闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2020~24
1)アルフォンソ・キュアロン監督の「ゼロ・グラビティ」
宇宙を舞台にしたサスペンスラヴストーリーとは珍しい。東日本大震災の折に真っ先に1億円寄付したというサンドラ・ブロックが好演。あの映画では物凄い宇宙ゴミが登場するが、その後も増え続けている。宇宙は記念なごみ捨て場なのに、大金を積んで旅行したいという命知らずの馬鹿がいる。
2)アントワーン・フークア監督の「イコライザー」
正義の味方、元CIAのデンゼル・ワシントン選手が、諸悪の根源ロアイ・マフィアなどに立ち向かいたった一人で殲滅してしまうという素晴らしい勧善懲悪物語。
3)オリヴィエ・アサヤス監督の「アクトレス」
ジュリエット・ピンシュが功なり名遂げた女優を熱演。
4)ジョン・アヴネット監督の「ボーダー」
メキシコの女に惚れたアメリカの警官、ジャック・ニコルソンが両国の国境を行き来する政治と恋の物語。「壁、壁」と叫ぶトランプの対極に位置する1981年製作の映画。
5)マーチン・スコセッシ監督の「レイジング・ブル」
デ・ニーロ、ジョー・ペシが熱演する1980年製作の素晴らしいボクシング映画。ミドル級ボクサー、ジェイク・ラモッタの波乱万丈の人世が鮮やかに浮き彫りされる。
6)ランダル・ウオルス監督の「仮面の男」
アレクサンドル・デュマの「ダルタニヤン物語」にもとづくルイ14世をめぐる三銃士たちの大冒険。我らがディカプリオ選手が2役で奮闘します。
「出版社はみな編集がやりたくて入社するんですよ」と叫びし広告部ウメザワさん 蝶人