天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
画像をクリックすると拡大されます。

勝ち星ランキング/2014

2015-01-11 20:50:22 | 囲碁

日本棋院:勝ち星ベスト10(週刊碁より)
 ①河野 臨 九段 50勝26敗
 ②許 家元 二段 45勝12敗
 ③藤沢里菜女流本因坊 40勝14敗
 ④一力 遼 七段 36勝14敗
 ⑤高尾紳路 天元 34勝23敗
 ⑥伊田篤史 八段 33勝15敗
 ⑦山下敬吾 九段 32勝20敗
 ⑧志田達哉 七段 31勝10敗
 ⑧井山裕太 棋聖 31勝19敗
 ⑩小林 覚 九段 28勝11敗

      ◇   ◇

昨年(2014年)の勝ち星ランキングが決まりました。
1位の河野臨九段。勝ち星ではトップだったものの7大タイトルに届かず、タイトルは早碁棋戦の竜星のみとやや残念・・・。碁聖戦、名人戦で井山四冠を追い詰めましたが、及びませんでしたね。

六冠から四冠にダウンした井山棋聖は8位。予選が少ない分、対局数が減ってしまいました。

高尾二冠(天元・十段)は5位、中堅組でがんばっています。

十代棋士では2位:許・二段、3位:藤沢・女流本因坊、4位:一力・七段がランクインしています。
今年の活躍に注目ですね。

      ◇   ◇

関西棋院:勝ち星ベスト10(関西棋院HPより)
 ①村川大介 七段 45勝19敗
 ②余 正麒 七段 37勝17敗
 ③結城 聡 九段 29勝23敗
 ④尹 春浩 三段 23勝6敗
 ⑤倉橋正行 九段 21勝9敗
 ⑤湯川光久 九段 21勝9敗
 ⑦坂井秀至 八段 20勝16敗
 ⑧藤井秀哉 七段 19勝10敗
 ⑨瀬戸大樹 七段 18勝14敗
 ⑩小西和子 八段 17勝11敗

1位の村川・七段、昨年末に王座のタイトルを奪取し大活躍でした。
若手では2位の余・七段が奮闘していますが、それに続く棋士の層がイマイチでしょうか。

コメント

囲碁フォーカス/躍進する十代棋士

2015-01-09 22:57:18 | プロ棋士

先日(1/4)のNHK囲碁フォーカス、特集は「2015年 躍進する十代棋士」。
一力遼七段(17歳)、余正麒七段(19歳)、藤沢里菜二段(16歳)の3棋士が2014年を振り返り、2015年の抱負を語っていました。

3棋士の色紙に書いた抱負

 ・一力 遼七段(17歳) : 「挑戦」
 ・余正 麒七段(19歳) : 「平常心」
 ・藤沢里菜二段(16歳) : 「夢」

「青春真っ只中」の3棋士、いいですねえ・・・

若手では他に許家元、伊田篤史、本木克弥などの俊英が上位を狙っています。
井山四冠、平成四天王、村川王座なども新鋭の追撃に心してかからないと・・・

コメント

囲碁書籍/「お悩み天国2」

2015-01-07 21:23:00 | 本と雑誌

・書籍名:「お悩み天国2」治勲の爆笑人生相談
・発行所:日本棋院  ・著者:趙治勲
・発行年月:2014年12月
◆内容紹介
 本書は、『お悩み天国』の第2巻です。お悩み天国は趙治勲(25世本因坊治勲)が読者の人生相談に回答する『週刊碁』連載コラムをまとめたものです。
 治勲の回答は、ときに奇想天外、ときにユーモア満点、非凡なものばかりです。相談内容は人生全般のため、囲碁を知らない方でも存分に楽しめます。

    ◇  ◇

趙治勲の「お悩み天国」第二巻がでましたね。
第一巻から1年、第二巻が出るということはそれなりに売れている・・・

治勲さんのテレビでのスピーチや解説、最近は少なくなりましたが面白かったですね。
碁界一のエンタテイナーと言えるでしょうか・・・

ところで書名の「天国」ってどういう意味でしょう?
お悩みの楽園・・・

コメント

新春お好み囲碁対局2015

2015-01-05 20:12:54 | 囲碁

「新春お好み囲碁対局/親子棋士ペア碁マッチ」1月3日
[番組内容]
王立誠九段・景怡二段、武宮正樹九段・陽光五段、小松英樹九段・大樹初段、小山栄美六段・空也初段の4組の親子棋士が、2015年にちなんで15路盤で対局するペア碁マッチ。
緊迫感あふれる一手20秒の超早碁を制した最強親子ペアは?対局の合間には、今だから話せる「マル秘親子トーク」を展開!司会は吉原由香里六段。

    ◇   ◇

今年の「新春お好み囲碁対局」は親子棋士ペア対決。今まで「夫婦棋士対決」や「棋士・タレントのチーム連碁」などがありましたが、親子棋士のペア対決は初めてでしたね。
結果は武宮ペアの優勝でしたが、実績からすれば順当なところでしょうか。

それにしても囲碁界は二世、三世の棋士は多いですね。将棋界ではあまり見られないようですが、何が違うのか・・・
政治家も多いですね。棋士はプロ入段試験があり、実力本位ですが、政治の世界はドーモ・・・

「マル秘親子トーク」は面白かったですね。ホロッとさせるシーンもありました。
「親の心子知らず」と言いますが親子が同業の場合、その距離は近いのかも・・・

コメント

初詣&打ち初め

2015-01-03 21:34:20 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は片道4キロほど先の神社に、ウォーキングを兼ねて「初詣」に行ってきました。
元旦はかなり混雑しますが、昨日はそれほどでもありませんでしたね。

参拝の皆さんは何を祈願しているのでしょう?、家内安全、無病息災・・・
私の場合、特別に浮かびません。その場所(神社)にいることが目的でしょうか。

     ◇   ◇

今日は元勤務先の囲碁仲間と打ち初め、5名がO氏宅で「初打ち」を楽しみました。
成績は5割ほどでしたが、格下と思っていたS氏に2連敗を喫したのはドーモ・・・。
相手の棋力アップをホメるところでしょうね。
気心の知れた碁友とジョークを交えながらの対局、親父が近所の仲間と打っていた風景が浮んできます・・・

雑談の中で勤務時代の「アノ人は今・・・」という話題がよく出てきます。
勤務時代の人脈と地域の人脈、濃淡はいろいろですね・・・

コメント

幻庵/週刊文春連載

2015-01-01 17:50:53 | 本と雑誌

明けましておめでとうございます。

新しい年が始まりましたね。
小生、ここ数年は在来線の延長で、新しいレールを敷く気力がイマイチでした。
レトロな鈍行列車ですが、トラブルなく運行できればハッピーでしょうか・・・

「週刊文春/1月1日・8日新年特大号」から新連載「幻庵」がスタートしました。
第1回は序章ということで囲碁の概要(コンピュータと囲碁、囲碁の歴史など)が書かれています。
舞台は江戸後期「文化・文政」時代から幕末、題名からすると「井上幻庵因碩」が主人公ということでしょうね。

著者は百田尚樹氏。マスコミにいろいろと話題を提供していますが、幻庵先生に似ているかも・・・

今後の展開が楽しみですが週刊誌を毎週買うのはチト痛い、図書館で読むのもチョット・・・

コメント