天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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棋聖戦第7局/一力が3連覇

2024-03-10 21:00:00 | プロ棋戦

一力がフルセットの激戦の末、棋聖3連覇を達成
第48期棋聖戦七番勝負第7局が3月7日(木)・3月8日(金)に山梨県甲府市の「常磐ホテル」で打たれ、一力遼棋聖が井山裕太王座に黒番中押し勝ちをおさめ、シリーズ4勝3敗で棋聖3連覇となった。
   (日本棋院HPより抜粋)

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4-3のフルセットで防衛を果たした一力棋聖、真っ向勝負の読み合いで勝ち切りました。
敗れた井山王座、読みの精度で一歩遅れたか・・・。

これで一力さんは棋聖・本因坊・天元の三冠を維持しトップに君臨です。
フルセットに持ち込み粘った井山さんですが、「陽はまた昇る」か・・・。

第6局まではすべて白番勝利でしたが、この第7局は黒番の一力さんが流れを断って決めました。勢いでしょうか・・・。

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1年前の記事(2023-03-10):映画「BLUE GIANT」

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詰碁ノック

2024-03-08 21:00:00 | 囲碁

月刊「碁ワールド」に「さくさく基礎トレーニング・詰碁ノック」というコーナーがあり、毎月24問の詰碁が掲載されています。
レベルは初段クラスでしょうか、囲碁教室でも利用しています。

若手プロ棋士の記事に「毎日、何百もの詰碁」、「寸暇を惜しんで詰碁」など、詰碁の重要性を叫んでいます。
ザル碁党には異次元の世界のようでドーモ・・・。

「詰碁ノック」というネーミングですが、野球の「千本ノック」のイメージでしょうか。
テレビドラマに「婚活1000本ノック」というのもありますがドーモ・・・?

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1年前の記事(2023-03-08):第26回ジュニア本因坊戦群馬大会-2023

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女流レジェンド戦決勝/小林泉美が優勝!

2024-03-06 21:00:00 | プロ棋戦

45歳以上の女流棋士が参加する「第3回テイケイグループ杯女流レジェンド戦」の決勝、小山栄美七段-小林泉美七段戦が2月25日に、囲碁・将棋チャンネル「竜星スタジオ」で打たれ、小林が白番中押し勝ちをおさめ初優勝した。
   (日本棋院HPより抜粋)

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優勝した小林泉美七段、苦しい碁を逆転の勝利でした。
敗れた小山栄美七段、優勢でしたが大石が捕られ・・・。

小林泉美さん(46)は祖父・木谷實、父・小林光一(名誉棋聖・名誉名人・名誉碁聖)、母・故小林禮子七段、夫・張栩九段、娘・張心澄初段、張心治初段と囲碁名門の家系。
2005年の東京精密杯女流最強戦以来のタイトル獲得ですが、家事・育児のブランクを越えての優勝は見事ですね。

小山栄美さん(54)は夫・小山竜吾七段、岳父・小山鎮男八段(引退)、息子・小山空也六段とこちらも囲碁一家。準優勝でしたが戦闘力は健在でした。

囲碁棋士は親子、兄弟、夫婦など親戚縁者が多いのですが、女流棋士は特にその傾向が強いようです。
囲碁の修行環境でしょうか・・・。

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1年前の記事(2023-03-06):第47期棋聖戦第5局/芝野の勝利で2勝3敗に

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テレビドラマ「さよならマエストロ」

2024-03-04 21:00:00 | テレビ番組

天才指揮者だったが“ある事件”で家族も音楽も失った父親とそんな父を拒絶し音楽を嫌う娘が地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し親子の絆と人生を再生させていくとびきりアパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマ!
    (TBSテレビ・ガイドより抜粋)

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今年になって見ているテレビドラマは、朝ドラ「ブギウギ」、大河ドラマ「光る君へ」以外では「相棒」、「さよならマエストロ」くらいですか。いずれも視聴率は好調のようです。

その中でもTBS日曜劇場「さよならマエストロ」はいいですね。
日曜劇場はチームの喜怒哀楽を題材にしたドラマが多く、日本人の感性に合っている気がしますね。

毎回演奏されるクラシックのメインテーマにも興味があります。
ベートーヴェンの「運命」「田園」、昨日の第8楽章はドヴォルザークの「新世界」、20代の頃はよく聴きましたね。

ただクラシック音楽は演奏時間が長く、所帯を持ってからはすっかりご無沙汰です。
これまでいろいろなジャンルの音楽に親しんできましたが、音楽が人生にイロドリを添えてくれたように思います。

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1年前の記事(2023-03-04):囲碁書籍「囲碁・初段になるための『新格言』」

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棋聖戦第6局/井山勝利で3勝3敗、決着は最終局へ

2024-03-02 21:00:00 | プロ棋戦

第48期棋聖戦七番勝負第6局が2月29日(木)、3月1日(金)に神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で打たれ、 井山裕太王座が一力遼棋聖に白番中押し勝ちをおさめシリーズ3勝3敗とした。次の第7局は3月7日(木)、8日(金)に山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

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3-3のタイに持ち込んだ井山王座、盤石の形勢判断で勝ち切りました。
敗れた一力棋聖、勝負を急ぎ過ぎたか・・・。

シリーズ前には最終局までもつれ込むとは思っていませんでしたが、囲碁ファンを楽しませてくれますね。主催者もニタリか・・・。
これまでの6局はすべて白番勝ち、最終局はニギリで手番が決定。対局者も気になるところでしょうね。

最後となる7局目、昨年までの勢いは一力さんですが、井山さんの勝負師魂も見たい・・・。

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1年前の記事(2023-03-02):プロ棋士・四字熟語/大竹優、高尾茉莉

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