こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

事務仕事

2012年10月12日 | 日々思うこと、考えること
コロ健、会員数100人ほどの小さな学会の事務を仰せつかっている。
私のことを”事務局長”と呼ぶ会員の先生がいるが、事務員は私一人なので、最初から事務局長である。
国際学会にも参加していて、毎年登録費を払っているのだが、この支払いが大変面倒だ。
マネーロンダリング防止のために手続きが大変煩雑なので困る。

国内であれば、先方の銀行口座に簡単に振り込めるのだが、海外となるとそうもいかない。
銀行の窓口に出向いて、複写式の紙にメールで送られてきた口座番号をはじめ、先方の名前と住所等を記入する。自分の銀行口座からの送金、立替払いである。

こういう、研究会の事務をやっていると一番気を使うのは、人様から集めたお金を管理しているというプレッシャーだ。
数年前に、学会の事務を代わりにやるという会社があったが、会費を財テクだかなんだかに流用して、倒産してしまったということがあった。幸い、私たちの研究会は規模も小さく、会員(私)が事務局をやってなんとか回しているが、慣れている人にとっては、楽なことかもしれないが、このような業務は大変だ。

英語(e-mail)でやり取りをして、送金をするのだが、弱小研究会間違いでもして損金を出すような失敗は許されない。
とくに、最近、会計責任者が交代して国が変わってしまったので、送金方法が限定されてしまったりして、全く不安なのだ。

研究会の略称にしたって、一般の人(銀行の窓口の人)からみれば、007に出てくるようなものとたいして変わらない。送付先がWHO(World Health Organization)ならわかる人もいるだろうが、NIH(National Institutes of Health)となったくらいでも、わかる人はいないだろう。ましてや、われわれが加入している研究会など・・・。

とにかく、親切な窓口のお姉さんにいわれた通り、書類を作成して、送金した。

あとは・・・、無事、先方から確認のメールが来るのを待つだけである。
果たして、その顛末やいかに。まるで、試験の結果待ちの心境だ。


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