◆書籍紹介
・書籍名:「脇坂安治 七本鑓と水軍大将」
・発行所:実業之日本社
・著 者:近衛龍春
・発行年月:2024年8月
◆内容紹介
賤ケ岳七本鑓、戦国を突き破れ!
信長、光秀、秀吉、家康-戦国乱世を渡り歩いた男
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脇坂安治(わきざか やすはる)は、賤ケ岳七本鑓(脇坂安治、片桐且元、平野長泰、福島正則、加藤清正、糟屋武則、加藤嘉明)の一人ですが、清正や正則に比べると知名度はイマイチですね。
戦国乱世で脇坂は脇役に見られがちですが、本書を読むと特異な存在だったようです。
浅井長政に仕えていたため、秀吉の縁者に比べ出世の面で焦りを感じていたとのこと。
天下分け目の関ケ原では「東軍西軍、どっち就かず」でしたが、何とか旧領を安堵されたようです。悩んだことでしょう・・・。
本書に興味を持ったのは、文庫本のカバー・イラスト(井筒啓之)が、愛読していた「三河雑兵心得」シリーズと同じタッチからです。
表紙の絵柄も購入選択の一要素なんですね。
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