第72期本因坊戦挑戦手合七番勝負の第2局が、5月23日、24日に島根県大田市で行われた。結果は本因坊文裕(井山裕太九段)が本木克弥八段に白番中押し勝ちとし、スコアは井山の2―0となった。第3局は6月8日、9日(木・金)に埼玉県熊谷市で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山強し、またも完勝譜」 「本木に試練、手痛い連敗」
(週刊碁見出しより)
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110手の短手数で勝利した井山六冠、マワシを与えず白鵬並みの快勝でしょうか。
二連敗の本木八段、実利先行の展開はらしくないと思いますが・・・。
主催者などは「本因坊文裕(もんゆう)」の号を使っていますが、イマイチ浸透していないようです。
過去、「山下道吾(どうわ)」、「高尾秀紳(しゅうしん)」などもそうですね。両者の復活はあるか・・・。
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今回の対局場は島根県大田(おおだ)市の「熊谷家住宅」。世界遺産の石見銀山地区にある大邸宅とのこと。
大田市といえば「本因坊道策の生誕地」、石見銀山から車で20分くらいのところにあったと思います。
両対局者も前日に訪れ、道策愛用の磐石に触れたり、墓参するなどして歴史の重みを感じたそうです。
3年ほど前に「~本因坊道策と秀策を訪ねて~ 囲碁ゆかりの地・因島と世界遺産石見銀山・松江しんじ湖温泉3日間」というツアーに参加しました。
道策生誕地では生家・お墓・顕彰碑など記憶に残っているのですが、「熊谷家住宅」の記憶は・・・。
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