闇にまぎれて cyojin cine-archives vol.1060、1061,1062
○小林聖太郎監督の「毎日かあさん」をみて
漫画家の西原選手を小泉選手が力演。わたしはアル中の人間を同情のまなこで見ることはどうしてもできないが、西原選手は偉いと思う。
○本多猪四太郎監督の「モスラ対ゴジラ」をみて
主に最近亡くなったエミちゃんだかユミちゃんだかのピーナッツの「モスラやアモスラやあ」の歌声を聞く映画ずら。星由里子もこのころは可愛かったなあ。
しかしモスラが蛾のくせに意外と強いので驚いたずら。
○中村義洋監督の「チーム・バチスタの栄光」をみて
最近の大学病院のおそまつさときたら酷いものであるが、この映画をみるとバチスタだろうが何だろうが、ますます安心して手術なんか任せられないという思いがつのる。なんせ人殺しに快感を覚える麻酔医がチームに入っているのだから。
というよりも本作はその後の病院と医師のメチャクチャを、2008年の段階で予言していたのかもしれない。
映画ではどういうわけか厚生労働省の役人が大活躍するが、こういう外部の権力者の介入を断ち切ってあるべき民草第一主義の医術を取り戻すためには病院と医師自身の自覚と自立が必要だろう。

じゃんじゃんじゃんじゃんじゃかじゃんじゃかじゃらららんあさからばんまでおりんぴっく 蝶人