こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

予想外の青空

2013年07月18日 | 通勤・交通・旅行
朝、汗だくになって医局に入ったら、私の姿を見て驚いた秘書さんに
「予想外の青空で、先生、大変だったでしょう」と、同情されてしまった。
昨日、一昨日と気温が上がらず、猛暑も一段落というところだったのだけど、昨夜来の雨で湿度は高く、朝起きた時はまだ、ぱらぱら雨が降っていた。
念のため、傘を持って仕事に出かけた。
ところが、多摩川を越えた辺りで、車窓から日射しが見える。

「あれ?こんなに早く晴れるのか?」

いつもの駅を降りたら、薄曇り。ところどころで青空が顔をのぞかせている。

「やられた」

今日、下着の替えは用意してあったが、雨と思って帽子は持ってこなかった。通勤バッグ軽量化を目指すコロ健(2012年11月04日「カバンの中身」)としては、焼け石に水とはいえ、要らないものは少しでも減らしたい。うっかりして、タオルハンカチも忘れてしまって、普通のハンカチ一枚しか持っていなかった。

熱中症対策にと駅前のコンビニで飲み物を1本購入してから、歩き始めた。
雲が遮る太陽は、輪郭がはっきり見えて、雲がかかっていようが冬の太陽よりも数倍光線は強そう。そして、比較的強い風は雲を追いやってしまう。
神社の石段の下まで来たら、再び青空。直射日光にさらされるようになってしまった。

石段を上がったら、鎮守の森の木陰がくっきり。
ここまで上がると、息も上がっていて、一気に汗が出始める。病院まで15分。
少々恥ずかしかったが、持って出た雨傘をさしたりもした。
そんなことも焼け石に水、結局、医局にたどり着いたら汗だくとなってしまった。
まったく、予想外の青空だった。

延々と終わらない仕事に区切りをつけて切り上げ、後片付けをして病院をでたら、猛烈な湿度と気温。これから向かう方には稲妻が光っている。さらに強風。
風に乗って雨粒が飛んできた。
だが、もう歩き始めている。今更、病院に傘を取りに戻るのも億劫だ。
結局そのまま駅まで急ぎ足で歩いたら、雨には降られずに済んだが、朝同様に汗だくになってしまった。

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