先日、少し時間があったので、両親の家に行った。家そのものが私が独立してから建て直されているので、どうこう言っても仕方ないが、最寄りの私鉄の駅からの風景が行くたびに変わっている。行く時はたいてい車なので、その駅を使うのは仕事帰りの時だけで、年に数度しかない。駅前にあったスーパーも数ヶ月前に小綺麗に改築された。スーパーの裏には50年以上前からの空き地があったのだけど、持ち主が変わったのだろうか、去年あたり老健が建った。
近くの児童公園は、私が高校生ぐらいの頃造られたもので、木は随分立派になった。
空の色は、48年前に両親がここに越してきたときと同じだろうけど、電線の数はおそらくすごく増えたのだと思う。
おふくろの話を小一時間聞いてから、おやじが出てきて、また小一時間。2人ともまずまず元気なことを確かめてから、辞した。
帰りはもう少し離れた別の駅を使った。こちらの方が、帰るのには都合がいい。こちらの駅の周囲の方が、多少は落ち着いているが、商店街には派手な看板を出しているチェーン店が増えて、なんとなく軽い感じになってしまっている。
街灯がオリベスクのような形をしていて、それが何本もあったのには驚いたが、白色の防犯灯よりは目に優しい色だった。
ちょくちょく、顔を出してあげないと