こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

不発に終った「私のプレゼンテーション考」

2018年07月05日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

そんなこと(思った通りには行かないもの 2018年07月04日)で、書きかけた「私のプレゼンテーション考」だが、落ち着いて考えてみたら、自分が少しだけ場数を踏んだことがあるというだけで人様にウンチクを傾けるというのもどうかということに思い至った。世の中にはプレゼンテーションに関するノウハウ本は洋の東西を問わず数知れずある。私自身何冊も買って研究してきた。別に私がここであれこれ自分の経験をもとにその感想めいたことを書いたところで、誰かの役にも立つとも思えない。もしかしたら、この前の病理学会での私が行った講演(赤はやめて青ネクタイで 2018年06月22日)を聞いて「あれは良かったから、そのコツを知りたい」と思ってくれる人がいて、その人がこの記事を読んでくれていたら多少は興味を持ってくれるかもしれないが、私のブログの読者に病理医がそんなにいるとは思えない。それにこのブログのことを知っていると言ってくれる知り合いの病理医は皆プレゼンが上手だ。


そんなわけで、このテーマの意義を考えているうちになんだか当初の意気込みが薄れてきてしまった。それにそもそもプレゼンテーション技術についてのそんな記事、いざ書き始めてみたら大変なことだと気がついた。5回に分けて大々的にシリーズ化しようと思っていたので、それなりには構想を練って、タイトルだけは以下のようにした。


1)私は何を伝えたいのか?

2)テーマと内容

3)発表内容に関する制限

4)プレゼンの技術

5)聴衆と幸せな時間を共有する

われながら、これは読んでみたいと思いたくなる項目だてなんだけど、それぞれの内容を全力で書こうとすると、私の頭の中だけで整理して書きおろしているこのブログの形式では到底かなわないということに気がついた。そんなわけで、このテーマはとりあえず、今日の予告、というだけにしてシリーズ化はまたそのうち、例えば私が本職のブロガーにでもなったら書いてみようと思う。


その時は、まず紙と鉛筆で全体の構想を練るところから始めることになるのはいうまでもない。

出直してきます

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