西暦2023年卯月蝶人映画劇場その5
闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3282~86
1)塚本晋也監督の「KOTOKO」
Cocooが主演する終始珍紛漢紛尾の時間と金が無駄な2012年のロクデナシ映画。
2)久保田誠二監督の「CⅯタイム」
飲料メーカーの新製品のテレビCⅯ製作を巡る2011年のドタバタ喜劇だが三谷幸喜ならもっと面白く仕上げただろう。
3)赤堀雅秋監督の「その夜の侍」
山田孝之に妻を轢き殺された堺雅人がチビチビ復讐する2012年のお話だが演出がかったるくて見るに堪えない。
4)成島出監督の「八日目の蟬」
角田光代の幼女誘拐の2人の母物語が2012年に映画化されたが演出がとろくてイライする。
5)山崎貴監督の「永遠のゼロ」
国家より家族愛を闡明する生き方は立派だが、その主人公がなんで特攻に志願したか、なんで故障機を後輩に譲ったか、なんで後輩に家族を託したかが不可解な2013年の戦争映画。
6)高橋伴明監督の「TATTOO刺青あり」
宇崎竜童、関根恵子主演の1982年のヤクザ映画。この頃の2人はなかなか面白かったずら。
7)大森一樹監督の「ヒポクラテスたち」
京都府立医大の学生たちの青春を描く1980年の群像劇だが、紅一点の女子学生の自殺がいつまでも気になる。
大谷のホームランを見てる間に着々進む戦の準備 蝶人