ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Live In Concert / The Stranglers and Friends

2024年04月24日 | パンク・ニューウェーヴ

Live In Concert / The Stranglers and Friends (1995)

ストラングラーズ(The Stranglers)が1980年に行ったライヴ音源のCD化。こちらはジャケ違いでも出回っていた音源で「and Friends」となっているのには事情があり、ライヴ開催時にヴォーカルのヒュー・コンウェル(Hugh Cornwell)が麻薬所持の罪で刑務所に収監されて出演出来なくなり、ヒューの代わりにマネージャーが呼んだ数多くのアーティストがゲストでヴォーカル他を担当したライヴが収録されているというもの。会場はロンドンのレインボー。

参加したアーティストは書ききれないほど居るが、キング・クリムゾン(King Crimson)のロバート・フリップ(Robert Fripp)、現妻のトーヤ・ウィルコックス(Toyah Willcox)、キュアー(The Cure)のロバート・スミス(Robert Smith)、イアン・デューリー(Ian Dury)、ウィルコ・ジョンソン(Wilco Johnson)、スティッフ・リトル・フィンガーズ(Stiff Little Fingers)のジェイク・バーンズ(Jake Burns)等総勢20名。全てがストラングラーズと交流のあったアーティストなのかは知らないが、凄いメンバーが集まったものだ。

寄せ集めの付け焼き刃、しかもオクラになっていのだからさぞ聴きづらい音源かと思いきや、意外と聴ける。もちろん基本の演奏はヒュー以外のメンバーなので安定していて、そこにゲストが色を添えるといった感じ。歌に関してはヘイゼル・オコーナー(Hazel O,Connor)とトーヤの女性ヴォーカルのキーに好みが分かれるかな。でも他の男性陣のヴォーカルも五十歩百歩か(笑)。こういうのってどれくらいリハーサルを重ねるものか知らないが、パンクというバック・グラウンドがありながら、そもそも他のバンドと違って年配で演奏力のあったストラングラーズだから成り立ったんだろうな。にしてもストラングラーズとロバート・フリップに繋がりがあったとうのが意外。

ネット・ショップにて購入(¥580)

  • Label ‏ : ‎ Receiver Records
  • ASIN ‏ : ‎ B0000005UO
  • Disc ‏ : ‎ 1

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