ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Rolled Gold + : The Very Best of the Rolling Stones / The Rolling Stones 

2022年06月15日 | クラシック・ロック

Rolled Gold + : The Very Best of the Rolling Stones / The Rolling Stones (2007)

2007年に発売されたローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のデッカ時代のベスト盤CD2枚組。タイトルは本国イギリスで1975年に発売されたアナログ2枚組のベスト盤(ジャケ写真下)から採られていて、収録曲は28曲から40曲に増やされている。故に”プラス”。ジャケットは金をロールした…という、相変わらずの低レベルなアートワーク(苦笑)。ストーンズは近年になっても本当に酷いジャケばっかりだな。

リマスターはされているが、もちろん全曲所有しているので本来なら全く必要の無い盤。そもそも最初は一風変わったデジパックで発売され、それもちょっと嫌だったので見送ったと記憶する。今回購入したのは通常のプラケース入り。値も安かったので今頃になってついポチっとしてしまった(←結局はコンピ好きなもので)。ちなみに今回(といっても15年も前だが)のプラスになって追加収録された曲は以下の通り。

・Tell Me
・Heart of Stone
・Play with Fire
・I'm Free
・Mother's Little Helper
・Dandelion
・2000 Light Years from Home
・No Expectations
・Let It Bleed
・You Can't Always Get What You Want
・Brown Sugar
・Wild Horses

なるほど契約の関係でデッカに人質に取られた最後の2曲は別としても、アナログ2枚組だと長さの制約もあって重要な曲が漏れてしまうものだな。

デッカ(アメリカではロンドン)時代のベスト盤としては文句のつけようがない選曲。最初から最後までストーンズの重要曲が目白押し。その濃密なことよ。70年代だって凄かった彼らだけれど、やはり60年代に世間に与えたインパクトは凄い。ブルーズ、R&Bのカヴァー・バンドからオリジナル曲へ移行し、ビートバンド期、サイケデリック期を生き残って、真にオリジナルな楽曲が完成されていくその過程は、やっぱり聴き応えがある。チャーリー亡き後も、コロナ禍を経て、とうとうツアーを再開したストーンズ。その最新セット・リストでも19曲中11曲がこのコンピに収録されている曲だ。

ネット・オークションにて購入(¥600)

  • Label ‏ : ‎ Universal Int'l
  • ASIN ‏ : ‎ B000VT2OLS
  • Disc ‏ : ‎ 2
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茶讃珈琲 @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2022年06月15日 | 岐阜県(岐阜)

旧・岐阜市役所庁舎近くの喫茶「茶讃珈琲」へ。4年程前に出来た店のようだ。看板には”自家焙煎”とあり、コーヒー豆の販売もある店のよう。以前に訪れたら駐車場が塞がっていて断念。次に訪れたらコロナ禍だったからか早仕舞いでまたもや入れず。今回はすんなり、と思ったがほぼ満席の盛況で、かろうじてカウンター席に滑り込んだ。店員はみな若い。コーヒー豆を挽いている男性が主人かな。店内のあちらこちらにポットに入った各種コーヒー豆が置いてある。ドリンク・メニューの情報量が多過ぎて何を選んだらいいか迷ったが、”極少苦味にワイン感や果実の風味”と説明書きのあった「まるごとブレンド」をお願いした。「パンどうしますかー?」と訊かれたが、時間的にまだぎりぎりモーニング・サービスが付くようだ。もう一度メニューを見返して土日祝日だけ無料で変更できるという「ホットドッグ」でお願いした。出来上がるまでの間、沢山あるコーヒーのメニューを眺めたりして過ごす。まだまだ知らないコーヒー豆が色々あって面白い。

まずは平皿に盛られたモーニングのセットが供された。生野菜のサラダ、玉子サラダ、ヨーグルト、そしてハーフサイズのホットドッグ。まもなくコーヒーも届く。豆の説明カードが付いていて、”コスタリカ産コフィア・ディヴェルサ・パープラセンス”という希少種だとのこと(合ってるかな?)。こうしてしっかりと説明があると価値が上がるな。フードに手を付ける前に丁寧にハンド・ドリップされたコーヒーの香りを確かめ、啜ってみる。どちらかというと浅煎りの部類だと思うが、味わいは複雑。本当にワインのような樽香が感じられるのが面白い。旨いなァ。旨いコーヒーと一緒にいただくホットドッグって好きだなァ。でもサラダにかかっていたのがゴマドレッシングなのはどうも…。最近はどこもこればかりで食傷気味。ゴマドレは人気で味も無難なのだろうが、もっとすっきりとしたドレッシングの方が色々邪魔しなさそうなのに。”こだわり過ぎた珈琲屋である以上食事にも手を抜きません”と書いてあったので、次は食事でも寄ってみよう。そういえば酒も色んなのがあったな…。(勘定は¥550)

 


 

↓ 「御鮨街道」沿いに建つ金屋町の「岡本邸(株式会社サンアイ岡本)」(江戸文化文政期以前・建造、のち改造)。”卯建(うだつ)”も立派な敷地の広い大豪邸。元々は釣鐘の鋳造を行っていたのだそうで、通りの角には釣鐘が置いてある。

 

 

 

 


 

 

茶讃珈琲

岐阜県岐阜市朝日町10

※閉店しているようです(令和5年12月現在)

 

( 岐阜 ぎふ ちゃさんコーヒー CHASAN COFFEE BAR  珈琲 コーヒー スペシャリティーコーヒー ランチ モーニング テイクアウト コーヒー豆 挽き売り 鮎鮨街道 閉店 廃業 ) 

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