ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Peter Gabriel (Ⅱ) / Peter Gabriel

2023年02月25日 | プログレッシヴ・ロック

Peter Gabriel (Ⅱ)  / Peter Gabriel (1978)

1978年に発表されたピーター・ガブリエル(ゲイブリエル・Peter Gabriel)のソロ2作目。ピーターのソロ作品は4作目まで全て名前がタイトルなので、これは「Ⅱ」とか、ヒプノシス(Hipgnosis)が担当したジャケットから「Scratch」とか呼ばれている。プロデュースはキング・クリムゾン(King Crimson)のロバート・フリップ(Robert Fripp)。作品には元々ピーターのバンド・メンバーで現クリムゾンのトニー・レヴィン(Tony Levin)がベース、チャップマンスティック、ヴォーカル、アレンジと担当し、大活躍している。収録曲の「Exposure」はフリップとの共作。この曲はフリップのソロにも収録されている(ただしヴォーカルは別)。フリップは自分のソロと、ダリル・ホール(Daryl Hall)の「Sacred Songs」、そしてこの「Ⅱ」をポップ3部作として計画したとのこと(ただしホールの作品だけ発売遅れ)。

アルバムは意外な程ポップな曲から始まり、ファーストと同様に様々な曲調の作品が並ぶ。意外なレゲエ調の曲も。もちろん上記の「Exposure」では当時フリップがご執心だった”フリッパートロニクス(Frippertronics)”(フリップが開発したテープのループを利用した機材)の音もしっかりと収録。でも雰囲気は全然違うのが興味深い。自分はリアルタイムでは80年代のヒット作「So」しか聴いていなかったので、ジェネシス(Genesis)在籍時のピーターの活動は全く知らないし聴いたことが無いので、ジェネシスの音楽との共通性、連続性があるのか全然分からない。じゃジェネシスも聴いてみる?…いやいや。

ネット・ショップにて購入(¥733)

  • Label ‏ : ‎ Import
  • ASIN ‏ : ‎ B00005A9ZP
  • Disc ‏ : ‎ 1

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