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照る日曇る日 第1371回
「歴代誌下」も先行する「列王記」などの通史の焼き直しにすぎないが、本巻ではダビデ王の跡継となったソロモン王の事績を再確認しながら記述が進められていく。
ソロモンの子、レハブアムの時代から始まった王国の分裂は、アビヤ、アサ、シャファト、アハブ、ヨシャファト、ヨラム、アハズヤ、アタルヤ、ヨアシュ、アマツヤ、ウジャ、ヨタム、アハズ、ヒゼキア、マナセ、アモン、ヨシヤ、ヨアハズ、ヨヤキム、ヨヤキンと続き、その中では一たびはアッシリア軍を撃退したヒゼキアや預言者エレミアが有名な哀歌を寄せたヨシヤなど主に忠実な王もいたことはいた。
さいながら衆寡敵せず、ゼデキアの代になって、国と国民もろともバビロンの捕囚となり、ここで突然ペルシアの王キュロスが登場することになるのだが、いかにも唐突だなあ。
障害者19人を殺めたる男を国が殺すというが 蝶人