バスで移動していたある休日、ふと思い立って岐阜公園に行ってみた。織田信長像のある正面(?)から入るのは初めてかも(笑)。まだまだ暑い日が続くので歩いていると汗だくに(訪問9月半ば)。強い日差しを避けてちょっと休憩に寄ったのは公園内の茶屋、創業大正5年(1916)という「植木屋」。ずっとこの公園と共に歩んできたんだろうなァ。店に入ると先客はかき氷を食べている家族の1組のみ。店は現在5代目だという年配のご夫婦で賄っていらっしゃる様子。店内に冷房は無く小型の扇風機が回っているのみ。暑い。テーブル席に腰掛け「とうふ田楽」をお願いした。ついでに酒も。
出てきたのは冷蔵のワンカップ大関。グイっとやっていると、しばらくして表で焼いた「とうふ田楽」が運ばれた。赤い塗りの田楽箱に6本。最初から山椒粉が振られている。串をつまんで口に入れると甘辛い田楽味噌の風味でいっぱいになる。豆腐の焼きはやさしめ。なのでつるんとした口当たり。豆腐、酒、豆腐、酒とやってワンカップを空にしてごちそうさま。次はおでんのある季節に寄ろうかな。(勘定は¥1,030)
↓ 岐阜城とロープウェーがある金華山(写真下左)と岐阜公園内の池。いま写真を見ると爽やかだが、訪れた時には9月とは思えぬフラフラになるくらいの酷暑だった。
植木屋
岐阜県岐阜市大宮町1-7 岐阜公園内
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