こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

私には私なりの限界がある

2014年10月12日 | 日々思うこと、考えること

昨日一日、ぼーっとしていてほとんど何もできなかった(メール1本出しただけ)。

Facebookを読むと、スーパーマンのように活躍している友人の書き込みがある。そういったものを読むたびに、不肖コロ健も頑張らねばと思うが、なかなかそういかない。先週の講演と一昨日の小さな研究会での発表とでもう、ヘトヘトとなってしまったようだ。

それぞれ頑張った実感はないのに、頭だけが重くて働かない。

専門外の人への講演だろうが、小さな研究会での発表だろうが、私なりにそれぞれ全力で行っている。終わってみて、振り返るとき、良くて70点。一昨日の発表は、65点。減点が多いとそれらが心のダメージとなって積み重なる。

ここのところ日常の診断業務でも、なかなか難しい症例が多くてしんどい。そんなことが続いたりすると余計に落ち込む。だけど、仕事は続く。私の診断を待っている患者さんがいる。私が世に問うていかなくてはいけない疾患はまだまだ多い。

人と比べるとドンドン落ち込むのは、大学入試のときの模試の結果が帰って来たときの気持ちに似ている。ああ、ずいぶんできる人というのがいるものだと自分の偏差値を確認するたびに思っていたが、そんな感じだ。世界に目を向けるようになって、ライバルの多さに気が遠くなる。若いうちに頑張らなかったツケがきているといえばそれまでだが、人生が続く限りは逃げられない。

どこかに落としどころをみつけないといけない。 

無理はできない。私には私なりの限界があると思って、あきらめるしか無い。

 

 これではだめか 

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