蝶人物見遊山記第353回&鎌倉ちょっと不思議な物語第438回
ある晴れた日に第708回
1963年生まれで鎌倉在住の刺繍作家による刺繍をもとに刺繍から衣服、絵画、建築、綜合芸術へと自由自在、奔放に越境したコレクションをみて、こころのおなかがいっぱいいになったような気になりました。
タイトルは、布を引き裂くと臓器の中から「さらけでるもの」があって、それを自他の前に突きつける、というような意味かしら。
会期は1月9日までなので、駆け付ければまだ鑑賞することができますが、物凄い人出だ。なんでみな北条一族がライヴァルを皆殺しにして死骸累々祟り渦巻く死都鎌倉くんだりにやって来るんだろう。
古都らしさに憧れて来た住人が挙って建てる古都らしからぬ家 蝶人