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天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第26回農心辛ラーメン杯/韓国5連覇

2025-03-02 21:00:00 | プロ棋戦

韓国、大会5連覇達成!  申眞諝九段の連勝記録は18に
2月17日から21日にかけて、中国・上海市で「第26回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦」の第3ラウンドが開催された。
第3ラウンドが始まる前まで優勢だった中国に対し、韓国が巻き返し、勝負は最終決戦にもつれ込んだ。
その第14戦が2月21日に行われ、韓国の申眞諝(シン・ジンソ)九段が中国の丁浩(てい・こう)九段に白番中押し勝ちをおさめ、韓国は大会5連覇を達成した。
   (日本棋院囲碁Webより抜粋)

     ○ ● ○

韓国の申眞諝(シン・ジンソ)九段の連勝記録18は凄い。昔「鉄のゴールキーパー」というのがありましたが、申九段は韓国チームの連覇を支える絶対的なゴールキーパーですね。

日本チームは最後の芝野さんの1勝のみ、寂しい・・・。
 ・広瀬優一七段:●
 ・井山裕太王座:●
 ・許 家元九段:●
 ・一力 遼棋聖:●
 ・芝野虎丸九段:○●

昨年は一力さん、上野愛咲美さんの世界戦優勝が話題になりましたが、まだ春は遠い・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-03-02):棋聖戦第6局/井山勝利で3勝3敗、決着は最終局へ

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棋聖戦第5局/一力棋聖が1目半勝

2025-02-28 21:00:00 | プロ棋戦

第49期棋聖戦七番勝負第5局が三日月シーパークホテル勝浦で2月26日・27日に打たれ、一力遼棋聖が井山裕太王座に黒番1目半勝ちをおさめシリーズ2勝3敗とした。

「優勢を守りきった一力棋聖、井山王座 猛追も及ばなかった」
   (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

カド番を返した一力棋聖、細かいながらも終始優勢を維持しました。
敗れた井山王座、終盤のヨセ勝負も及ばず・・・。
これでスコアは一力さんの2-3、逆転の目はあるか・・・?
 
昨日の読売、毎日など全国紙で一力さんの全面広告が載っていました。
劣勢の囲碁界ですが、この広告を見て関心が高まればいいのですが・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-28):十段戦五番勝負第1局/芝野が先勝!

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棋戦情報/勝ち星・連勝(2月13日現在)

2025-02-16 21:00:00 | プロ棋戦

☆勝ち星・連勝(2月13日現在)
★勝ち星ランキング
 ①上野愛咲美女流立葵杯 8勝1敗
 ②井山 裕太王座   7勝2敗
 ③加藤 千笑三段   6勝1敗
  許  家元九段   6勝2敗
 ⑤芝野 虎丸九段   5勝0敗
  大竹  優七段   5勝0敗
 ⑦山城  宏九段   4勝0敗
  吉原由香里六段   4勝0敗
  小林 泉美七段   4勝1敗
  本木 克弥九段   4勝2敗
  謝  依旻七段   4勝4敗
    (女流、若手棋戦を含む)

★ただいま連勝中!
 〈9連勝〉
  三浦 太郎四段(12/9~)
  〈8連勝〉
  上野愛咲美女流立葵杯(1/16~)
 〈7連勝〉
  木部 夏生三段(11/7~)
    (日本棋院『棋道web』より抜粋)

     ○ ● ○

「勝ち星ランキング」
トップの上野愛咲美さん、快調スタートです。井山さんも奮闘していますね。
ベテランの山城さん、吉原さん、小林泉美さん、どこまで好調をキープできるか・・・。
昨年大活躍の一力さん、藤沢さんの名前がありませんが、徐々にランクアップするでしょう。

「連勝記録」
トップの三浦さんさん、新人王の自信でしょうか。
7連勝の木部さん、記録を伸ばしてほしいですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-16):囲碁マンガ「天棋(第3部)」/碁ワールド

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棋聖戦第4局/井山王座が3勝目

2025-02-14 21:00:00 | プロ棋戦

第49期棋聖戦七番勝負第4局が熱海後楽園ホテルで2月12日(水) ・13日(木)に打たれ、井山裕太王座が一力遼棋聖に黒番4目半勝ちをおさめシリーズ3勝1敗とした。
   (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

棋聖奪還まであと1勝に迫った井山王座、終盤のヨセで抜け出しました。
カド番に追い詰まれた一力棋聖、終盤の乱れが・・・。

これまで白番勝利が3局続きましたが、井山さんの黒番勝利、タイトル奪還の可能性が濃くなってきました。
苦戦の一力さん、棋聖位防衛の正念場ですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-14):リズムが狂う

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棋聖戦第3局/仙台対局は井山に軍配

2025-02-08 21:00:00 | プロ棋戦

第49期棋聖戦七番勝負第3局が宮城県知事公館で2月5日(水) ・6日(木)に打たれ、井山裕太王座が一力遼棋聖に白番中押し勝ちをおさめシリーズ2勝1敗とした。
   (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

2-1と一歩リードの井山王座、自分のペースをつかんで難戦を制しました。
敗れた一力棋聖、苦しい流れを断ち切れず・・・。

囲碁界のトップを走る一力さんですが、経験豊富な井山さんの柔軟な対応に焦りがみえるようです。
本局も白番勝ちで次局は一力さんの白番、結果に注目ですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-08):女流棋聖戦第3局/上野梨紗、女流棋聖奪取!

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第72回NHK杯/ベスト8決定

2025-02-04 21:00:00 | プロ棋戦

◎NHK杯/準々決勝の組み合わせ
◆芝野虎丸九段(25)VS余正麒八(29)

◆一力遼NHK杯(27)VS井山裕太王座(35)

◆富士田明彦七段(33)VS佐田篤史七段(29)

◆平田智也八段(30)VS許家元九(27)

ベスト8の年代は30代(3)、20代(5)、最年長は井山さんの35歳、40代は残念ながら敗退となりました。
ここ数年、囲碁界の若年化は予想以上ですね。

本命は前期優勝の一力さん、対抗は井山さんですが、準々決勝で当ることに・・・。
芝野さんにも頑張ってほしいのですが、NHK杯ではイマイチ・・・。
余正麒さん、許家元さんもチャンスがありそうです。

NHKテキスト囲碁講座12月号に「十代の三新鋭、堂々の初陣!」という記事がありました。
表悠斗・三段(17)、熊木熙弥・二段(19)、上野梨紗・女流棋聖(18)で、表さんは3回戦進出、上野さんは2回戦進出、熊木さんは初戦敗退でした。

福岡航太朗・竜星(19)は1回戦勝利、2回戦で山下九段に半目負けとなりました。
今後も10代棋士が囲碁界に新風を吹き込みそうですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-02-04):2023年囲碁賞金ランキング/一力首位

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棋聖戦第2局/一力棋聖がタイに戻す

2025-01-29 21:00:00 | プロ棋戦

第49期棋聖戦七番勝負第2局が日光千姫物語で1月25日(土) ・26日(日)に打たれ、 一力遼棋聖が井山裕太王座に白番中押し勝ちをおさめシリーズ1勝1敗とした。
   (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

1-1のタイに戻した一力棋聖、中盤まで苦しい展開でしたが粘って逆転勝利でした。
敗れた井山王座、優勢な局面から疑問手で失速、らしくなかった。

今期も白番が2連勝、日本棋院公式戦で本戦以上の対局は白番が5年連続の勝ち越し(53.13%)とのこと、意外な印象です。
平均的なアマ囲碁ファンは、黒番を得意とする方が多いと思います。気持ちの問題かも・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2024-01-29):棋聖戦第3局/一力が制し2勝1敗に

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福岡航太朗/竜星初戴冠

2025-01-27 21:00:00 | プロ棋戦

第33期竜星戦・決勝】
史上空前の16連勝! 福岡が井山を破り初タイトル

福岡は今期の竜星戦には予選から参加し、白星街道を走り抜けた。本戦ブロックも土つかずの11連勝。トーナメントでも4連勝と、負け知らずの16連勝でタイトル獲得という離れ業を演じてみせた。
    (日本棋院囲碁Webより抜粋)

     ○ ● ○

竜星戦優勝の福岡さん(19)、昨年は名人リーグにも入り大活躍でしたね。
「ポスト一力・虎丸」に一番近い存在でしょうか。
他に先頭集団では酒井佑規、三浦太郎、上野梨紗など精鋭がいますが、福岡さんが一歩リードでしょうか。

竜星戦は「囲碁将棋チャンネル」のテレビ棋戦、NHK杯もそうですが実際の対局日と放送日が一カ月ほどズレています。
関係者は結果を知っているでしょうがオフレコ、囲碁ファンは早く結果を知りたいがムズなところで・・・。

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1年前の記事(2024-01-27):女流棋聖戦第2局/上野勝利!決着は最終局に

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女流棋聖戦第2局/上野、連勝で防衛!

2025-01-25 21:00:00 | プロ棋戦

第28期ドコモ杯女流棋聖戦三番勝負第2局が1月23日(木)に日本棋院東京本院で行われ、上野梨紗女流棋聖が向井千瑛六段に白番中押し勝ちをおさめ、シリーズ2勝0敗でタイトル連覇となった。
    (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

連覇を果たした上野梨紗女流棋聖(18)、終始積極的な打ち回しで快勝でした。
敗れた向井六段(37)、若手の突進に怯んだかも・・・。

若手対ベテランの対決、応援席は若手に期待が大きいようです。
世界戦で活躍できる若手育成、難問ですが囲碁界発展のカギ・・・。

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1年前の記事(2024-01-25):第38回群馬県女流アマ囲碁大会/2024

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2024年囲碁賞金ランキング/一力首位

2025-01-23 21:00:00 | プロ棋戦

一力、2年連続1位に
1位に輝いたのは一力遼棋聖で、2 年連続 2 回目。女流棋士では藤沢里菜女流本因坊が3年ぶり7回目の1位となった。
平成四天王世代からは山下敬吾九段が、十代では福岡航太朗七段、上野梨紗女流棋聖の二人がトップテン入りを果たした。

◆2024年日本棋院賞金ランキング(単位は千円)
 ①一力  遼棋聖 121,815
 ②井山 裕太王座 57,449
 ③芝野 虎丸名人 48,370
 ④藤沢里菜女流本因坊 35,187
 ⑤上野愛咲美女流立葵 20,390
 ⑥許  家元九段 15,562
 ⑦山下 敬吾九段 13,423
 ⑧関 航太郎九段 11,952
 ⑨福岡航太朗七段 11,645
 ⓾上野梨紗女流棋聖 9,770
    (日本棋院囲碁Webより抜粋)

     ○ ● ○

1位:一力棋聖、堂々の賞金王連覇、2位に大きく差をつけています。
☆2位:井山王座、生涯獲得タイトル1位で奮闘しています。
☆3位:芝野九段、昨年2位で期待外れの1年でした。
☆4位・5位:藤沢、上野の女流ツートップは健在です。
☆7位:山下九段がトップ10の最年長、がんばっています。
☆9位・10位:十代の福岡、上野梨紗、急成長の1年でした。

一力さんは国際棋戦の応氏杯も制しているが、優勝賞金の40万米ドルは同ランキングの対象外とのこと。加算すると差はさらに増えます。
対象棋戦が不明確のようでドーモ・・・。

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1年前の記事(2024-01-23):第48期棋聖戦第2局/井山が制し1勝1敗に

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