天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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霧にむせぶ夜/黒木憲

2025-02-20 21:00:00 | 音楽

夜寝る前にラジオを聴いて眠ります。
よく聴いているのはNHK・FM(聴き逃し)で、歌謡スクランブル、ジャズ・トゥナイトなどです。

昨日の歌謡スクランブルで、黒木憲の「霧にむせぶ夜」が流れていました。
1968年の作品ですから、半世紀以上も前になるんですね。
当時はムード歌謡やグループサウンズが売れていたようです。

別れの曲なのにアップテンポで軽やか、男の哀愁を感じさせる唄声もホロリとさせられます。
甘酸っぱい青春の日々が・・・。

   「霧にむせぶ夜」
・作詞:丹古晴己 ・作曲:鈴木淳
・唄:黒木憲

♪涙じゃないよと 言いたいけれど~
 こらえても こらえても~
 まつ毛がぬれる~
   ・
   ・
 さよならが さよならが~
 霧にむせぶ夜~

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-20):中根九段vs.AI、十二番碁

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時代小説/碁石金

2025-02-18 21:00:00 | 本と雑誌

◆書籍紹介
・書籍名:「碁石金 日暮左近事件帖」
・発行所:光文社
・著 者:藤井邦夫
・発行年月:2024年7月
◆内容紹介
人気シリーズ「日暮左近事件帖」、とてつもない大迫力の剣戟のあとで涙が一筋こぼれる十九弾!

     ○ ● ○

書店の文庫本コーナーで「碁石金」というタイトルを見かけました。
表紙裏のあらすじを読むと、囲碁とは関係なさそうでしたが、「碁石金」が気になり購入し読んでみました。

「碁石金」は甲斐の国で採掘された不揃いな金の粒のようです。
本書では「碁石金」を巡り、主人公と盗賊忍びの争いを描いています。

内容的には史実とかけ離れたフィクション、好みの分野とは違うようで・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-18):棋聖戦第5局/一力が制して3勝2敗に

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棋戦情報/勝ち星・連勝(2月13日現在)

2025-02-16 21:00:00 | プロ棋戦

☆勝ち星・連勝(2月13日現在)
★勝ち星ランキング
 ①上野愛咲美女流立葵杯 8勝1敗
 ②井山 裕太王座   7勝2敗
 ③加藤 千笑三段   6勝1敗
  許  家元九段   6勝2敗
 ⑤芝野 虎丸九段   5勝0敗
  大竹  優七段   5勝0敗
 ⑦山城  宏九段   4勝0敗
  吉原由香里六段   4勝0敗
  小林 泉美七段   4勝1敗
  本木 克弥九段   4勝2敗
  謝  依旻七段   4勝4敗
    (女流、若手棋戦を含む)

★ただいま連勝中!
 〈9連勝〉
  三浦 太郎四段(12/9~)
  〈8連勝〉
  上野愛咲美女流立葵杯(1/16~)
 〈7連勝〉
  木部 夏生三段(11/7~)
    (日本棋院『棋道web』より抜粋)

     ○ ● ○

「勝ち星ランキング」
トップの上野愛咲美さん、快調スタートです。井山さんも奮闘していますね。
ベテランの山城さん、吉原さん、小林泉美さん、どこまで好調をキープできるか・・・。
昨年大活躍の一力さん、藤沢さんの名前がありませんが、徐々にランクアップするでしょう。

「連勝記録」
トップの三浦さんさん、新人王の自信でしょうか。
7連勝の木部さん、記録を伸ばしてほしいですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-16):囲碁マンガ「天棋(第3部)」/碁ワールド

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棋聖戦第4局/井山王座が3勝目

2025-02-14 21:00:00 | プロ棋戦

第49期棋聖戦七番勝負第4局が熱海後楽園ホテルで2月12日(水) ・13日(木)に打たれ、井山裕太王座が一力遼棋聖に黒番4目半勝ちをおさめシリーズ3勝1敗とした。
   (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

棋聖奪還まであと1勝に迫った井山王座、終盤のヨセで抜け出しました。
カド番に追い詰まれた一力棋聖、終盤の乱れが・・・。

これまで白番勝利が3局続きましたが、井山さんの黒番勝利、タイトル奪還の可能性が濃くなってきました。
苦戦の一力さん、棋聖位防衛の正念場ですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-14):リズムが狂う

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第15回行田市少年少女囲碁大会2025

2025-02-12 21:00:00 | こども囲碁

2/8(土)に「第15回行田市少年少女囲碁大会」が開催されました。
参加者は約50名で前回より2割ほど減少、厳しい状況です。
土曜日開催は習い事などで多忙の影響もあるのでしょうか。

群馬県からは「伊勢崎こども囲碁アカデミー」、「玉村こども囲碁教室」などから25名が参加しました。
埼玉県の大会で群馬勢が約半数と、主催者側としてはドーモ・・・。

2名のプロ棋士(黒瀧正憲八段、三村芳織三段)による指導碁、他では見られない恵まれた大会ですね。
プロとの対戦で囲碁への関心がアップすることが望まれます。


指導碁


表彰式

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-12):大河ドラマ「光る君へ」

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碁盤斬り/カレンダー2025

2025-02-10 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

 


碁盤斬り

日本棋院の「2025年カレンダー」、1月・2月の絵は「碁盤斬り」。
昨年、草彅剛・主演の映画をイメージしたのでしょうか。
刀で碁盤を斬るのは非現実的ですが、インパクトはありますね。

このカレンダー、トイレの壁に掲げており、毎日数回お目にかかっています。
映画では「囲碁は正々堂々、嘘偽りなし」というセリフがありましたが、ナルホド・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-10):棋聖戦第4局/井山が勝利し2勝2敗に

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棋聖戦第3局/仙台対局は井山に軍配

2025-02-08 21:00:00 | プロ棋戦

第49期棋聖戦七番勝負第3局が宮城県知事公館で2月5日(水) ・6日(木)に打たれ、井山裕太王座が一力遼棋聖に白番中押し勝ちをおさめシリーズ2勝1敗とした。
   (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

2-1と一歩リードの井山王座、自分のペースをつかんで難戦を制しました。
敗れた一力棋聖、苦しい流れを断ち切れず・・・。

囲碁界のトップを走る一力さんですが、経験豊富な井山さんの柔軟な対応に焦りがみえるようです。
本局も白番勝ちで次局は一力さんの白番、結果に注目ですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-08):女流棋聖戦第3局/上野梨紗、女流棋聖奪取!

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囲碁格言:ノゾキにツガぬ馬鹿はなし

2025-02-06 21:00:00 | 囲碁

囲碁格言に「ノゾキにツガぬ馬鹿はなし」というのがあります。
ただ、プロの対局を見ていると、ツガないケースも多くありますね。
囲碁格言にはナルホドと納得するのも多いのですが、「ノゾキにツガぬ馬鹿はなし」の信頼度はイマイチです。

「ノゾキにツグ馬鹿、ツガぬ馬鹿」という格言もあり、ノゾキを巡る判断はややこしい・・・。
ザル碁党も反発してツガず、痛い目にあったことが何度も・・・。

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1年前の記事(2024-02-06):第14回行田市少年少女囲碁大会2024

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第72回NHK杯/ベスト8決定

2025-02-04 21:00:00 | プロ棋戦

◎NHK杯/準々決勝の組み合わせ
◆芝野虎丸八段(25)VS余正麒八(29)

◆一力遼NHK杯(27)VS井山裕太王座(35)

◆富士田明彦七段(33)VS佐田篤史七段(29)

◆平田智也八段(30)VS許家元九(27)

ベスト8の年代は30代(3)、20代(5)、最年長は井山さんの35歳、40代は残念ながら敗退となりました。
ここ数年、囲碁界の若年化は予想以上ですね。

本命は前期優勝の一力さん、対抗は井山さんですが、準々決勝で当ることに・・・。
芝野さんにも頑張ってほしいのですが、NHK杯ではイマイチ・・・。
余正麒さん、許家元さんもチャンスがありそうです。

NHKテキスト囲碁講座12月号に「十代の三新鋭、堂々の初陣!」という記事がありました。
表悠斗・三段(17)、熊木熙弥・二段(19)、上野梨紗・女流棋聖(18)で、表さんは3回戦進出、上野さんは2回戦進出、熊木さんは初戦敗退でした。

福岡航太朗・竜星(19)は1回戦勝利、2回戦で山下九段に半目負けとなりました。
今後も10代棋士が囲碁界に新風を吹き込みそうですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-04):2023年囲碁賞金ランキング/一力首位

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関山穂香さん/5代目囲碁棋士誕生!

2025-02-02 21:00:00 | プロ棋士

日本棋院・関西総本部の院生である関山穂香さん(17歳)が、令和7年度の女流特別採用推薦を経て、プロの囲碁棋士となることが決まりました。関山穂香さんは、高祖父・関山盛利四段から続く囲碁一家の出身で、日本棋院・関西棋院を通じて5代目の囲碁棋士誕生は初めてとなります。

<参考:関山家について>
初代 関山盛利四段(日本棋院関西支部所属棋士、生没年不詳)
二代 関山利一九段(日本棋院から関西棋院に移籍。第 1 期本因坊利仙。1909年12月23日~1970年1月15日)
三代 関山利夫九段(関西棋院棋士、1937年7月20日~1992年9月2日)
四代 関山利道九段(関西棋院棋士、1973年6月29日)
五代 関山穂香さん(日本棋院棋士、2007年6月26日)
   (日本棋院囲碁Webより抜粋)

◎四代続く木谷家
初代 木谷実九段(故人)
二代 小林禮子七段(同)
三代 小林と父小林光一名誉棋聖(72)の間に生まれた娘の小林泉美七段(47)
四代 小林と張栩九段(44)の間に生まれた張心澄二段(18)と張心治初段(15)の姉妹
   (日刊スポーツより抜粋)

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初の5代目囲碁棋士の誕生ニュース、新聞ではあまり大きく取り上げていませんね。
二代の関山利一九段は第1期本因坊で有名ですが、それ以降はあまり知られていないからでしょうか。

4代続く木谷家は女系が継いで、夫の小林光一、張栩はタイトル・ホルダーとして活躍し有名です。
囲碁界では親子、兄弟姉妹など多いのですが、将棋界はあまり聞きません。なぜか・・・?

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1年前の記事(2024-02-02):2023年囲碁ランキング/上野梨紗、最多勝

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