照る日曇る日 第1159回

29歳の若さで夭折した新美南吉のテクストを、わが地元が誇る童画作家が圧倒的な幻想美の挿絵で独自な抒情世界を創造している。
結果的に優しい帽子屋さんと出会えたために、コギツネは首尾よく手袋を手にいれることができて良かったが、これはやはり母キツネが街まで買いにいくべきではなかったろうか。可愛い子には旅をさせよ、を地でいったにしてはリスクが大きすぎる。
それと絵を見て思ったことは、コギツネにはタビか靴下も要るのではないだろうか?
○特報!11月11日まで吉祥寺美術館にて柿本幸造展開催中!
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/exhibitioninfo/index.html
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