天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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サマー囲碁カーニバル/2011(2)

2011-07-22 21:55:29 | プロ棋士

◎7/20(水)
台風の影響でこの日も天気は荒れ模様です。

午前のイベントは「新鋭棋士・10面打ちレッスン」。
私は中根直行・八段と対戦、教科書のように打ち、ハンディにも助けられて勝たせてもらいました。
ザル碁党に花を持たせるのも一苦労でしょうね。

午後は「有段者上達講座」と「プロ・アマ公開対局」。
「上達講座」は吉岡薫・七段が、この日行われていた「本因坊戦第7局(山下本因坊 VS 羽根九段)」午前中の棋譜解説でした。
何気ない一手でも、その背景には膨大な変化図が隠されていることを再認識です。

Pro_ama 「プロ・アマ公開対局」は前日行われた「カップ争奪戦」無差別級の優勝者と柳沢理志・三段の三子局。
プロが着実に差を詰め、終盤、アマの焦りの着手が敗着となったようです。
解説は中根八段、聞き手は奥様の金賢貞(きむ・ひょんじょん)・三段。夫婦漫才のような掛け合いに、観戦者は大爆笑の連続です。

Rainbow 夕方、時間があったので霧雨の中、外に出たところ「虹」がかかっていました。
日常から離れた空間に「虹」の出現、なぜか幸せな気分でしたね。

夕食は「お別れパーティー」で、金賢貞・家族のテーブルでした。
韓国から賢貞(ひょんじょん)さんの両親も参加され、楽しまれていたようです。

夜のイベントは「プロ棋士による特別企画」で、7路盤の棋譜を記憶し、正しく再現できるかというゲーム。
優勝予想は井口・七段と柳澤・三段でしたが、結果は金賢貞・三段の優勝でした。
記憶力と棋力は比例するか・・・、ムズなところです。

(つづく)

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