西暦2023年卯月蝶人映画劇場その3
闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3271~75
1)クリスチャン・グーデガスト監督の「ザ・アウトロー」
原題のDen of Thieves「泥棒達の巣窟」がなんでこおゆうタイトルに変えられるのか分からない2017年製作のギャング退治映画。それにザじゃなくてジでしょう。
2)アンドレ・カイヤット監督の「火の接吻」
沙翁の「ロメジュリ」を下敷きにジャク・プレベールが脚本を書いた1949年の傑作。若き日のアヌーク・エーメが可憐で美しい。
3)マイケル・カーティズ監督の「情熱の協奏曲」
カーク・ダグラス主演、ドリス・デイ、ローレン・バコール共演の1949年のトランペット愛ラヴストーリー。単純明快なドリスと複雑怪奇なローレンの対比も面白く、うんと楽しい音楽道映画ずら。
4)リサ・インモルディーノ・ヴリーランド監督の「ペギー・グッゲンハイム」
ヴェネツイアとNYに美術館をつくった偉大なコレクターの2018年のドキュメンタリー映画でよくできている。
5)イ・ジョンヒャン監督の「おばあちゃんの家」
今どきの孫息子と昔ながらの田舎のおばあちゃんの2003年の愛の物語。おばあちゃん役の素人が素晴しい。
あっちでは激しく戦争してるのにこっちは呑気にお花見してる 蝶人