こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

さよなら鎌倉警察署

2013年07月06日 | 鎌倉暮らし

神奈川県警鎌倉警察署は若宮大路二の鳥居前に建っている。
鎌倉駅周辺では一番大きな建物だ。外観は白塗りで、無骨だ。
赤灯がなければ、初めて見た人には何の建物かわからないだろう。
その鎌倉警察がこれまでよりも、ずっと海寄りの若宮大路一の鳥居前に引っ越すので、運転免許の更新にこの正面玄関の階段を上がることももう無くなる。
我が家は山の方なので、海の方にいってしまうとずいぶん離れてしまうことになる。
新しい鎌倉警察署は、やはりコンクリートの打ちっぱなしの外観で、これまで通り無骨だが、デザインは洗練されていて美しい。

建物自体はほぼ完成しているようで、ふくろうの”みまもり君”も一足先に、こちらに引っ越してきている。

東日本大震災以来、鎌倉も津波による被害を心配しなくてはならなくなった。
移転を計画していた時点では大津波による危険など想定していなかったのだと思うが、震災以降そうも言っていられなくなった。

この件に関しては、鎌倉市議会でも津波による危険性についての質疑があり、海側のNTTビルが防波堤になって津波を分散させるので大丈夫、といったような回答がされていた。
ほんとかよ、という感じでとても心細い。NTTビルが取り壊されたらどうするのだろう。
ちなみに、さらに海側にある鎌倉消防署は海の前である。
鎌倉市におけるの大地震時の警察、消防機能、大丈夫か。

引っ越す理由は実際のところいくつもあるらしく、致し方ないところもあろう。
だが、鎌倉駅を出たところに、警察署の大きな建物があったのは安心だった。
とくに、夏の夜はおかしな酔っ払いや暴走族が多く、鎌倉駅前の治安は決していいものではない。
警察署の建物があるというだけで、お巡りさん50人分ぐらいの抑止力があった様に思う。

これからは、お巡りさんがほとんど不在の駅前派出所だけになるのだが、鎌倉駅前でのトラブルが増えそうで怖い。

まだまだいろいろ心配はあるが、信号機につける地名はどうなるのだろう?


これまでの「鎌倉警察前」が「二の鳥居前」になるのだと思うが、鎌倉女学院前の交差点にある信号機にぶら下げる地名はどうするのだろう?

一の鳥居は遠いし、どうみても鎌倉女学院前だし。
まあ、鎌倉消防署前というのもない(「海岸橋」)からいいのかもしれない。
でも、警察署の場所がわかりにくくなり、市民としては余計心配だ。

いずれにしても、これまで以上に、鎌倉市民と鎌倉を訪れる人を見守ってくれる警察署になってほしい。


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