平日に羽島市に居たので、ちょっと寄り道をして「千代菊」へ。創業は元文3年(1738)。300年近くの歴史があるという凄い蔵だ。蔵があるのはいくつか古い建物が残る細い通り。以前に少しウロウロしたことがあるが、蔵に入るのは初めて。車を停めて趣のある建物の中へ。木戸を開けて中に入ると商品の置いてあるスペースはさほど大きくない。訪問したのは初冬だったのでまだ”ひやおろし”の瓶も並んでいた。他には樽酒や、酒造米毎にラベルを付けた「いぬとあきたこまち」「ねこと朝日米」「うさぎと山田錦」「すずめと雄町」という面白いシリーズが並んでいる。昔ながらの、というイメージが強い酒造だったので意外。この日選んだのは「新米新酒」の4合瓶。
家に帰って封を開ける。新酒だけあってすっきりとしたくち。香りは強くなくやや大人しい感じ。あまり過剰に香る酒は苦手なのでちょうどいい。原料米は岐阜県産の「あきたこまち」の新米だとか。もちろん通常の千代菊と比べるとすっきりとして呑み易いので次々と杯を重ねてしまう。この日合わせた酒肴は何だったか忘れてしまったが、ついつい一晩でほとんど空けてしまった(汗)。(勘定失念)
岐阜県羽島市竹鼻町2733
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