こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

たった一日での出来事なのに

2012年10月04日 | 日々思うこと、考えること
昨日の記事、踏んだり蹴ったりの一日の終わりに思いついたことを翌日記事にしてみたものの、読み返してみると面白くない、というか、だらだらと一日の出来事を書き連ねたに過ぎなかった。

なぜ、面白くないのかというと、文章の稚拙さはさておき、どうやら、検証すべき事項、すなわちつっこみどころが多すぎるので、記事の内容が散漫となってしまい、いったい私のいいたいことは何なのかがわからなくなっていることが原因の一つではないかと気がついた。

少し前に、人生にはたくさんのことがぎゅっと詰まっているという記事を書いたが、その記事の終わりで
「人生には、たくさんのことがぎゅうぎゅうに詰まっている。
どこを切っても、小説や映画を始めることができる。」と述べたのだが、「どこ」というのは、本当にどこでも良くって、それぞれが大きなテーマになる。

一昨日のツイてなかった話だって、キーワードは、蚊、寝不足、首の寝違え、痛み止め、胃薬、忘れ物、つけ麺、唐辛子、大盛り、完食、腹痛、トウモロコシ、ルーティンワーク、待機、迅速診断、脳外科手術、帰宅ルート、横須賀線、グリーン車、マナー、酔客、意地悪、用心、占い、星座、血液型などなどであり、数え上げればきりがない。それぞれは独立して考えるべきテーマであるし、いつもは、これらの1つか2つの話題を組み合わせてあーだこーだ、悩みを増幅させていくのだが、それをいっぺんに詰め込んでしまったのが悪かったようだ。

そうかといって、毎日の記事に事欠くからと言って、これらのキーワードをバラバラに小出しにしてもおそらくそれほど面白くないだろうと思う。バラバラのようでいて、これらのことは切り離しがたく連続しているからだ。

たった一日の出来事なのに、こんなにたくさんのことがあるなんて、人生というのは実に興味深い。

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