ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

三六 @愛知県春日井市 (※閉店)

2023年12月26日 | 愛知県(尾張)

暇な日曜日の名鉄小牧線の旅(笑)。牛山駅の次に降りたのは味美(あじよし)駅。ここでは目当ての銭湯があったので、銭湯が開くまで暇つぶし。米軍払下げショップ(※閉店済み)をひやかしたりして散策。昼営業が終わる前にと暖簾をくぐったのは「うどん処・三六(みろく)」。外から見たらひっそりとした感じだったが、中に入ってびっくり。ほぼ満席の盛況ぶり。自分が入った表通りの入口とは反対側に駐車場があり、皆そっちの入口(写真下右)から入っているのだった。手打ちとあって中には麺打ち場もあり、給仕女性は3人も立ち働いている。人気あるんだなァ。案内されたのは壁に向かったカウンター席(正直苦手)。せっかく電車で来たので酒をぬる燗でもらい、品書きにあった「味噌豚」というのをお願いした。

徳利で出てきた酒を猪口に注ぎ、クイッと。「味噌豚」は陶板の皿に豚バラ肉がどて煮のような味噌(もちろん赤)で煮てあり、刻みネギが散らしてある。旨い。まだまだ後客も入ってくるので、その人達が注文する前にと「香露うどん」を追加。諸説ある”ころ”の由来だが、実際に”香露”と表記している店を見るのは初めてかも。その「香露うどん」、注文して1分もしないうちに出てきた。あわてて酒を呑み干してうどんを手繰る。麺の上に大根おろし、擦り生姜、刻み海苔、かいわれ大根がのっている。うどんは口当たりは軟らかいのにしっかりとコシとのびがあるもの。旨いなァ。冷たく絞め過ぎていないのもいい感じ。つゆは色濃いが甘さの少ないキリッとしたタイプ。これは他のうどんも食べてみたくなる。(勘定は¥1,400程)

 

 


 

↓ 店のすぐ向かいにある一般住宅(建築詳細不明)。大きな敷地内の日本家屋の玄関横に洋館がくっついている典型的な建物。さすがに洋館の窓はサッシに代えてあるようだったが立派な建物だ。

 

 


 

 

うどん処 三六

愛知県春日井市花長町2-8-9

※令和6年5月21日を以って閉店されました

 

( 春日井 かすがい みろく 三六春日井店 饂飩 麺類食堂 うどん前 ころうどん 近代建築 閉店 廃業 )


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