Havana 3 A.M. / Havana 3 A.M. (1991)
クラッシュ(The Clash)のベーシスト、ポール・シムノン(Paul Simonon)のバンド唯一のアルバム。録音はなぜか日本のスタジオでされ、自分の記憶が確かならば、なかなかワールド・ワイドな配給レーベルや発売スケジュールが決まらず、当初日本でだけ別ジャケで先行発売されたんじゃなかったか。(↓参照)。
ライヴ活動も少しだけやったのかな。ひょんな事からそのライヴ音源を手に入れ、「おっ、なかなかかっこいいじゃないか」とあわてて購入してみた。
すごく簡単に言うとラテンの風味が入ったロカビリー・ロックといったところ。タランティーノ映画なんかで使われそうな感じだ。マカロニ・ウエスタン(Spaghetti Western)映画の効果音のサンプリングが挿入されたりするところは元同僚のミック・ジョーンズ(Mick Jones)のビッグ・オーディオ・ダイナマイト(Big Audio Dynamite)と共通するところがある。やはり出自が同じだと好みも似るのだろうか(あ、でもクラッシュ時代からライヴSEとかに使ってたか…)。他のメンバーの履歴は良く分からないが、アルバム1枚で終わるには惜しい感じ。発売当時聴いてもたぶんピンとこなかっただろうが、90~00年代のミクスチャー文化を通り過ぎた今聴いてこそかっこよさが分かるアルバムかもしれない。
ブックオフにて購入(¥250)
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