久しぶりに愛知県一宮市の食堂「大脇屋」へ。バイクを店横に停め、暖簾をくぐる。営業開始して間もない時間だったが、既に先客が1人。土間のテーブル席に腰掛けて壁に貼られた品書きを眺めて吟味。「カツ丼」と迷ったが、気分で「天丼」にしてみることに。給仕の女将さんに告げた。調理場では”一日一麺”と書かれたTシャツを着た老主人が立ち働いていて、2人で調理が始まる。どういう分担か、天ぷらを揚げるのは女将さんのようだ。
しばらくして盆にのって運ばれた「天丼」は、丼に海老天が2尾。これに中華スープと漬物が付く。海老天の海老は小さくて細いが、衣は羽根を拡げてなかなか立派(笑)。上手に衣を付けるもんだなァ。天ぷらはかなり濃くて甘辛いたれをくぐってご飯にのせられている。東京風の天丼とも違って、たれはまるで鰻丼で使うたれのように甘いもの。ちょっと自分の好みとは違うし、たれがご飯の下に溜まるくらいなので多いが、ご飯を食べさせる力は充分。熱々のうちに綺麗に平らげてお茶をいただいた。ここは酒もビールもある。自分の家の近くに大衆食堂は無いが、(酒のある)大衆食堂近くの人って本当に羨ましいなァ。(勘定は¥770)
うどん・丼物 大脇屋 (大脇屋本店)
愛知県一宮市新生3-16-12
( 一宮 いちのみや おおわきや 大衆食堂 麺類食堂 食堂 丼物 天丼 てんどん 天麩羅 てんぷら 天婦羅 )
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