ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

雲水 @岐阜県揖斐郡池田町 (2)

2022年12月21日 | 岐阜県(西濃)

妻とドライブがてら岐阜県池田町の蕎麦屋「雲水」へ。開店してちょうどぐらいの時間に店に着いた。道路を挟んだ駐車場に車を停めて民家そのままの玄関口から店内へ。給仕の女性に2人と告げると奥の調理場手前のテーブル席に案内された。もう他の席は満席のようだ。凄いなァ。後から来た客は断られている人も居る様子。品書きから自分は「すだち・二八」を大盛で、妻は「ざる・十割」をお願いした。調理場とは衝立で仕切られていて通り道なので仕方がないが、年配の給仕女性はちょっと慌て者なのか書き留めたはずの注文を何度も訊き返しに来るし、スリッパで板間をバタバタと小走りするので鬱陶しい。落ち着いて歩いてくれればいいのに。

揚げた蕎麦をポリポリとやって待っていると「すだち」と「ざる」が運ばれた。水面にたっぷりのすだちスライスが盛られていて、見た目から涼しげで旨そう。蕎麦は二八だが、以前食べた十割と印象はそう変わらない。妻のざるをひと啜りもらったが、歯触りも喉越しも大きな差は感じられない。淡い味わいのつゆにすだちの果汁が混ざって旨い。種の無いところを蕎麦と一緒にすするのもいい。啜る時にほんのりと鼻腔に残る香りもいい感じ。思わず鉢に口をつけてつゆをグイッと飲んだ。手繰り終えた後は濃厚な蕎麦湯を味わう。自分は種物にも蕎麦湯を足していただくのが好きだが、こちらは徳利に少しそばつゆも入れてくれるのが嬉しい。妻はこちらが初めてだったが気に入った様子。ただ勘定してもらって店を出ると、もうそこには「予約分にて売り切れ致しました」の文字が(写真下1枚目)。予約をしていなかった自分たちがすっと入れたのはラッキーだったということか。まだ12時にもなっていないのに…。(勘定は¥2,100)

以前の記事はこちら

 

 


 

↓ 美濃國の一宮である「南宮大社」へ。毎月1日と15日の月次祭は「花手水」があり手水鉢に花が飾られる。この日は当日ではなかったがまだ花が残っていた。前からやってそうな行事だが、実はまだやり始めてから数年なのだとか。境内の建造物の他、様々な物が重要文化財に指定されている。

 

↓ 南門を出て奥に進むと「南宮稲荷神社」。拝殿手前には朱塗りの鳥居が並ぶ。

 

 


 

 

そば 雲水

岐阜県揖斐郡池田町市橋1634-1

 

( 池田町 いけだちょう うんすい 蕎麦 そば そばきり なんぐうさん なんぐうたいしゃ なんぐういなりじんじゃ おいなりさん 国重要文化財 )


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