あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

柿本幸造絵・蔵富千鶴子文「どんくまさん」を読んで 

2018-11-26 14:50:31 | Weblog


照る日曇る日 第1168回



記念すべきシリーズ第1作ですが、衆知を集めて制作したその舞台裏が透けて見えるようで、全体的な完成度はいまいち。山奥に棲んでいたどんくまさんが、うさぎの街に出て大騒ぎになり、尻尾を巻いてまた山に戻るというシンプルな構成ですが、物語の展開がバタバタしており、文章がいいとはお世辞にもいえない。

結局それらすべての欠陥をことごとく払拭してしまった「どんくまさん」というキャラクターの創造と作画の魅力が光輝いて、この企画を単発に終わらせなかったのでしょうね。

 なるほどねあの父親が貴景勝を優勝させた 「父子鷹」だね 蝶人
コメント
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