台風12号が本州に接近していて今週末には直撃するかもしれないという。
一番東寄りのコースを取って、そのまま北上してくれたら、少し涼しい空気が入ってくるからと期待するのだけど、どうもそう都合よく行きそうにはない様だ。いずれにしても、この台風のおかげで気温だけは多少下がる様だ。気象予報士の誰だかが、「台風の影響で気温は下がりますが、一時的なもので、台風が過ぎ去った後は、また暑くなります」とかなんとか言っていたけど、たとえ一時的で焼け石に水程度であっても、気温が下がるのとそうでないのとでは全く話が違う。
それはそれで、台風は直撃してくるものと覚悟して十分な備えをしておかなくてはいけない。
心配なのはフゾクのリュウゼツランだ。あと一息で全ての花が咲こうというところで、最後の力を振り絞っている。その姿は感動的で涙を誘う。いよいよ茎も痩せ細ろえてきて、台風の強風に倒されしないかと心配で、以前倒れてしまったど根性ひまわりのことが思い出される(ここのところのあれこれ 2015年07月09日)。あの様なことにだけはならないで、最後まで開花をまっとうしてほしい。
そもそも、こんな頭でっかちな状態で咲いていること自体が奇跡的で、茎がよほど強靭なのだろう。すべては自然の中での出来事といえばそれまでかもしれないけど、このおかしな気象状況を招いたのが地球上の生物のうち、私たち人類であって、他の生物には責任がないということが情けなくなる。
手をこまねいているだけでは