あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2023年如月蝶人映画劇場その3

2023-02-19 11:01:00 | Weblog

 

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3219~29

 

1)~4)松田定次、小沢茂弘監督の「新吾十番勝負」全4作

1961年から4年までに製作された大川橋蔵主演の阿呆莫迦チャンバラ映画。こういう下らない映画のお陰で日本映画は腐敗堕落の一途を辿ったのよ。

 

5)石井輝男監督の「黒線地帯」

天知茂に三原葉子、三ツ矢歌子がからむ麻薬犯罪事件だが、1960年のニッポンの妙な熱気がそこここに反映されているようだ。

 

6)武智鉄二監督の「白日夢64年版」

路加奈子が主演する谷崎潤一郎原作の第1回目の映画化。芸術か猥褻か、で話題になったが、単なるポルノ映画ずら。

 

7)武智鉄二監督の「白日夢81年版」

愛染恭子が主演する2回目の映画化だが、ドクトル役の佐藤慶と延々と本番を繰り広げる超ポルノ映画なのでいたく感動する。いまこんな映画を作れるひとがいるだろうか?

8)~11)

松田定次、小沢茂弘監督の「新吾十番勝負」全4作

1961年から4年までに製作された大川橋蔵主演の阿呆莫迦チャンバラ映画。こういう下らない映画のお陰で日本映画は腐敗堕落の一途を辿ったのよ。

 

  この星のことなら安心し給え君たちが全滅しても健在だから 蝶人

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする