あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

長野ヒデ子作「えんそくねんねこ」を読んで

2021-12-24 09:55:16 | Weblog

照る日曇る日第1688回

 

12匹のネコちゃんがお弁当持って楽しい遠足に出かけます。ラララ、ウララ、楽しいな。

 

でも、何だか変。だってこの本裏表紙から始まってるんだもん。しかも「本文中の♪の付いているところでは、♪いとまきまきの節で「らんらん ねこねこ らんらん ねこねこ おべんと もって えんそくだ! おお!」(長野ヒデ子作詞)と唄うようにと指示されているからなんですね。

 

別におかしくないか。

 

それで12匹のネコちゃんが「らんらん ねこねこ らんらん ねこねこ おべんと もって えんそくだ!」と唄いながら大行進を続けて山に登ると、山の向こう側から大きな熊さんたちが現れて、みんな喰われてしまうのではないかと逃げ出すのですが、実は熊さんたちも遠足に来たことが分かって、2つのグループはみんなで仲良くおべんとを食べるのですのですが、「くまさん くまさん はい おんま。はい ぱか ぱか ぱ。はい ぱか ぱか ぱ。」のところで、ねこさんがくまさんいにまたがっておうまぱかぱかしている絵を見ていると、なんだか脳みそがくらくらしてくるんだよ。もう。

 

   もういちど言うておきます長野ヒデ子はほとんどパンク 蝶人

 

コメント
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