ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

In The Wake Of Poseidon / King Crimson

2022年11月27日 | プログレッシヴ・ロック

In The Wake Of Poseidon / King Crimson (1970)

1970年に発売されたキング・クリムゾン(King Crimson)のセカンド・アルバム。邦題は「ポセイドンのめざめ」。ファーストのメンバーはアルバム制作前に脱退し、ロバート・フリップ(Robert Fripp)と作詞担当のピート・シンフィールド(Peter Sinfield)のみ残留している。ただレコーディングには旧メンバーも参加しており、総勢8名がクレジットされている。自分もこの邦題には聞き覚えがあったのだが、実は発売時にタイトルの”wake”を誤訳しており、本来は「ポセイドンの跡を追って」というような意味になるのだそうだ。ま、昔の邦題なんてやりたい放題でメチャクチャだから誰も気にしていないだろうと思ったら、後にフリップ翁がそう訳されているのを知って憤慨していたのだとか(苦笑)。

ファーストと同じくヴォーカルはグレッグ・レイク(Greg Lake)だが、03「Cadence and Cascade」のみゴードン・ハスケル(Gordon Haskell)に代わっている。フリップはこのゴードン・ハスケルが気に入らなかったらしく、後の編集盤ではヴォーカルを差し替えたりとイケズをしている様子。近年でもライヴでは必ずといっていいほど演奏される02「Pictures of a City」などが収録されていてなかなか聴き応えがあるアルバム。この詩の世界は全然理解出来ないが、70年代初期のイギリスらしい神秘的な雰囲気は満載なので、特にジャッコ(Jakko Jakszyk)がヴォーカルをとる最近のラインナップで演奏されるとしっくりくるんだろうナ。昔はこの手の展開の音楽が全然ダメだったが、最近はもうしっかりと耐性が出来て楽しめている(→でもピンク・フロイドはアルバムを5枚も持っているのに相変わらずダメ…)。

amazonにて購入(¥668)

  • Label ‏ : ‎ ポニーキャニオン
  • ASIN ‏ : ‎ B00005FRI4
  • Disc ‏ : ‎ 1
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オレンジハウス・シロー @名古屋市中区・新栄

2022年11月27日 | 名古屋(中区)

徒歩で移動中、休憩がてら寄ったのは新栄町の交差点にある喫茶店「オレンジハウス・シロー」。実は最初に向かったのは道を挟んだ向かいにある別の喫茶店だったのだが、貼紙に”怪我のため臨時休業”とあったのでこちらに。この日は用事があったのだが、予定している時間まで時間を潰す必要があったのだった。以前から気になる店だったが入ってみるのは初めて。店は道路に面していて中は横に細長いレイアウト。窓際のテーブル席に腰掛けて「ホットコーヒー」と「バニラアイス」をお願いした。外れた時間ではあったが先客は何組も居て食事をしている客も多い。定食も充実しているようだ。厨房では年配の男性が調理を担当していた。

看板に”サイフォンで”と書いてあったわりにポットから注がれてすぐに「ホットコーヒー」が運ばれ、次に「バニラアイス」が届いた。その大きさにびっくり。どーんと盛られたアイスに生クリームが添えられ、更に上からチョコレートシロップがかけてある。コーヒーの供にほんの少し甘いものを口に入れたいナと思って頼んだんだけれど…(苦笑)。店ではあまり長居出来ない性質だが、このアイスを攻略するにはちょっと時間が必要。少し休憩という当初の目論見は外れ、必死でアイスを口にいれていく(残すのは嫌なので)。最後にはもうコーヒーが全然足りなくなり、アイスだけ食べている状態に。お蔭でゆっくり腰を下ろすことは出来たが、これは夕食に響きそうだ。次は定食にしてみよう。(勘定は¥900)

 

 

オレンジハウス シロー

愛知県名古屋市中区新栄2-1-15

 

( 名古屋 名古屋 新栄 しんさかえ オレンジ・ハウス・シロー オレンジハウスシロー 喫茶 ランチ モーニング 洋食 ケーキ )

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