あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

五味太郎さく「かぶさん とんだ」を読んで

2023-01-16 09:48:19 | Weblog

 

照る日曇る日 第1847回

 

ある晴れた日に「あかかぶ」が部屋の外に飛び出すと、「しろかぶ」に続いて「てるてるぼうず」「たこ」「かみなり」、しまいに「うちゅうじんさん」まで加わって、世界の果てまで飛んでいく。

 

それでどこへ行ったのかは、作者は「しらないよ」と、ぬけぬけと言い放つところが、シュールかつパンキッシュで、大変よろし。

 

「きんぎょが にげた」とまったく同じ発想だが、出来栄えは雲泥の差だ。

 

50年曲を作って歌い続けたユーミンと50年歌い続けただけのゴウヒロミ 蝶人

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