先日、日本棋院の「春休みこども囲碁塾2025(4/4~4/6)」に孫のお供で行ってきました。
参加者は70人ほどでしょうか、一昨年の「夏休みこども囲碁塾2023」は100人超でしたので、やや減少の感じでした。
タイトルは「囲碁塾」ですが、実際はほとんど認定大会のイメージでした。
ただ、認定状は成績表と合わせたハガキサイズ、省エネか・・・。
小中学生の真剣な眼差しは気持ちいいですね。
高学年、大人になっても是非続けてほしいと思います。
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先日、日本棋院の「春休みこども囲碁塾2025(4/4~4/6)」に孫のお供で行ってきました。
参加者は70人ほどでしょうか、一昨年の「夏休みこども囲碁塾2023」は100人超でしたので、やや減少の感じでした。
タイトルは「囲碁塾」ですが、実際はほとんど認定大会のイメージでした。
ただ、認定状は成績表と合わせたハガキサイズ、省エネか・・・。
小中学生の真剣な眼差しは気持ちいいですね。
高学年、大人になっても是非続けてほしいと思います。
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第63期十段戦五番勝負第3局が4月3日(木)に長野県大町市 「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」で打たれ、芝野虎丸九段が井山裕太十段に黒番中押し勝ちをおさめシリーズ3勝0敗でタイトル奪取となった。
「無冠の芝野が十段奪取、井山は終盤力尽きた」
(日本棋院HPより抜粋)
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タイトル奪取の芝野新十段(25)、本局は微細ながら終始リードでの勝利でした。
十段失冠の井山王座(35)、小さなミスが重なり・・・。
新十段の芝野さんは今年になって14勝1敗(1敗は農心杯での韓国・朴廷桓九段戦)、国内棋戦では無キズの快進撃。シバトラ吠える・・・。
井山さんの本年成績は10勝9敗、対局過多で疲労困憊か・・・。
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囲碁の敗因にはいろいろありますね。
●「完敗」
手も足も出ない負け方でしょうか。
アマ囲碁ファンの場合「手合い違い」、棋力アップが必要でしょう。
精神的にもダメージは少ないと思います。
●「惜敗」
あと一歩届かない状況、運もあるかも・・・。
精神的には「適度な緊張感を楽しめた」と慰める。
●「ポカ」
一瞬の思い込みや集中力の破断、交通事故と同じ心境かも・・・。
精神的には「勝負事の日常と諦めるべし」・・・。
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今日の関東地方は冷たい雨で季節が逆戻りの天気、桜も一休みでしょうか。
テレビの歌番組で「春うた特集」が流れていますが、シルバー世代でハマるのはイマイチ・・・。
そんな中で「♪襟裳の春は~ 何もない春です~」というフレーズが浮かんできました。
森進一の「襟裳岬」は1974年の作品、もう50年の月日が経っているんですね。
作詞:岡本おさみ、作曲:吉田拓郎、フォーク系の唄を演歌歌手が唄いレコード大賞も受賞しました。
虚無感な歌詞に、なぜか惹かれるものがあったかも・・・。
「襟裳岬」
・作詞:岡本おさみ ・作曲:吉田拓郎
・唄:森進一
♪北の街ではもう 悲しみを暖炉で~
燃やしはじめてるらしい~
・
襟裳の春は 何もない春です~
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☆勝ち星・連勝(3月28日現在)
★勝ち星一覧
①上野愛咲美 六段 15勝3敗
②上野梨紗 三段 15勝4敗
③加藤千笑 三段 14勝5敗
④芝野虎丸 九段 12勝1敗
⑤大竹 優 七段 11勝2敗
⑥許 家元 九段 10勝4敗
⑦井山裕太 九段 10勝8敗
⑧大淵浩太郎 五段 9勝1敗
⑨豊田裕仁 三段 9勝1敗
⑩曽 富康 三段 9勝1敗
★連勝一覧
◆12連勝
①三浦 太郎四段(12/9~3/24)
◆10連勝
②松本武久 八段(11/3~3/10)
◆9連勝
③井山裕太 九段(11/11~1/20)
③山城 宏 九段(12/26~3/17)
③酒井佑規 六段(11/28~1/14)
③大淵浩太郎 五段(1/27~3/27)
③曽 富康 三段(2/6~3/24)
③上野梨紗 三段(2/15~3/16)
(日本棋院囲碁ニュースより抜粋)
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「勝ち星一覧」
上野姉妹がワン・ツーと快進撃が続いています。
芝野さんの12勝1敗は凄い、無冠返上は近いか・・・。
昨年勝ち星トップの藤沢さんは5勝3敗、四冠の一力さんは6勝5敗と意外、タイトルホルダーならではか・・・。
「連勝一覧」
トップの三浦さんさん、若手の「一番星」か・・・。
2位の松本武久さん(43)は3/10に途切れましたが、「中年の星」として頑張ってほしいですね。
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三谷八段の「NHK囲碁講座/描け!勝利へのストーリー」、今月で終了しました。
毎回録画して見ていますが、棋力アップにつながっているかは微妙・・・。
こども囲碁教室で「NHK囲碁講座は棋力アップに有効なので是非見るように」と勧めていますが、視聴しているのは1割以下でしょうか。
番組サイドも大人向けと限定している訳ではないでしょうがドーモ・・・。
若年層はテレビをじっくり見る習慣はないようで、動画やゲームが主流なのかもしれません。
子どもにアピールするような囲碁番組作り、ムズなところか・・・。
4月からは吉原由香里・六段の「目指せ好形!悪魔のささやき、天使のつぶやき」、タイトルはグッド!!
囲碁教室の生徒も見てほしい・・・。
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「第14回伊勢崎少年少女囲碁大会-2025」が開催されました。
・日時:2025年3月23日(日)
・場所:伊勢崎市民プラザ
・主催:群馬少年少女囲碁協会
・参加者:65名
・審判長:三谷哲也八段
◎伊勢崎杯選手権(5名)
・優 勝:竹越 昴(伊勢崎・北小3年))
・準優勝:齋藤一希(富岡・小野小6年)
◎棋力認定大会、ブロック優勝者
◆19路盤(48名)
・Aブロック:中島明日香(玉村・上陽小5)
・Bブロック:加藤惟斗(宇都宮大付属小2)
・Cブロック:江原珠羅(群馬大付属小6)
・Dブロック:豊田修一郎(樹徳中1)
・Eブロック:吉田百花(伊勢崎・名和小4)
・Fブロック:小田悠智(前橋・大利根小4)
・Gブロック:野村樹里(太田・藪塚本町南小6)
・Hブロック:柴崎壱太(伊勢崎・宮郷小5)
◆13路盤クラス(12名)
・優 勝:村上隼都(玉村・第3保育園年長)
・準優勝:齋藤明沙人(伊勢崎・殖蓮二小5)
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今回の参加者は65名、昨年が106名でしたので大幅な減少となりました。
また9路盤クラス(昨年22名)は、応募者が少なく不成立と残念な状況でした。
入門者・初級者の減少をどう歯止めをかけられるか、難題です・・・。
認定戦13路盤クラス入賞者
★大会成績詳細(PDF)はこちら
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3月23日(日)、「第72回NHK杯テレビ囲碁トーナメント戦」の決勝戦(井山裕太王座‐余正麒八段)がNHK教育テレビで放映されました。結果は178手までで余正麒八段が白番中押し勝ちを収め、優勝を決めました。余八段はNHK杯初優勝、全棋士対象の公式戦タイトル初の獲得となります。
(関西棋院HPより抜粋)
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初優勝の余正麒八段、厚みを生かした打ちまわしで快勝。
敗れた井山王座、実利重視の薄い碁形で苦戦・・・。
公式戦初タイトルとなった余さん、これまで何度もタイトル戦で苦杯、表彰式では感無量の表情でしたね。
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「第67回全日本女流アマチュア囲碁選手権全国大会」が、3月8日(土)、9日(日)の2日間、日本棋院東京本院で開催された。全国から集まった96名の頂点に立ったのは、東京・千葉代表の藤原彰子さん。2014、2015年の連覇後、2度の準優勝に泣いたが、10年ぶり3度目の栄冠を手にした。
・優勝 藤原彰子(東京・千葉)
・2位 宇根川万里江(東京・千葉)
・3位 西方彩華(関西)
・4位 林むつみ(東京・千葉)
(日本棋院HPより抜粋)
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ベスト4の選手を見ると、西方さん以外は上位入賞の常連ですね。
もう少し新旧選手の入れ替えがあった方がいいと思いますが、若手は参加を遠慮か・・・。
群馬代表の地田さん、佐藤さんは予選敗退。全国の壁突破はいつか・・・。
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第63期十段戦五番勝負第2局が3月17日(月)に和歌山県の 「ダイワロイネットホテル和歌山」で打たれ、芝野虎丸九段が井山裕太十段に白番2目半勝ちをおさめシリーズ2勝0敗とした。
「芝野九段がタイトル奪取に弾みをつけた、苦しくなった井山十段」
(日本棋院HPより抜粋)
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タイトルに王手をかけた芝野九段(25)、手厚い碁形からリードを守り切りました。
カド番に追い込まれた井山十段(35)、形成判断に誤算か・・・。
芝野さんは今年になって9勝1敗と絶好調、その1敗も農心杯で韓国・朴廷桓九段との一敗。十段獲得が濃厚か・・・。
一方、井山さんは9勝7敗、直近の棋聖戦、十段戦では5連敗と苦戦。十段防衛は赤信号・・・。
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