って農薬を除去してから水槽に水草を入れるようです。しかし、万が一残留農薬があってエビが☆になってしまったら・・・。なかなか購入できませんでした。

 

店員さんに相談。あれこれ話をしていたのですが、メダカ水槽に「マツモ」が入れてあるのを発見。この「マツモ」を販売してくれないかとお願いしました。「これは売り物ではない」と言われていましたが、こちらの熱意が伝わって販売してくれることに。市販されている量までにならないといわれましたが、関係ありません。少しでも増えていくので「無農薬」のものであれば十分です。割引をしてもらって譲ってもらいました。ありがたいことです。

 

早速水槽に「マツモ」を入れてみる。

 

エビたちがマツモに絡みつきます(笑)。とにかく寄ってくる。これは良いですね。この姿は見続けられます。マツモにどれだけ効果があるかは分かりません。しかし、間違いなくないよりはあったほうがいいと思います。これと並行して定期的な水替えを行い「硝酸塩」の濃度を低くできるようにしたいと考えています。人生の大半を水槽に捧げたい気持ちです(笑)。

 

抱卵しているエビが珍しく壁面に来たので写真を撮っておきました。まだまだ孵化はしないかもしれませんが、親エビが順調に育ってくれればと思います。

 

かなりマニアックな話。誰が興味があるのか?!という感じですが。これは重要な記事だと思っています(笑)。エビ生活。しっかりと見極めながらやっていきたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「やる」ことを明確に

2022-12-15 | 陸上競技

どれだけ自分自身のモチベーションが維持できるかわかりませんが(笑)。少しだけ保てているので記録しておきます。

 

前の記事の続き。与えられた時間をどのように使うかを考えた結果、やはり「やる」ことを明確にするのがいいと思いました。走るために必要な練習はたくさんあると思います。本当であれば片足スキップも多用したい。連続引き出しも毎日やりたい。「やりたい」と思うことはたくさんあるのです。しかし、以前よりも時間がない。3日間の中ですべてをやるのは不可能です。元々あれもこれもやりたいと思うタイプなのですが、こういう状況では「何を削るか」というのが重要になってきます。

 

やりたいと思うことに関しては「優先順位」をつける。その中で「これだけは外せない」というものだけを入れていく。そうなると「同じこと」の繰り返しになるのかなと感じました。「多くの切り口からのアプローチ」が好きでした。どの練習がその選手にあっているのかは分かりません。色々やっていく中で「これはいいな」と思うものを増やしていく。これにより力が上がっていくと思います。

 

それは「時間」があって余裕があるときだけなんだなと(笑)。2時間半の限られた時間で「技術」「走り」「身体づくり」の全てをやる。その比率の問題だと思います。どうしてもやりたいのは「身体づくり」なのでそこに割く時間が増えます。前任校でやっていた「上半身下半身」のメニューをアレンジして実施しています。最後にも「補強サーキット」として股関節周辺の強化を意識した練習。そこに「ハードル股関節」も含めています。トータルで50分くらいになるでしょうか。練習時間の3分の1以上はここに。それだけ重視しています。

 

「走り」も大切だと思うのでやっています。他の人のバランスを考えながらになりますが。腰押し→チューブ5歩→二次加速スティック→前半マークの流れを必ず入れています。ここは「スプリント練習」という位置づけですね。実際のスプリントに必要な練習を抜き出して取り入れる。1歩目の重心移動→最初の5歩の安定→二次加速でのピッチアップ→走りの流れという感じです。それぞれに意味があります。が、詳しく走りの中での局面を話すのは止めています。必要に応じて個別に投げかけるようにする。「理解してやる」というのは最低限の条件ですが、「知識過剰」になると走るというよりも「その動きをする」ことが「優先事項」になってしまって「前に進む」という感じがなくなってしまいます。本末転倒になる。

 

進んでいる選手が「動き」を意識しすぎると本来持っている良さが失われてしまうことがあります。「よくわからないけど走れている」選手がその走りに「意味付け」をし始めると「意識しなくてもできていた動き」が「意識してやろうとする」ことになるので「誤差」のようなものが出てきます。それにより本来の良さがなくなってしまう。kd先生はkrk君には「動きはやらせない」と言われていました。もともとできているんだから「型にはめる」ことで本人の生来の良さを失ってしまうと。ここに真利があると思います。

 

そういうのもあって「やりながらできるようにする」ほうがいいのかなと考えています。ここに関しては「スプリント練習」の中で自然に定着していくように「繰り返しやる」というのでいいかなと。走りに必要だから「やる」という練習にしています。走る練習に関してはタイヤ引きやバトン走が中心。短い距離で最大スピードを出す。走りで負荷をかけるのは別の日にして、走りができる2日間では「ショートスプリント」に特化してやっていくほうがいいなと判断。有酸素系の負荷に関しては「身体づくり」のところに負担させて、「走り」に関しては徹底的に「速く走る」ことだけ、

 

「技術」の部分もやりますが、「ドリル」は最小限で。チューブを使ったもも上げ→ハードル歩行→サイド入れ替え→ハードル連続抜き→ワンステップハードル(2段階)です。練習の中の比率としては少ない。テスト週間後からはここに「スイッチング」を入れました。どうしても「速く動かす」ことが意識されてしまい、自分の身体の前で足を動かすという部分が疎かになります。そこを「強化する」ための練習を入れています。ここに関しては「最低限必要な意識付け」です。

 

膝締めや接地場所に関しては合間に指摘するようにしています。本当はこの部分は各自が合間にやったり、朝練でやったりするといいと思うのですが。意識レベルが上がれば自分でやるようになると思います。「必要なこと」ですが、時間が足りないからできていないだけの話。本当はやったほうがいい。その部分が感じ取れでできるようになると本物になるのかなと。

 

とりあえず、やっていることを記録しておきます。たったこれだけです。しかし、「必要なこと」を「優先順位」をつけて実施します。これがどれだけの結果につながるのか。1か月か2か月経過したらわかると思います。少しずつですが「変化」は生まれていると思っています。まだまだですが。

 

記録しておきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「変化させない」という変化

2022-12-14 | 陸上競技

週に3回ほど練習計画を立てさせてもらっています。わがままを言っている部分があると思いますが。申し訳ない限りです。

 

女子の強化ができればと思っています。11月に4回程度練習計画を立てましたが、初めてやるというのもあってかなり時間がかかりました。順応できない部分があったと思います。これまでの流れを残しながらも短時間で負荷をかける。前任校では3時間の練習時間が確保できていましたが、今は2時間半あるかないかです。その中で何かを削らないとできないというのに直面。

 

基本的には月曜日、水曜日、土曜日が全体での練習です。月曜日が「スピード練習」となり、水曜日が「ハードルと走練習」、土曜日が「タイヤと走練習」という感じです。合間の火曜日、木曜日、金曜日にどれくらいの練習を入れることができるか。あまり詰め込むとできなくなります。木曜日は「走らない日」にしないと故障につながるかもしれません。そうなると火曜日と金曜日が「強化のための練習」となります。バランスを考えながら「必要なこと」を入れ込んでいければいいのかなと。

 

色々と考えました。その日だけにならないようにする。色々な要素を入れたいけど、入れすぎると混乱する。見ていて感じているのは「理解してやっていく」というのがなかなかできないという部分。細かい技術を考えすぎることで「良さ」を見失っている感じがありました。もちろん、「技術的なことを理解する」というのは大事だと思います。しかし、見ていると「理解する」ことが「走ること」につながってこない部分がありました。「理論ありき」ではなく「走ること」ができてその修正のために「技術」があるほうが今の子供たちには合っているのではないかと感じるようになりました。これは様々な練習会の中で感じている部分です。

 

「初見」で何かを教えようと思えば「まずはやってみよう」という感じになる練習が増えます。継続してやっていく部活動では違ってくるのかもしれませんが。しかし、あまり考えすぎて混乱するのであれば「まずはやってみよう」でもいいのかなと思うようになりました。ある程度の「型」にはめながらも「個性」としての「走り」を伸ばしていく。理想的な走りがあるのは間違いないのですが、「見た目の動き」だけではなく「進むこと」も必要。ここは自分の中で「変化」した感覚なのかなと。

 

もちろん、「基礎基本」は重要です。膝締めや接地の場所などは色々な場面で身に付けさせる必要があります。走るために必要な「技術」は不変のものがあります。変わらないものをどのようにして身に付けさせるのかは試行錯誤が必要なのかもしれないと思って慰安す。この数か月間、「基礎の徹底」をやってきましたが「身につかない」という現状がありました。意識してやれば間違いなく変わると思います。それができない。「できるようになるまで徹底する」というスタンスが今までの私でしたが、「状況に応じて変化させる」ことも必要なのかなと。これまでのスタンスと若干変わってきますが。正しいかどうか分かりません。


与えられた練習の機会の中で「どのようにレベルアップするか」を考えました。徹底的に「身体づくり」ができれば良いなと思っています。週6回のうち3回の練習の中で何か刺激を与えようと思えば何かに特化していく必要があります。最優先は身体作り。そして走るということ。身体作り→走る→身体作り→走る。この流れの中で何かを変えていきたい。そう思っています。


しかし、与えられた数日間の中であれこれ詰め込むのは良くないなと判断しました。3日間を有効に使うためにあれこれやってしまうと「自己満足」でしかないなと。選手が混乱する可能性もあるので。そうだあれば「変えるため」に「変えない」ことが必要なのかなと考えています。「身体」を変えていく。「走り」を変えていく。そのためには基本的なメニューは全く変えない。同じことの繰り返しになります。その中で「走練習」の内容だけは少し変える。これは飽きさせないためです。別にどんなメニューをやっても良いと思っています。やりたいことは「基礎基本の徹底」と「身体作り」、「走ること」です。この本筋から離れない限りは何をやっても良いのかなと。


あれこれ毎回メニューを変えると対応ができません。そのメニューをやるために別のエネルギーを使います。何かが変わっていたらそれに対して覚えるとかいう無駄なエネルギーを使ってしまうことになるので。他のメニューに関しては完全固定にしました。走るメニューだけ変える。


前はとにかくメニューを変えていました。同じことをやるのですが、さまざまな切り口からアプローチしていく。その中で上手くいく練習を自分で見つけながらやっていくというのがプラスになっていました。が、今はあれこれやると全てが薄くなるががあります。薄くなるということは「やるだけ」になってしまうということ。それは絶対に避けないといけません。目の前の選手の様子を見て今必要なことが何かを判断しなければいけません。


「変化させたい」と思っています。だからこそ他にエネルギーを使わないように「変えない」ことも必要なのではないか。そう考えています。やっていることはまた書いておきたいと思います。特別なことではないですが、前任校でやってきたことを今の状況にフィットさせる必要があるなと判断しました。多くのことを与えすぎると処理できなくなる。基礎的なことだけをやってもそれが身につかない。初めての体験ですがそれを理解した上で適応していくことも今の私には必要なのかなと感じています。


やっていることはまた別に書きます。特別なことは全くないのですが。取り止めもなく書いています。また書けたらと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第2回ハードル練習会3

2022-12-13 | 陸上競技

ぼちぼち。

 

今回も「基礎的なこと」をやっていきました。中学生もいるので補強も入れておきたいなと思う部分があります。そこが不足していく。これは難しい。こういう場で求められるのは「技術的なこと」です。ひたすらハードルを跳ぶことのほうが喜ばれるかもしれません。しかし、それでは「一時的な満足」でしかなく「長い目で見た時」にプラスにはならないと思っています。だから意図的に「基礎の基礎」として示しています。

 

前回はそれほどやりませんでしたが今回は「抜き足」のことをやりました。「抜き足」を大きく動かしてしまう選手が多いからです。「バイオメカニクス」や「見た感じ」の動きと「実際の意識」は違うと思っています。一番いやだなと思っているのは「抜き足」が寝てしまう部分です。ハードルドリルの時によくあるパターンの動きです。ここは何度か書いていますが。

 

連続写真や静止画像で「ハードルを越える」場面が示されます。まーこんな感じでしょうか。(一応フリー素材)

 

 

抜き足が「倒れる」形で示されています。ハードルを跳ぶというのはこんな感じなのかなと。しかし、実際にドリルの時に「抜き足が横」になる感じだと実際の走りの時には「上手く抜けない」という感じになります。この動きを意識すると股関節が上手く使えないままになる。前まで持ってきて落とすという動きはできなくなります。ここは大きな課題です。股関節が弱いからそういう動きになるのかもしれませんが、どうしても「前まで持ってくる」ことができなくなるのです。

 

そこで段階を追って「ハードル壁」のところからやっていきます。壁を使って「抜き足を立てる」動きをします。連続で足を抜いていきます。重心移動がない中でやっている動き。重心移動がないので抜き足を立てて前に持ってくるのがやりやすくなります。そこから段階的に前に進んでいく。進む段階になるとどうしても「抜き足が寝る」という感じになってしまうので、一歩進んで元に戻るの繰り返しになると思っています。

 

今回は抜き足の動きを修正するために色々とやりました。「連続歩行」で抜き足を立てる。そこから「連続抜き」にして「抜き足」を立てて持ってきて前で落とす。そこから1歩歩行で「抜き足」を立てる。ここをどれだけできるかだと思っています。歩行や連続抜きの時には「膝」の位置が「腰」より高い位置を通すことが必要だと考えています。正面から見たときに「膝」の内側が正面を向いている。膝頭が正面から見える状況では「抜き足が寝ている」という状況なのでよくない。とにかく「立てて抜く」という感じです。これにより「股関節」が上手く使えるようになります。これは実際にやってもらったら分かると思うのですが。走る時に「股関節を上手く使う」ことができれば走り自体も変わってきます。だから「スプリントドリル」にもなる。ここは意識づけの一番重要な部分だと思っています。

 

更に「抜き足」に関していえば「締めて持ってくる」ところが重要です。大きく抜いてしまうと「抜き足」の回転運動の運動エネルギーが大きくなります。それを打ち消そうと思えば上半身も大きく動かないといけない。大きなブレを生み出します。練習中にイメージで話すのは「輪っかの中を通す」という感じです。リードアームを前から後ろに引きます。その「引く腕」が「輪」のイメージで行う。手を伸ばして大きく動かすのではなく、肘が曲がりながら「輪」を作るのでその「中」を抜き足が通る感じです。その「輪」よりも外を通ると抜き足が大きくなりすぎてブレが生まれます。表現が難しいのですが「抜き足を立てる」のと「縦抜き」をするのは違います。「抜き足を立てる」時のイメージは「膝がわきの下に来る」という感覚。「縦抜き」は股関節が全く使えずにハードルを高く跳んでしまって抜き足が縦抜きになる。同じような表現ですが全く違います。

 

ここを意識しながらやってきます。細かい部分は説明せずにある程度の「形」を説明しながら。この時にymd選手が中学生に「つま先が落ちないように」というのも言ってくれていました。助かります。私がすべての情報を提供するのではなく、気づいたときにフォローしてもらえることでプラスアルファの情報を提供できます。私は意図的に「最小限の情報」でやろうと思っています。多くの情報を一度に提供すると間違いなく「飽和」してしまって処理できなくなるからです。必要に応じて提供する必要はあると思いますが、それは最低限の情報にしておきたい。特に中学生に「理解してやる」というのは現状では「不可能」だと思っています。まずはやってみる。ある程度できるようになったら「理屈」も伝える。「知識先行型」では中高生は上手くいかない気がするので。

 

更には「抜き足の接地場所」も重要になってくると思います。抜き足が開いて前接地になる選手が多い。これはトップレベルになっても生まれる現象です。しかし、開いて接地してしまうと間違いなくブレーキになります。そこは避けないといけない。これは導入段階から習得させたいところです。今中学生向けにこうやって練習会をする理由は「間違った動きを習得させたくない」からです。ハードルが上手く跳べる選手は特別意識しなくても跳べます。しかし、それだけではなく「より精度を高める」ことを考えると「本当に必要な技術」を習得させたいなと思っています。

 

2回目のハードル練習会ではここまでとしました。少し股関節補強も実施しましたが。そのおかげで15分ほど時間がオーバーしました。申し訳ないことです。これにより「次回から行かない」となるかもしれません・・・。申し訳ない部分があります。やったことがどれだけ効果があるのか。やってよかったと思ってもらえるのか。ここも自分自身の中で不明です。次回、誰も来ないという状況が生まれるのではないか。そういう不安の中でやっているのです。

 

指導している姿が「楽しそうだった」と言われました。確かに。こういう場面で指導させてもらえるのはありがたいことです。それを今後の自分の指導にどのように生かすか。「やりたい」と思う選手に対して何が提供できるか。そこが重要です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第2回中高ハードル練習会2

2022-12-13 | 陸上競技

内容について触れておきます。

 

この日の参加者は40人強。45人くらいだったでしょうか。そのうち中学生が13人程度。中学生は男子の参加者のほうが少なかったですね。これから先のことを考えると中学生男子の強化は必須だと思っています。ジュニアハードルからハイハードルに一気に上がります。それに対応できる選手が県内には少ない。「ジュニアハードル」だから対応できているという選手が多い気がします。今年は県内の3年生で久しぶりにハイハードルに対応できる選手がいます。来年の少年Bのショートハードルで戦えるようになってもらえたらと思っています。長いスパンで関わっていくことができれば可能になるかなと。

 

女子も中学生は今年度一番力があった選手が参加してくれています。3年生です。元々、この「中高ハードル練習会」は「中学校3年生の受け皿」にしたいというのがありました。「中高連携」と言いながらも実際は身体を動かす環境は提供されません。もちろん勉強を最優先でやってもらいたいのですが、それだけではなく「高校で競技をやる」というのであればこの期間も身体を動かし続けるということが重要だと思っています。3年生のこの時期に「身体を動かさない」ことから生まれる弊害は大きい。ただでさえ、7月の通信陸上で引退するという選手が増える中で「場の提供」ができなければ高校での競技は終わってしまうのではないかと危惧しています。

 

与えられる環境は最大限に。高校3年生から中学校1年生までの幅広い年齢層が関わる中で「見えてくるもの」があると思っています。未来像を描きながら競技に取り組んでいく。前の記事でも少し触れましたがymd選手がこういう場で中学生や高校生に関わってくれる。言い方は悪いかもしれませんが社会人選手を上手く利用させてもらうことで指導の幅に広がりが生まれます。これから先、若い指導者が少なくなっていくであろう山口県では「高校の教員」が「指導者」でなければいけないという等式は成立しなくなると思っています。その土台作りをしながら選手を育てていければと思っています。

 

今回のメインは「前回のおさらい」から始めました。初めて参加した選手もいますが、ある程度のことをやってからかなと。どうしても「早く跳びたい」と思う選手も出てくると思います。しかし、焦っても仕方ないのかなと。今やるべきは「基礎の徹底」だと思っています。何人かは「走らないんですか?」と聞いてきましたが、今の時期に焦ってハードルを跳ぶ練習を増やす必要性はないと思っています。逆に冬季練習だから「全くハードルを跳ばない」というのも違うと思っています。スプリントとハードルの融合を考えるとどちらもやりながら少しずつ合わせていくことが重要です。

 

練習の初めにymd選手が中高生に「速く走ること」が大事だと話してくれました。これも前回話をしていますが、「ハードリング」に特化しても結局「タイム」で争う種目です。早くゴールしたものが勝ち。ハードリングだけが上手くても速く走れないと勝負に負けてしまいます。そういう意味でも「ハードルドリル」などは優秀だと思っています。股関節周辺の強化ができる。単純にやるのではなく「道具」があることで「強制的に強化される」という部分です。見ていた何人かの先生方は「短距離の練習に取り入れたい」と話をされていたようです。結局は同じ部分です。必要な要素を強化しながらスプリント力を磨いていく。今度、「短距離練習会」がありますが、ここでも同じようなことをしようかなと思っています。

 

重心移動がない中でやっていってから最終的には少しずつ進みながらやる。全体の流れの中では「ざっくり」説明するように心がけています。細かい部分を練習の最初に説明しても「イメージ」ができないので「何の話か分からない」というのがあります。そうであれば「やりながらできるようにする」というのが重要。そのためには「本数が必要」になります。基礎体力も基礎筋力も集中力も重要。1本やったくらいで上手くなるのであれば苦労はしません。中学生にとってはこの辺りは難しいことかもしれませんね。普段やらないでしょうから。

 

実際にお手本を選手に示してもらいます。それを踏まえて全体でやってみる。今回はymd選手がいてくれたので、途中で「実演」をしてもらってもう一度動きの修正をかける。気づきの部分は時々練習を止めて指示をする。人数が多くなっているので細かい部分が見れないところが出てきます。指導スタッフが増えるとそこに対応できる。自分自身で何かをやるというだけではなく多くの人の力を借りながらやっていけるといいなと思っています。これが「指導者の育成」につながるのかなと思っています。「見ているだけ」から「指導に関わってもらう」ことで新しい気付きも生まれます。

 

参加してくれている中高生がどのように感じてくれているのかは気になります。これは有益な時間になっているのか。ひょっとしたら「自己満足」になっていて選手にプラスになっていない部分があるのではないか。「教えられる」という機会が激減しています。その中で中高生は「必要かどうか」を取捨選択することができなくなっていく。判断材料がないからです。「良い練習」「良くない練習」という判断をどうやってするのか。この練習会が「絶対的正義」ではないと思っています。他にもやり方があると思うからです。中高生に本当に必要とされるかどうかは自分にとって重要なことです。

 

何人かに聞いてみたいと思っています。その状況によっては「ハードル練習会」を継続するかどうかも検討する必要があります。私自身が「やりたい」からやるのではなく、「必要とされるからやる」というスタンスでいたいと思うからです。「意味がない」というのであればだれも幸せにならないので継続する必要はない。そこも踏まえて考えていきたいと思っています

 

上手くまとまりませんが。練習中の気づきも書いておきたかったのですが・・・。また書きます。多分。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第2回中高ハードル練習会

2022-12-12 | 陸上競技

色々書きたいことはありますが。優先的に。

 

土曜日の午後、2回目の「中高ハードル練習会」を実施しました。どれだけ継続的に参加してもらえるか分からない部分はありましたが。申込先はogw先生にお願いしています。別に私がやってもいいのですが、「正式」な形でやっているというのもあって。ここを外すと「勝手にやっている」「勧誘だ」と揶揄される部分も出てくるので。参加人数の連絡をもらえなかったのでどうなることかと。

 

練習計画表を60枚強印刷していましたが、最終的にはすべてなくなりました。参加選手と引率の先生方や保護者用も合わせてになります。中学生が13人くらい来てくれていたと思うので高校生は30人くらいでしょうか。小さな動きかもしれませんが「何かをやる」ことで大きな波が生まれたらと思っています。

 

今回は現役選手のymd選手にも参加してもらいました。3年連続日本選手権入賞。49秒台を出して山口県記録を更新。本当に素晴らしい選手です。彼の紹介も全体の前でさせてもらいました。ymd選手が中学校の時に下関の競技場でハードル指導をさせてもらったのが最初の出会いだったと思います。それほど身長も大きくありませんでしたが、高校1年生くらいから県の上位に入り3年時にはインターハイにも国体にも入賞。彼の活躍が今の山口県のハードルの流れを作ってくれたのではないかと思っています。その後、少年選手が国体で入賞を果たす。それが今につながっています。

 

意図的にこういう場面を作っています。「中高生の未来像」を描きやすくするためです。どれだけの選手が高校、大学で競技を続けるかは分かりません。しかし、同じような環境でハードルをやっていた選手が活躍するというのをイメージしてもらうと自分も将来それに近づけるのではないかという気がしてきます。こういう場面を増やすことは「普及」として大きな意味があります。私自身は「多くの人を巻き込みながら」やっていきたいと考えています。将来的にそれぞれの場面で活躍してくれるといいなというのもあるので。

 

「場」を提供するというのは本当に大きなことだと思っています。本当は「やりたい」と思っていてもそれができない中学生や高校生はたくさんいます。これに対して「サービス」を提供することは「意味がある」と思っています。何度も言いますが「勧誘」というような小さな枠で考えているわけではありません。私自身が今の学校に何年居るのかも分かりません。今の学校にいるから「練習会をやる」という見方をされるのかもしれませんが。批判の的になるのはある程度覚悟のうえで「やるほうがいい」と判断しています。

 

「教育」というのは何か。そんな大きな話をするつもりもありません。が、本来的に「種をまく」という作業だと思っています。すぐに結果を出してもらうというのではなく将来的に「大きな花が咲く」「大きな実をつける」ために。「今」があるのだと。短絡的に「自分さえよければいい」という気は全くありません。そうであればこんなことはやりません。多くの場所でまいた「種」が芽吹くために「誰か」がやらないといけないと思っています。

 

本当は隔週で「短距離」と「ハードル」を交互にできればいいのかなと思っています。「ハードル」をやるためには「スプリント」が必要です。「スプリント」を強化するために「ハードル」を利用するといいと思っています。もちろん、「膝締め」や「接地」などに関することも関係してくるので「両輪」でやっていくともっと効果は高いのかなと思っています。「スプリント」に関してはどれくらいの「ニーズ」があるか分かりません。こちらに関しても結構自信はあります。「中学生」「高校生」の発達段階に合わせて「必要なこと」を教えていくことができれば、「もっと速く走りたい」と思ってもらえるのかなと。

 

ひょっとしたらこの段階で「参加料」を取ってもできるかもしれません。今はスポーツ自体も「習い事」のような感覚で行われます。習字や水泳のように「月謝」を支払って「習う」というのが増えてきています。私自身はこの活動の中で「収入」を得ようという気はないので今のところ考えてはいません。「県職兼業」により色々な問題も発生しますし(笑)。指導することが「楽しい」と感じられるのであればどこで指導してもいい、どのような形で指導してもいいなと思っています。今の活動がどのように受け入れられているのかは分かりません。必要な活動だと思ってもらえているのかどうかは不明ですが。

 

私自身はこのハードル練習会は「楽しみ」です。誰かにやれと言われて始めたわけでもありません。今、何が必要かを考えたときに「ハードル選手の育成」が必須だと思ったから始めただけです。「必要だ」と思われるのであれば参加者もある程度は確保できるでしょうし、「必要ない」と思えば参加者も減っていくのだと思います。自然淘汰される部分はあるでしょう。自分自身が「楽しい」と思って指導ができて、参加した選手が「楽しい」「意味があった」と思ってもらえるのであればそこに「意味」が生まれます。中学校と高校の「枠」を超える。学校間の「枠」を超える。その中で見えてくる部分もあると思っています。

 

相変わらず上手くまとまりませんが。また書きます。多分。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする