「週刊碁」に連載の四字熟語、「つるりん(鶴山淳志八段、林漢傑八段)式、観る碁のすすめ」より抜粋。
第88回:雲水行脚/関達也三段
★雲水行脚【うんすい・あんぎゃ】:僧が全国各地をめぐりながら修行すること。また一般に人が行方を定めず思うままに旅すること。
りん:私だって、旅情はわかるよ! 関(達也三段)くんの「(週刊碁)全国碁会所巡り」読んでるし。
つる:あれはいい! まず、こんなに全国で囲碁を楽しんでいる方がいるって知れるのが嬉しいし、各地のお食事が美味しそう。
りん:関くんすごいよね。本当に全国各地を回ってて。
つる:旅も音楽も囲碁も、みんな人生なんだよなぁ。
第89回:不撓不屈/向井千瑛六段
★不撓不屈【ふとう・ふくつ】:強い意志をもって、どんな苦労や困難にもくじけないさま。「撓」はたわむの意。転じて屈すること。
りん:千瑛(向井六段)ちゃん、あれは名局だった。
つる:女流立葵杯の準決勝で仲邑菫女流棋聖を破った碁ね。
りん:力が強くて粘り強い。何度倒されても起き上がって拳を振るうボクサーみたい。母は強し。
つる:誰かのために気持ちを奮い立たせて戦っているから、本当の実力を発揮できるのかも。
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関達也三段(33)の「全国碁会所巡り」、大変ですが楽しそうですね。
近年、「碁会所」らしい碁会所は少なくなり、公民館活動などが増えました。
あの「昭和の碁会所」が懐かしい・・・。
向井千瑛六段(35)は、向井3姉妹(三村芳織三段、長島梢恵三段、向井千瑛六段)として活躍しています。
兄弟姉妹では年少者の活躍が多いようですが、向井3姉妹も同様のようです。
仲邑菫さんはじめ若手の進出が注目されますが、中堅の意地を見せてほしいですね。
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1年前の記事(2022-06-08):少年少女囲碁大会(群馬県)/2022