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こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

「頑張れ!」と言ったら、元気をもらった

2012年08月30日 | 家族のこと

高校3年の息子。

大学受験を控えて、今年の夏休みはずいぶん頑張って勉強していた。大好きなスポーツのテレビ観戦(ロンドンオリンピック、甲子園)も極力控え、30年前のちゃらんぽらんでどうしようもなかった高3の頃の自分を思い出すと恥ずかしくなるほどだった。

そんな息子、今日から2学期。休み明けにいきなり実力試験があるということで、応援のメールを出した。

件名;  頑張れ!

本文; 夏休み、よくやったね。今日はケアレスミスに注意して頑張れ!  コロ健。

頑張ってる人に頑張れといってはいけない、という。

とくに、うつ の人に頑張れと言うのはかえって追い込んでしまうから、よくないという。

今の私だって、これ以上頑張るのはきつい状態だ。だれかに頑張れと言われても、どう頑張ればいいのかわからないほどだ。うつではないが、少なくとも心の中でふてくされてしまうだろう。

息子だって、1ヶ月以上ずっと頑張ってきて、さらに、残暑続きのこのところ夏バテ気味できつそうだった。

でも、頑張ってきたから、それを信じて頑張れ、と応援したかった。

若くて、強い心であると信じて。

 

普段は、私がメールを出しても返事もしてこないのだが、返事が来た。

件名; Re:頑張れ!

本文; ありがとう 

    とりあえず頑張ります

 

 

頑張れと言った私の方が元気をもらうことになってしまった。

 

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