声の大きい人、というのはどこにでもいる。
人がしゃべっている上から声をかぶせる。
よく見るのは、国会。罵声を張り上げている議員の声だけがテレビ画面から聞こえてくる。
学会でも、大声を出す人がいた。
「いた」というのは、今は学会で地声で話すことはほとんどなく、小さな会でもマイクを使って話すようになったからだ。
昔は、大声で、「それは違うよ!」なんて、怒鳴っていたどこかの教授がいたが、今ではほとんどいない。
声が大きい人、人がしゃべっているのを遮る人、そういう人が交渉、話し合いで勝つようなことはあってはならない。声の大小で話が決まってはいけないからだ。
国会、国際社会での議論でも、このようなことはあってほしくはない。