Prog Noir / Stick Men (2016)
キング・クリムゾン(King Crimson)のベーシスト、トニー・レヴィン(Tony Levin)とドラマーのパット・マステロット(Pat Masterotto)それに、マーカス・ロイター(Markus Reuter)という3人のプロジェクト、スティック・メン(Stick Men)。こちらは2016年に発売されたオリジナル・アルバムの「Prog Noir」。向こうではプログレッシヴ・ロックの事を略して「Prog」なんて呼ぶが、それにフランス語の「Noir」を足して”黒いプログレ”って意味で合ってるのかな?(未確認)。
まず2021年の来日公演でも披露したタイトル曲の出来が素晴らしい。彼ららしいダークな音ではあるがヴォーカルもあってとっつき易さがある。何だかシリアスなSF映画のサントラを聴いている感じだ。こういうバカテクバンドの場合、ライヴでは視覚的要素もあって無条件で楽しめるが、スタジオ・アルバムとして聴くとある程度の分かり易さが無いと単調になることもある(実際過去のオリジナル・アルバムにはそういう面も)。このアルバムはそういう点で、テクをしっかりと見せつつもアルバムとしての起伏に富んでいて、バンドの代表作と言っていい出来じゃないかな。
ネット・ショップにて購入(¥880)
- Label : Stickman
- ASIN : B01K39V524
- Disc : 1
2016年の作品ですね。知りませんでした。
タイトル曲、まさに、ハードでクールなプログレで、好みです。
うねるようなベースと不穏なギターの音、クリムゾンに通じますね。SF映画のサントラといえば、そんな感じもします。
メロディの展開もいい感じですね。
シンプルなのに飽きない魅力を持っていると思いました。
>緊張感あるサウンド
>ハードでクール
ホントそんな感じですよねー。クリムゾンが掲げていた「Nuovo Metal」に通じる硬質さがあります。