天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
画像をクリックすると拡大されます。

棋聖戦第5局/一力棋聖が1目半勝

2025-02-28 21:00:00 | プロ棋戦

第49期棋聖戦七番勝負第5局が三日月シーパークホテル勝浦で2月26日・27日に打たれ、一力遼棋聖が井山裕太王座に黒番1目半勝ちをおさめシリーズ2勝3敗とした。

「優勢を守りきった一力棋聖、井山王座 猛追も及ばなかった」
   (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

カド番を返した一力棋聖、細かいながらも終始優勢を維持しました。
敗れた井山王座、終盤のヨセ勝負も及ばず・・・。
これでスコアは一力さんの2-3、逆転の目はあるか・・・?
 
昨日の読売、毎日など全国紙で一力さんの全面広告が載っていました。
劣勢の囲碁界ですが、この広告を見て関心が高まればいいのですが・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-28):十段戦五番勝負第1局/芝野が先勝!

コメント

梨紗流 中盤戦のトリセツ

2025-02-26 21:00:00 | 本と雑誌

月刊・碁ワールドで今年1月号から「梨紗流中盤戦のトリセツ」が連載されています。
講師は上野梨紗女流棋聖、18歳の講師は少ないでしょうね。
読者もオジサン棋士より、若手女流棋士の方が・・・。

毎月3局の解説ですが、手順図が小さくシルバー世代にはやや難点・・・。
これまでの例題をみると勝ち碁がほとんどですが、負け碁の敗因も解説してほしいですね。

攻めるか守るかの判断では「迷ったら攻め」、攻める方が上達にはプラスなので、たとえ間違ってその碁に負けたとしても、長い目で見れば強くなる可能性が高まる。

ナルホド・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-26):ジュニア本因坊戦群馬大会・代表決定戦

コメント

BS時代劇「雲霧仁左衛門ファイナル」

2025-02-24 21:00:00 | テレビ番組

雲霧仁左衛門シリーズ、ついに終結!仁左衛門と安部式部の最後の死闘が始まる。

毎回楽しみにしていた「雲霧仁左衛門」、残念ながら最終回となりました。
ファイナルはストーリーが安普請のようでドーモ・・・。

ドラマに限らず、現状路線が続くと飽きがきます。
新鮮な状況を次々と提供できればいいのですが、いつか限界がきますね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-24):第25回農心辛ラーメン杯/韓国優勝

コメント

相手が強いほど、のびのび打てる

2025-02-22 21:00:00 | プロ棋士

「碁ワールド/3月号」の表紙は「上野、世界の頂点に!」。
グラビアのトップは「第7回呉清源杯・世界女子オープン戦決勝三番勝負」。
「私、相手が強ければ強いほど、のびのびと打てるタイプなので(笑)」。

日本の棋士としては、思い切りのいい強気の発言ですね。
これまで世界戦というと消極的なコメントが多かったのですが、これからはもっと自分を前面に出すべきか・・・。

上野さんの発言で連想したのは、テレビドラマ・ドクターXの決めゼリフ「私、失敗しないので」・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-22):玉村町「ぱるメッセ2024」

コメント

霧にむせぶ夜/黒木憲

2025-02-20 21:00:00 | 音楽

夜寝る前にラジオを聴いて眠ります。
よく聴いているのはNHK・FM(聴き逃し)で、歌謡スクランブル、ジャズ・トゥナイトなどです。

昨日の歌謡スクランブルで、黒木憲の「霧にむせぶ夜」が流れていました。
1968年の作品ですから、半世紀以上も前になるんですね。
当時はムード歌謡やグループサウンズが売れていたようです。

別れの曲なのにアップテンポで軽やか、男の哀愁を感じさせる唄声もホロリとさせられます。
甘酸っぱい青春の日々が・・・。

   「霧にむせぶ夜」
・作詞:丹古晴己 ・作曲:鈴木淳
・唄:黒木憲

♪涙じゃないよと 言いたいけれど~
 こらえても こらえても~
 まつ毛がぬれる~
   ・
   ・
 さよならが さよならが~
 霧にむせぶ夜~

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-20):中根九段vs.AI、十二番碁

コメント

時代小説/碁石金

2025-02-18 21:00:00 | 本と雑誌

◆書籍紹介
・書籍名:「碁石金 日暮左近事件帖」
・発行所:光文社
・著 者:藤井邦夫
・発行年月:2024年7月
◆内容紹介
人気シリーズ「日暮左近事件帖」、とてつもない大迫力の剣戟のあとで涙が一筋こぼれる十九弾!

     ○ ● ○

書店の文庫本コーナーで「碁石金」というタイトルを見かけました。
表紙裏のあらすじを読むと、囲碁とは関係なさそうでしたが、「碁石金」が気になり購入し読んでみました。

「碁石金」は甲斐の国で採掘された不揃いな金の粒のようです。
本書では「碁石金」を巡り、主人公と盗賊忍びの争いを描いています。

内容的には史実とかけ離れたフィクション、好みの分野とは違うようで・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-18):棋聖戦第5局/一力が制して3勝2敗に

コメント

棋戦情報/勝ち星・連勝(2月13日現在)

2025-02-16 21:00:00 | プロ棋戦

☆勝ち星・連勝(2月13日現在)
★勝ち星ランキング
 ①上野愛咲美女流立葵杯 8勝1敗
 ②井山 裕太王座   7勝2敗
 ③加藤 千笑三段   6勝1敗
  許  家元九段   6勝2敗
 ⑤芝野 虎丸九段   5勝0敗
  大竹  優七段   5勝0敗
 ⑦山城  宏九段   4勝0敗
  吉原由香里六段   4勝0敗
  小林 泉美七段   4勝1敗
  本木 克弥九段   4勝2敗
  謝  依旻七段   4勝4敗
    (女流、若手棋戦を含む)

★ただいま連勝中!
 〈9連勝〉
  三浦 太郎四段(12/9~)
  〈8連勝〉
  上野愛咲美女流立葵杯(1/16~)
 〈7連勝〉
  木部 夏生三段(11/7~)
    (日本棋院『棋道web』より抜粋)

     ○ ● ○

「勝ち星ランキング」
トップの上野愛咲美さん、快調スタートです。井山さんも奮闘していますね。
ベテランの山城さん、吉原さん、小林泉美さん、どこまで好調をキープできるか・・・。
昨年大活躍の一力さん、藤沢さんの名前がありませんが、徐々にランクアップするでしょう。

「連勝記録」
トップの三浦さんさん、新人王の自信でしょうか。
7連勝の木部さん、記録を伸ばしてほしいですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-16):囲碁マンガ「天棋(第3部)」/碁ワールド

コメント

棋聖戦第4局/井山王座が3勝目

2025-02-14 21:00:00 | プロ棋戦

第49期棋聖戦七番勝負第4局が熱海後楽園ホテルで2月12日(水) ・13日(木)に打たれ、井山裕太王座が一力遼棋聖に黒番4目半勝ちをおさめシリーズ3勝1敗とした。
   (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

棋聖奪還まであと1勝に迫った井山王座、終盤のヨセで抜け出しました。
カド番に追い詰まれた一力棋聖、終盤の乱れが・・・。

これまで白番勝利が3局続きましたが、井山さんの黒番勝利、タイトル奪還の可能性が濃くなってきました。
苦戦の一力さん、棋聖位防衛の正念場ですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-14):リズムが狂う

コメント

第15回行田市少年少女囲碁大会2025

2025-02-12 21:00:00 | こども囲碁

2/8(土)に「第15回行田市少年少女囲碁大会」が開催されました。
参加者は約50名で前回より2割ほど減少、厳しい状況です。
土曜日開催は習い事などで多忙の影響もあるのでしょうか。

群馬県からは「伊勢崎こども囲碁アカデミー」、「玉村こども囲碁教室」などから25名が参加しました。
埼玉県の大会で群馬勢が約半数と、主催者側としてはドーモ・・・。

2名のプロ棋士(黒瀧正憲八段、三村芳織三段)による指導碁、他では見られない恵まれた大会ですね。
プロとの対戦で囲碁への関心がアップすることが望まれます。


指導碁


表彰式

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-12):大河ドラマ「光る君へ」

コメント

碁盤斬り/カレンダー2025

2025-02-10 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

 


碁盤斬り

日本棋院の「2025年カレンダー」、1月・2月の絵は「碁盤斬り」。
昨年、草彅剛・主演の映画をイメージしたのでしょうか。
刀で碁盤を斬るのは非現実的ですが、インパクトはありますね。

このカレンダー、トイレの壁に掲げており、毎日数回お目にかかっています。
映画では「囲碁は正々堂々、嘘偽りなし」というセリフがありましたが、ナルホド・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-10):棋聖戦第4局/井山が勝利し2勝2敗に

コメント