あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2023年卯月蝶人映画劇場その3

2023-04-15 12:52:56 | Weblog

西暦2023年卯月蝶人映画劇場その3

 

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3271~75

 

1)クリスチャン・グーデガスト監督の「ザ・アウトロー」

原題のDen of Thieves「泥棒達の巣窟」がなんでこおゆうタイトルに変えられるのか分からない2017年製作のギャング退治映画。それにザじゃなくてジでしょう。

 

2)アンドレ・カイヤット監督の「火の接吻」

沙翁の「ロメジュリ」を下敷きにジャク・プレベールが脚本を書いた1949年の傑作。若き日のアヌーク・エーメが可憐で美しい。

 

3)マイケル・カーティズ監督の「情熱の協奏曲」

カーク・ダグラス主演、ドリス・デイ、ローレン・バコール共演の1949年のトランペット愛ラヴストーリー。単純明快なドリスと複雑怪奇なローレンの対比も面白く、うんと楽しい音楽道映画ずら。

 

4)リサ・インモルディーノ・ヴリーランド監督の「ペギー・グッゲンハイム」

ヴェネツイアとNYに美術館をつくった偉大なコレクターの2018年のドキュメンタリー映画でよくできている。

 

5)イ・ジョンヒャン監督の「おばあちゃんの家」

今どきの孫息子と昔ながらの田舎のおばあちゃんの2003年の愛の物語。おばあちゃん役の素人が素晴しい。

 

   あっちでは激しく戦争してるのにこっちは呑気にお花見してる 蝶人

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